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2007年5月11日 (金)

シュナイト/神奈川フィル(2007/5/11)

2007年5月11日(金)19:00
横浜みなとみらいホール

ハンス=マルティン・シュナイト指揮
神奈川フィル

ヴァイオリン:米元響子

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:交響曲第2番


ウィーンの“後味”が残っている中、どうしようか迷いましたが、「シュナイト音楽監督就任記念公演」と銘打った、神奈川フィルの定期演奏会を聴いてきました。

神奈川出身の私にとって神奈川フィルは、いわばふるさとのオーケストラなのですが、なかなか聴く機会はありませんでした。
高校生の頃、自治体の主催する演奏会にはがきを出して、無料で聴いたことも覚えていますが、定期演奏会は10年以上前に、県立音楽堂での広上淳一さん指揮の演奏会を聴いて以来です。

平日の19:00開演なので、会社を定時に出ても絶対に間に合いません。
シュナイトさんの指揮を聴いてみたかったのと、曲目が好きな組み合わせ(作品番号も、協奏曲が77、交響曲が73と近いですね!)だったので、今回は休暇を取って聴きに行きました。

まず、米元響子さんのバイオリン協奏曲、すばらしかった!
20歳代前半の若い人の弾くブラームスとは、とても思えませんでした。
プログラムには「先生にはまだ早いと言われながらもどうしても弾きたくて手をつけた」と書いてあります。
また「今はコンチェルト、ソナタのレパートリーを増やすこと、(中略)に時間を費やしたいと思います」とも書いてあります。
経歴を見ると、ステージはずいぶんこなしているものの、現在もマーストリヒト音楽院でベルキンに師事しているようです。
そんな、半分学生、半分プロの人の演奏とは思えません。
想像でしかありませんが、きっと、シュナイトさんからの多くの触発を受けていたのではないでしょうか。
聴衆も、5回くらい、ステージに呼び戻しました。

休憩をはさんで、後半の交響曲はシュナイトさんの至芸がさえました。
椅子に座っての指揮ですが、ときどき腰を浮かせたり、1回だけ立ち上がったり。
でも、特別のことをしているわけでもなく、淡々と進んでいるようでいて、何とも言えないドイツの香りがただよいます。
先代の柳家小さん師匠の落語みたい!小さん師匠はドイツの香りではありませんが…
(^_^;)
終結部もかなり盛り上がりましたが、決して下品にならない。
正直言って、神奈川フィルの管楽器のセクションで、アンサンブルやハーモニーが微妙になったときが1~2回あったような気もします。
しかし、そんなことはどうでもよくなるような懐の深さでした。

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