2020年7月25日 (土)

ノット(映像)/東響(2020/07/25)

2020年7月25日(土)14:00
サントリーホール

指揮:ジョナサン・ノット
(ベートーヴェンに映像にて出演)
東京交響楽団
(第682回 定期演奏会)

ストラヴィンスキー:ハ調の交響曲
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

この日は1日2回公演。
14:00開演と19:00開演。
14:00開演の方に足を運びました。

収録映像による指揮の演奏を生で鑑賞するという、倒錯した禁断の喜び(?)、2回目。

実質的にコンマスのニキティン氏の弾き振りのストラヴィンスキー。
2日前のミューザでの演奏に比べると、全員が肩の力を抜いて平然と演奏しているように聴こえ、見える演奏に感じました。
本当は。難しい曲を難しそうと感じさせずに演奏するのがプロですが、本当にそうなっています。

ベートーヴェンは、この日は、なんとなく、収録映像の指揮の動作に、オケが過剰に反応した場面も多々あったような気もしますが、ノット監督のライヴでの旋律の歌い回しや畳み掛けの再現みたいで非常に面白く聴きました。

この日は終演後のノット監督の生中継は無し。
ミューザの時との監督の表情の違いを見てみたかったのですがちょっと残念。
この日の方が満面の笑みだったのでは?と思ったりもしました。

この日は、一度、ミューザで聴いているので、足を運ぶかどうか、迷いました。
新型コロナウィルス感染拡大のニュースの中、外出自粛すべきか、かなり迷いました。
でも、足を運んで良かったです。
ずっと在宅勤務、外出自粛が続いている私にとって、精神衛生上、ホール空間で生演奏を聴くというのは必要でした。

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2020年7月24日 (金)

ネット配信

ずっと気がついていませんでしたが、2020年2月14日に聴きに行ったソウル・フィルの演奏会がYouTubeで配信されました。

2020年2月14日(金)20:00
ロッテ・コンサートホール

指揮:オスモ・ヴァンスカ
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団

マーラー:交響曲第2番「復活」

https://youtu.be/sjiGfdRUjP0



また、2012年11月22日に聴きに行った九州交響楽団の演奏会も、YouTubeで配信されました。その時の感想はちょっと辛口のことを書いていました。

2012年11月22日(木)19:00
アクロス福岡シンフォニーホール

指揮:秋山和慶
九州交響楽団
(第321回定期演奏会より)

ブラームス:交響曲第1番

https://youtu.be/4yjYvEHVZ1o

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2020年7月23日 (木)

ノット(映像)/東響(2020/07/23)

2020年7月23日(木祝)15:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2020
東京交響楽団オープニングコンサート

指揮:ジョナサン・ノット
※ベートーヴェンのみ、収録映像にて出演
※前半2曲は指揮者なしで演奏
東京交響楽団

三澤慶:「音楽のまちのファンファーレ」~フェスタ サマーミューザ KAWASAKIによせて
ストラヴィンスキー:ハ調の交響曲
ベートーヴェン:交響曲 第3番 「英雄」

「収録映像の指揮による演奏を生で鑑賞できた」という倒錯的なことは横に置いて、演奏自体は十分に楽しめました。

この演奏会に先立って2020年7月18日にオペラシティで開催された演奏会も、ドヴォルザークの交響曲第8番が収録映像のノット監督の指揮によって演奏され、私はそれを映像配信で鑑賞しました。
そのときも思っていたのですが、やっぱり、生で聴くと確信に変わりました。
収録映像なしのコンマス弾き振りで演奏されたら、ここまでの起伏とアクセントに満ちた演奏になったは思えません。
邪道かもしれませんが、あえて邪道に挑戦した意味は十分にあったと思います。

もちろん、あの満場大興奮の2017年12月定期の再現にはなりません。
しかし、その昔、ピアノロールや蓄音機での再生のために音楽を記録しようとした先人の効率に比べれば、カラー映像で御本人の指揮が記録され、生身のオーケストラが音にするという大がかりな仕組みは、80%、90%、100%ではないにせよ、そこそこ、再現にはなっていたのかもしれません。

前回のオペラシティと同様で、織り込み済みとは言え、終演後にノット監督の生中継映像が映されると、目がウルウルしてしまいました。
もしかして、収録映像の指揮ではなく、ノット監督が自宅で聴いている映像を映して、それを前にも演奏しても、そこそこの演奏になったりして??

多少気になったのは、弦の人数の少なさによる、管楽器との音量バランスですが、これはまあ、今の状況を考えると仕方ないでしょうか。

前半は指揮者無しでしたが、ストラヴィンスキーのハ調の交響曲は、コンサートマスター弾き振りと言って良いくらい。
弓を振る場面多数の緊密な演奏でした。
三澤慶:音楽のまちのファンファーレも、歓喜の広場ではなくホール内で演奏され、響き渡ると、また違った感慨です。

この数ヶ月間、ずっと在宅勤務と外出自粛の生活をしていると、いざという時にも、出かけるのが非常に億劫に感じるようになってきています。
この日も雨天にくじけそうになりながら、気合いを入れて家を出ました。
それに加えて、感染拡大のニュースも気になり、外出して良いものか迷います。
しかし、川崎定期以来、約1ヶ月ぶりの生演奏は、やはり得がたい体験でした。


2020年7月24日追記:
そういえば、この演奏会、終演後にオケ全員が退場した後、拍手に応えて全員再登場して答礼されました。
そして全員退場しても、まだ拍手は続いていて、もう一回カーテンコールがあるかも、という状態で、“客席エリアを区切った分散退場を誘導する場内アナウンス”が流れてしまいました。
拍手を切り上げざるを得ず、少々残念でした。

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2020年6月28日 (日)

飯守泰次郎/東響(2020/06/28)

2020年6月28日(日)14:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:飯守泰次郎
東京交響楽団
(川崎定期演奏会第76回)
ピアノ:田部京子

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」

定期演奏会の座席再指定の案内が届き、いろいろ考えたのですが、結局、平日夜公演からこの日の休日昼公演に変更できないか問い合わせてみました。
その結果、通常時の振替と同様に、席は楽団一任、チケット会場渡しで振替OKとなりました。
席は選べませんが、ホッとしました。
世の中は、続々と解除の方向ですので、いろいろな立場、いろいろな意見の方がいらして当然ですが、私の場合は、まだ在宅勤務(出社制限)も出張制限も続いており、諸々、控えめにせざるを得ないと考えたからです。
何をしても、何も起きなければ無問題で、何も起きない方の確率が極めて大きいことはわかっていますが、何か起きた時に何を言われるかという観点で…。

家を出るときには、ちょっと緊張しました。

2月15日のヴァンスカ/ソウル・フィル以来の生演奏。
最初の音を聴いたら、涙が出てしまうかも…と思っていました。
しかし、いざ始まったら、見慣れたミューザの空間、見慣れたステージ上に、見慣れた東響と、「いつもの」光景。
すっかりリラックスして、緊張が解けていくのを感じました。

(しかも、オケの音がいったんやんで、コンマスの登場を待っている瞬間に、例の最前列常連のお方が客席に入ってくる、というところまで「いつもの」光景…。)

前半のベートーヴェン2曲は、序曲と協奏曲で、オケの音がずいぶん違う印象を受けたのですが、序曲の方はヴィブラート控えめだったのでしょうか???
まったりと聴いていたので、定かではありませんが…。
あまり響かないな~、編成が小さいから? 奏者間の距離をとった配置だから? と思って聴いていましたが、協奏曲では、しっとりと溶け合った音に変貌していた印象です。

後半のメンデルスゾーンでは、またオケの音が大変貌。
当初予定のスダーンさんが振ったら、全く違う音響になっていたでしょうね。
飯守さんらしい豪快な音。
荒さなど最後はどこかに飛んでしまう快演、でも怪演。
何度も「さまよえるオランダ人」を聴いている錯覚に陥り、最後の最後は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を聴いている体感になったのは私の先入観のせい?
こんなの、普通のメンデルスゾーンじゃないよ、と思いながら内心、にんまり。
おかげさまでめちゃくちゃ面白かったです。

東響定期、川崎定期が、短縮演目ではなく、元々の2時間の演目で開催されたことに感謝したいです。
座席配置や入場方法など、これまでと異なることも多々あり、ステージ上での演奏も色々御苦労があるものと拝察され、音にも多少表れていたような気もしますが、これだけの期間のブランクがあったのに、演奏会を再開復してすぐこういう音を鳴らせるのはさすが東響。

最後はマエストロのソロカーテンコール。

その後、会場アナウンスに従い、混雑を避けるため、1階席と3階席の聴衆から退場、続いて、2階席の聴衆が退場でした。

ちなみに、ちょうど1年前の6月28日は、香港へ行って、ヴァンスカ/香港フィルを聴いていました。
世の中、変わってしまいましたが、東響の聴衆を入れた演奏会の再開、喜ばしいことです。

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2020年6月13日 (土)

近況(ソウル・フィル・オンライン・コンサート)(2020/06/13)

ヴァンスカさんとソウル・フィルは、5月29日に続き、6月5日にもオンライン・コンサートを配信しました。どちらも配信後もYou Tubeで観ることが出来るようです。

2020年529日(金)20:00
ソウル・アーツ・センター・コンサートホール

指揮:オスモ・ヴァンスカ
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
(オンライン・コンサート)

ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲
ヴォーン=ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
モーツァルト:交響曲第39番

https://youtu.be/gZ90FEgq-9Q


2020年6月5日(金)20:00
ロッテ・コンサートホール

指揮・クラリネット:オスモ・ヴァンスカ
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
(オンライン・コンサート)

ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」

https://youtu.be/KfvYLDE5pl8


6月5日のグラン・パルティータでは、ヴァンスカさんがクラリネット奏者として演奏に加わりました。
“吹き振り”とまで言えるのかどうかは素人の私にはわかりませんが、出の合図などはしていましたし、リハーサルのことはさておき、本番でも、演奏に加わって“そこに居る”だけで、周りの奏者への演奏は大きかったのではないかと想像しました。

ソウル・アーツ・センターも、ロッテ・コンサートホールも、近年訪れたことがある場所であり、「行こうと思えばまたすぐ行ける」と思っていた場所ですが、海外旅行の目処が立たない今、映像の向こうの遠い場所になってしまいました。
逆に、映像で観ることの出来る、懐かしい場所でもありますが…。

ここにきて、国内オケでは、客席の人数を減らしての演奏会開催が告知されていますが、現時点で、私が足を運ぶのがいつになるか、未定です。

世間一般がどうなのかは、いまだに家に閉じこもっていることが多い私には、肌で感じることが出来ませんが、2020年6月12日付けの日本経済新聞の記事によると、緊急事態宣言解除後も「外出に抵抗がある」とした人は7割に上ると言う調査結果(BIGLOBEによる )が報じられています。
調査されたのは5月下旬のようなので、現在は多少違うのかもしれませんが、私は「抵抗がある」の方に、まだ傾いて揺れています。

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