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2007年5月15日 (火)

矢崎彦太郎/東京シティ・フィル(2007/5/15)

2007年5月15日(火)19:00
東京オペラシティ・コンサートホール

矢崎彦太郎 指揮 東京シティ・フィル
ソプラノ:半田美和子
合唱:東京シティ・フィル・コーア

イベール:祝典序曲
オネゲル:交響曲第2番
プーランク:グローリア


まだウィーンの残り香から抜けきらない中、東京シティ・フィルの定期演奏会へ行ってきました。期待半分、心配半分でしたが、すばらしい演奏でした。

私は、オネゲル/交響曲第2番が好きなので、この演奏会は楽しみにしていました。
あと、矢崎彦太郎さんの指揮は聴いたことがなかったので、定評のあるフランスものを聴いてみたかったこともあります。

実は、2007/4/29のスクロヴァチェフスキ/読響の演奏会でもオネゲル/交響曲第2番が予定されていました。
チケットを持っていたのですが、ウィーンへ行くことにしたので行けなくなり、Yahoo!オークションで他の方に譲りました。
まあ、同じ時間(ウィーン時間の11:00)には、ムジークフェライン(ウィーン楽友協会)で、ルイジ指揮のウィーン交響楽団を聴いていたので、不満はありません。

でも、久しぶりにオネゲルの交響曲第2番を生で聴きたかったので、この日のシティ・フィルの演奏会は楽しみでした。

お客さんの入りは5~6割くらい。空席が目立ちます。曲目があまりポピュラーではないので仕方ないのかもしれませんが、昨年の11月の、あのずばらしかった鈴木雅明さん指揮の定期演奏会も、同じくらいの入りでした。
でも、逆に、こういう曲目をわざわざ聴きに来るお客さんというのは、それなりに動機を持ってチケットを買っているはずで、みんな熱心に聴いている様子です。

最初のイベールの祝典序曲が始まって、その輝かしい音にびっくりしました。
「え?シティ・フィルって、こんな音出すの?」という感じ。
フランスものと言うと、上品なジャン・フルネの音や、透明感のあるようなシャルル・デュトワの音を思い出しますが、矢崎さんの音は、またちょっと違います。太陽の光を浴びているような明るい音です。

お目当てのオネゲルは弦楽合奏(+最後だけトランペット)ですが、この輝かしい音は弦だけになっても変わりません。この曲は、低弦が迫力のある音を出すのですが、それでも音は輝かしい。期待をはるかに上回る演奏で、「何で、もっと早く、矢崎さん指揮の演奏会を聴きに来なかったんだろう…」と思いました。
(実は、1月のティアラこうとう定期のチケットを持っていたのですが、風邪をこじらせて寝込み、行けなかったのですが…。)

休憩後のプーランクは、東京シティ・フィル・コーアの合唱が入りました。
合唱団は全員暗譜。練習が行き届いているようでした。
これもすばらしい演奏。
終演後の拍手は、オケが退場するまで、帰るお客さんが少ない。
熱心なお客さんが多かったようです。

オケの編成は第1バイオリンが14人の編成でしたが、プログラムを見るとシティ・フィルの正団員は第1バイオリンが8人。(コンサートマスター1人は別にして。)
と言うことは、第1バイオリンのうち5人(36%)がエキストラということになります。
エキストラは、比較的固定されているのでしょうか?
アンサンブルは、“臨時編成”のレベルではありませんでした。

来月は、高関健さんの指揮で、さらに大編成のはずのブルックナーの8番です。
残念ながら出張の予定が入っていて聴きに行けませんが、どんな演奏になるのか興味があります。

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