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2007年2月25日 (日)

クラウス・ペーター・フロール/大阪フィル(2007/2/25)

2007年2月25日(日)14:00
サントリーホール

クラウス・ペーター・フロール 指揮
大阪フィル


モーツァルト/交響曲第40番
チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」


当初予定されていた、大植英次さんのマーラー9番を楽しみにしていましたが、怪我の療養のため指揮者&曲目変更とのこと。

残念ながらと言うべきか、やはりと言うべきか、空席が目立ちました。
もともと売り切れにはなっていなくて、S席、A席あたりは券が残っていましたが、Pブロックにも空席が目立ちましたので、払い戻しをした人が多かったのでしょう。
確かに大植さんのマーラーの代わりとしては少し無理のある選曲ですので、払い戻した人の気持ちは十分に理解できます。
私も最初に知ったときは「マーラーを聴きたい人に、モーツァルトとチャイコフスキーをどうぞ…というのはいかがなものか」と思いました
私が払い戻しをしなかったのは、クラウス・ペーター・フロールを聴いたことがなかったので興味があったことと、大フィルを聴くのが本当に久しぶりだったこと、最近「悲愴」を聴いていないことがあります。
あと、マーラーの9番は、3月のアルブレヒト/読響で9番を聴く予定なので、「ま、いいか」「曲目が重複しなくて結果オーライ」とも…。

前回大フィルを聴いたのは、なんと1993年。いずみホールでの朝比奈さんのベートーヴェンでした。
1989年、サントリーホールでの新日本フィルとのベートーヴェン・チクルスで、朝比奈さんのベートーヴェンに大感激して、大阪まで日帰りで聴きに行ったのでした。
しかし、座った席(2階バルコニー席)が悪かったせいかどうかわかりませんが、オケのアンサンブルが、「あれ?こんなもん?」という印象。
それ以来、特に敬遠したわけではありませんが、朝比奈さんは在京オケもよく指揮していましたので、大阪まで行くこともなく、大フィルの東京定期も聴かずじまいで来てしまいました。

今回聴いた感じでは(10年以上前の、たった1回の経験の記憶との比較なので、割り引いて考える必要があるとは思いますが)、オケのアンサンブルが飛躍的に良くなった印象です。関東在住の“一見さん”には、大植さんになって変わったのか、コンマスに長原さんが就任して変わったのか、わかりませんが、嬉しい限りです。演目によっては、大阪まで聴きに行く価値がありそう。

指揮のクラウス・ペーター・フロールは、ずいぶん早いテンポで、でも時々妙なアクセントをつけて、しかも、あまりバトンテクニックはなさそう。(^^ゞ
それにもかかわらず、アンサンブルが乱れず、弾ききった大フィルは見事でした。
散布両論、好き嫌いの分かれる演奏かもしれませんが、私は、けっこう楽しんで帰ってきました。
悲愴交響曲の3楽章が終わったところで拍手をした人がいて、指揮者は間を開けずに4楽章を開始したので、それだけがちょっと残念でしたが、会場の雰囲気も、払い戻しをせずに残った人たちは、暖かい、かつ熱っぽい拍手を贈っていました。(私もその一人)
終演後のロビーも、フロールのテンポと、オケのアンサンブルについて、にこにこ(にやにや?)しながら語っている人が多く、みな楽しんで家路についたようです。
私個人としては、払い戻しをせず、良かったと思いました。

でも、それだからなおのこと「大植さんのマーラーだったら、さらに…」と言いたくなりますが、それは忘れることにしました。

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