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2007年2月の6件の記事

2007年2月28日 (水)

飯守泰次郎/東京フィル(2007/2/28)

2007年2月28日(水)18:30
ぱ・る・るプラザCHIBA ぱ・る・るホール

飯守泰次郎 指揮 東京フィル
ピアノ:菊池洋子

モーツァルト:交響曲第31番「パリ」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」序曲


2007/2/18の都響に引き続き、飯守泰次郎さんの演奏会。
都響はオール・ベートーヴェン・プロでしたが、今回の東フィルはオール・モーツァルト・プロです。
オケの並びは18日は通常の配置でしたが、今日は対向配置でした。
演奏の印象は18日に書いたのと全く同じ印象で、リズムの歯切れが良いところがピリオドアプローチっぽいですが、重量感を感じる演奏でした。
「こういうベートーヴェン、大好き!!」と書きましたが、こういうモーツァルトも大好きです!!(^_^)
アンコールはモーツァルトの序曲(コジ・ファン・トゥッテ)で、「プラハ」の後にしっくりくる選曲で、きょうも満足して帰ってきました。

ところで、ぱ・る・るホールへ行くのは、今回が初めてでした。
開館した当初、地元で「舞台が半分しか見えない席のある欠陥ホール」などという批判も出ていましたが、今回座ったのは、まさにその2階バルコニー席。
舞台の見え方はオペラシティの3階バルコニー席と同じような感じでした。
クラシックのホールでは「舞台が半分しか見えない席」は、多数派ではないものの、それほど珍しくありませんが、一般の人には解せないかもしれません。

719席とのことなので、紀尾井ホール(800席)くらいの大きさですね。
音響は、予想に反して残響があまり(ほとんど?)ありません。でも、直接音はきれいな音で来ていました。「サントリーホールより東京文化会館の音の方が好き」という人には良いかもしれません。

なお、このホールは、郵便貯金関連の施設の一部なのですが、2007年4月以降は千葉市が買い取って運営するそうです。
2007年度の東フィルの千葉定期は、9月、11月、1月、3月の4回開催とのこと。

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2007年2月25日 (日)

クラウス・ペーター・フロール/大阪フィル(2007/2/25)

2007年2月25日(日)14:00
サントリーホール

クラウス・ペーター・フロール 指揮
大阪フィル


モーツァルト/交響曲第40番
チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」


当初予定されていた、大植英次さんのマーラー9番を楽しみにしていましたが、怪我の療養のため指揮者&曲目変更とのこと。

残念ながらと言うべきか、やはりと言うべきか、空席が目立ちました。
もともと売り切れにはなっていなくて、S席、A席あたりは券が残っていましたが、Pブロックにも空席が目立ちましたので、払い戻しをした人が多かったのでしょう。
確かに大植さんのマーラーの代わりとしては少し無理のある選曲ですので、払い戻した人の気持ちは十分に理解できます。
私も最初に知ったときは「マーラーを聴きたい人に、モーツァルトとチャイコフスキーをどうぞ…というのはいかがなものか」と思いました
私が払い戻しをしなかったのは、クラウス・ペーター・フロールを聴いたことがなかったので興味があったことと、大フィルを聴くのが本当に久しぶりだったこと、最近「悲愴」を聴いていないことがあります。
あと、マーラーの9番は、3月のアルブレヒト/読響で9番を聴く予定なので、「ま、いいか」「曲目が重複しなくて結果オーライ」とも…。

前回大フィルを聴いたのは、なんと1993年。いずみホールでの朝比奈さんのベートーヴェンでした。
1989年、サントリーホールでの新日本フィルとのベートーヴェン・チクルスで、朝比奈さんのベートーヴェンに大感激して、大阪まで日帰りで聴きに行ったのでした。
しかし、座った席(2階バルコニー席)が悪かったせいかどうかわかりませんが、オケのアンサンブルが、「あれ?こんなもん?」という印象。
それ以来、特に敬遠したわけではありませんが、朝比奈さんは在京オケもよく指揮していましたので、大阪まで行くこともなく、大フィルの東京定期も聴かずじまいで来てしまいました。

今回聴いた感じでは(10年以上前の、たった1回の経験の記憶との比較なので、割り引いて考える必要があるとは思いますが)、オケのアンサンブルが飛躍的に良くなった印象です。関東在住の“一見さん”には、大植さんになって変わったのか、コンマスに長原さんが就任して変わったのか、わかりませんが、嬉しい限りです。演目によっては、大阪まで聴きに行く価値がありそう。

指揮のクラウス・ペーター・フロールは、ずいぶん早いテンポで、でも時々妙なアクセントをつけて、しかも、あまりバトンテクニックはなさそう。(^^ゞ
それにもかかわらず、アンサンブルが乱れず、弾ききった大フィルは見事でした。
散布両論、好き嫌いの分かれる演奏かもしれませんが、私は、けっこう楽しんで帰ってきました。
悲愴交響曲の3楽章が終わったところで拍手をした人がいて、指揮者は間を開けずに4楽章を開始したので、それだけがちょっと残念でしたが、会場の雰囲気も、払い戻しをせずに残った人たちは、暖かい、かつ熱っぽい拍手を贈っていました。(私もその一人)
終演後のロビーも、フロールのテンポと、オケのアンサンブルについて、にこにこ(にやにや?)しながら語っている人が多く、みな楽しんで家路についたようです。
私個人としては、払い戻しをせず、良かったと思いました。

でも、それだからなおのこと「大植さんのマーラーだったら、さらに…」と言いたくなりますが、それは忘れることにしました。

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2007年2月24日 (土)

ノセダ/東京交響楽団(2007/2/24)

2007年2月24日(土)18:00
サントリーホール

ジャナンドレア・ノセダ 指揮 東京交響楽団
ヴァイオリン:諏訪内 晶子

シューベルト:「ロザムンデ」序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:交響曲第1番


日曜日(2007/2/18)の都響に続いて「全席完売」のコンサートは、今期最後の東響の定期演奏会です。
春はサントリーホールが改修工事で閉館となるため、ミューザ川崎での開催となります。
次のサントリーでの定期は9月下旬ですので、しばらくのお別れです。

ノセダの東響との初共演は、2001年のマーラーの8番でした。
このときの印象、めちゃくちゃ強烈でした。
「マリンスキーでゲルギエフの次位の指揮者」というキャッチコピー(?)に納得した覚えがあります。

2003年にもショスタコーヴィチの5番を振っているとのことですが、「記憶にないなぁ」と思って家に帰って2003年の手帳を見てみたら、体調を崩してパスしていました。
もったいない!

...というわけで、まるで去年のことのように良く覚えている指揮者ですが、6年ぶりのノセダ指揮の演奏会です。

相変わらず、良く動くこと!本当にエネルギッシュ!
でも、ブラームスの第2、第3楽章などでは、あまり動かず、オケを見守るような指揮をしていました。
(6年前のマーラーのときは、ずっと動きっぱなしだったような…。記憶ですから当てになりませんが。)
「響きの洗練さよりも勢い」という感じの音でした。
「こういうブラームスだったら、2番の方がなお良かったかも」と不遜なことを考えながら帰ってきました。
諏訪内さんのシベリウスは、3楽章が迫力満点でした。

きのうは川崎定期(同じく「全席完売」)で同じプログラムが演奏されたようです。
「明日は新潟かな?」と思って、東響のHPを見てみると、今月は新潟定期はなくて、明日は14:00から新国立劇場で「さまよえるオランダ人」のピットに入るようです。
すごい!
さすがはプロオケですね。

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2007年2月18日 (日)

飯守泰次郎/東京都交響楽団(2007/2/18)

2007年2月18日(日)14:00
東京芸術劇場
飯守泰次郎 指揮 東京都交響楽団
ピアノ:青柳晋

ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ベートーヴェン:交響曲第7番


全席完売とのことで、「あまり良い席が取れなかったなぁ…」と思っていましたが、買えただけ良かったみたいです。
しかも、朝日新聞夕刊には「のだめカンタービレ」のドラマの影響と報じられていました。
http://book.asahi.com/clip/TKY200612070191.html
都響に電話したときに
「失礼ですが、どのようにしてお知りになりました?」
などと質問されたので「変だな~」と思っていたのですが、
「そういうことだったのか」と納得。
ちなみに、そのときの私の返答は
「以前定期会員だったので、いつもダイレクトメールを送っていただいています」
でした。
新しいファン層の拡大をねらっていたかもしれないオケの事務局のおねえさんをがっかりさせちゃったかも。(^_^;)

のだめファンがいっぱいの会場って、会場の雰囲気はどうなのかな…と、半分楽しみ、半分不安に思って行きましたが、ごく普通の在京オケのマチネ公演の雰囲気で安心しました。

飯守さんのベートーヴェンは、ピリオドアプローチになるのでしょうか。
(オケの並びは対向配置ではなく、通常の配置でしたが。)
ピリオドアプローチだと“軽く”感じる演奏が多いような気がします。
以前、年配の人が「最近は“ちんどん屋”みたいなベートーヴェンばっかりで…」と嘆いていましたが、「年配の人は抵抗感があるのだろうな」と思いつつ、「結構、言い得て妙かも。」とも思っていました。
でも、飯守さんのベートーヴェンは“ちんどん屋”ではありません。
リズムの歯切れが良いところがピリオドアプローチっぽいですが、重量感を感じる演奏でした。
こういうベートーヴェン、大好き!!(^_^)
ぜひ90歳くらいまで長生きして、巨匠と言われるようになってほしいです。

飯守さんのベートーヴェンでは、東京シティ・フィルとのベーレンライター版による全集のCDを持っているのですが、うちの装置ではあまり良い音で鳴らないので、今日の演奏会を楽しみにしていました。
結論。
飯守さんはCDなどではなく、生演奏を聴こう!(^_^)
幸い、飯守さんは頻繁に演奏会を開いてくれています。

なお、青柳晋さんの「皇帝」も良かったですが、ついついピアノの音よりも、重量感のあるオケの音に耳が言ってしましました。
CDで言うならば、ベーム&ウィーン・フィルの音を聞きたくて、ポリーニのベートーヴェン/ピアノ協奏曲のCDをよく聴きますが、似たような気分で聴いていました。
(青柳さんごめんなさい!)(^^ゞ

なお、東京芸術劇場に行くのは本当に久しぶりでした。
以前は日フィルのサンデーコンサートとかに、よく通ったのですが…。

座った席は、3階RBI列。
ここのホールの3階席は、舞台からものすごく遠く感じたのが頭にこびりついていて、ずっと「芸術劇場ならRBA列狙い」を続けてきました。
でも、この席は意外に舞台から近く感じて、なかなか良かったです。
(2階席正面より前に出ているから当たり前ですが。)
「壁に近い席は(反射音の関係か)音が良い」という法則も当てはまりました。
これでC席ですから、コストパフォーマンスは良い方ですね。
また座ってもいいかなと思いました。
(もうひとつ良かった点は、トイレに近かったこと。(^^ゞ
扉を出るとすぐそこはトイレでした。)

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2007年2月10日 (土)

秋山和慶/東京交響楽団(2007/2/10)

2007年2月10日(土)
東京オペラシティコンサートホール

秋山和慶 指揮 東京交響楽団
チェンバロ=曽根麻矢子*

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
フォーレ:パヴァーヌ 作品50
デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」
プーランク:田園のコンセール
       ~クラヴサンとオーケストラのための*
ビゼー:「アルルの女」第2組曲


この日は、フルート甲藤さちさんのソロがいっぱい。
甲藤さんのファンの私は大喜びでした。
前半は「牧神の午後への前奏曲」、フォーレの「パヴァーヌ」。
後半の極めつけは「アルルの女」のメヌエット。
しかもアンコールにドビュッシー/小組曲の「小舟にて」。
終演後のロビーでも「フルートが…」「フルートの…」という声があちこちで聞こえました。
(東響は、甲藤さんをもっと協奏曲のソリストに起用するなどして、売り出したら良いのに。)

「魔法使いの弟子」は、もしかしたら私は、生で聴くのが初めてかもしれません。
「ファランドール」もそうですが、秋山さんのシンフォニックな響きで、CDでは味わえない音響を楽しみました。

ところで、ゲストコンサートマスター:長原幸太さんとプログラムに記載がありましたが、長原さんって、大フィルのコンマスの長原さんですよね。
オケをぐいぐいと引っ張っていくような演奏で、大変好感が持てました。
また来て下さい!(^_^)

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2007年2月 3日 (土)

ブリュッヘン/新日本フィル(2007/2/3)

2007年2月3日(土)15:00
すみだトリフォニーホール

フランス・ブリュッヘン 指揮 新日本フィル

ハイドン:交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
ベートーヴェン:交響曲第1番
モーツァルト:「ドンジョヴァンニ」序曲(アンコール)


一週間ぶりにブリュッヘンの音楽に再会。
前回(2007/1/26)は、平日の夜だったせいか空席が目立ちましたが、今回は「当日券の発売なし」で満員の盛況でした。

前回の席は3階の舞台真横。今回は1階の中央。
一般的には1階中央の方が良い席とされていますが、視覚的には前回の3階の舞台真横の方が、ブリュッヘンの指揮する姿がよく見えて面白かったです。

しかも、今日は完全にど真ん中だったので、前の人の頭が邪魔で、(頻繁に頭を動かしたり、身を乗り出したりするので)指揮台があまり見えませんでした。
気が散らないように目を閉じて聴いていたら、少し眠くなってしまいました。(^^ゞ
退屈な演奏だからではなく、美しい演奏だったからですけど。

大好きなハイドンの、その中でも特に大好きな「ロンドン」をブリュッヘンの指揮で、生で聴けるとはなんという幸せ!
ベートーヴェンの1番は、最初にブリュッヘンを「すごい!」と思ったCDです。
(18世紀オケのデビューアルバムでしたっけ?)
どちらの曲も、18世紀オケのCDを何度も何度も聴いている大好きな曲&演奏ですが、生演奏を体験できるとは嬉しい限り。

アンコールは「ドンジョヴァンニ」序曲。
ベートーヴェンの1番の後に演奏する曲としては、良い選曲だったと思いました。
今日も大いに満足して帰ってきました。

2007/2/7のサントリーホールのチケット(完売)は持っていませんので、今回はこれが聞き納め。
また新日本フィルを振りに来てくれることを期待したいと思います。

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