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2007年5月 2日 (水)

第5日(ウィーン第4日)(1)♪イエス・トリオ・ウィーン

2007年5月2日(水)12:30
コンツェルトハウス(モーツァルトザール)
イエス・トリオ・ウィーン(Jess Trio Wien)

Johannes Jess-Kropfitsch(Klavier)
Elisabeth Jess-Kropfitsch(Violine)
Stefan Jess-Kropfitsch(Cello)
シューベルト/ピアノソナタ第20番(D.959)
シューマン/ピアノ三重奏曲第1番


この日は、ウィーン4日目。
疲労がたまってきていたので11:00頃までホテルでゆっくりしていました。
昼の12:30からコンツェルトハウスの小ホールのひとつ(モーツァルトザール)で室内楽、夜はシュターツオーパー(ウィーン国立歌劇場)で小澤征爾さん振るオペラ「さまよえるオランダ人」の予定です。

コンツェルトハウスに行く前に「ウィーン西駅」でコインロッカーの下見をしました。
結局使いませんでしたが、料金は小=2.00ユーロ、中=2.5ユーロ、大=3.5ユーロ(たぶん24時間の料金)。日本語でも操作方法が表示されます。
あと、これも結局使いませんでしたが、空港行きのリムジンバスの時刻も調べました。日中は毎時00分と30分発です。

Img_0665_1Img_0608Img_0601




エスカレーターを上がってホームに行き、ザルツブルク行きの列車などを眺めてからコンツェルトハウスに向かいました。
この演奏会は、平日昼間の演奏会です。65分という短いコンサートでした。
席は1階席の右端です。20ユーロでした。
(Parterre Rechts row and seat: 6 | 11)
Img_0622Img_0619_1




この演奏会、最初にチケットを購入した動機は「演奏会があるのなら、観光するよりも生演奏を聴いた方が良い」という程度の不純なものでしたが、このトリオ、私が名前を知らなかっただけで、実はなかなかの実力者のようです。

入り口の係員からプログラムを買うと、それはシーズンプログラムになっていました。2006年10月から1~2ヶ月に1回、いずれも平日の日中に定期演奏会を開いているようです。
今回が今シーズンの最終回。毎回45分~65分の短い演奏会で、今回の65分は一番長いようです。ちょっと得した気分。

例によって聴衆の年齢層は高め(50~70歳中心)ですが、平日の日中の演奏会とあって、やや若い世代の主婦(?)のような人も見られます。大半が老夫婦か主婦で、日本人は私の視界には入りませんでした。
(一瞬、東洋人が来てはいけないところに入ってしまったような気分。)
開演前の客席はおしゃべりで結構騒がしく、1曲目のピアニストが登場したときも、拍手が始まって5秒くらいは、ざわざわとしたおしゃべりの声がホール中に響いていました。
(コンツェルトハウスでは、演奏者が登場する前の、注意を促す(?)電子音は鳴りませんでした。日本で聴く通常のコンサートと同じ始まり方です。)
演奏中も、ときどき荷物をガサガサといじる音がしたりします。
「ウィーンでもこんなものか」とコンプレックスが少し小さくなりました。

1曲目はピアノ独奏。演奏者はグレーのスーツに普通のネクタイという(演奏会にしては)比較的ラフな服装で登場。
熱のこもった、しかし格調のある、きれいな演奏でした。

シューベルトのピアノ・ソナタは、せっかくウィーンで聴くのだからと、日本でCDを買って予習をした結果、大好きな曲になりました。
特に第4楽章は本当に良いメロディーです。
あのシューベルトの曲が駄作のはずがありません。
まだまだ宝の山の中に、私の知らない名曲がたくさん埋もれているということです。
帰国後、ウィルヘルム・ケンプのソナタ全集を買いました。

休憩無しで後半のシューマンの三重奏曲へ。

バイオリンとチェロの音が「これぞウィーン」という音。
音楽の方向性は違いますが、アルバン・ベルク四重奏団を聴いたときに感じる「音」と通じるものを感じました。奏者の教育の履歴とかはわかりませんが、根底にあるものが同じように感じました。

3人とも、体を揺らしての熱演。
ピアノ独奏でも感じた「熱のこもった」「しかし格調のある」「きれいな」は、3人になっても全く同じ。
すばらしかった!
「どうせ時間があるから」という“不純な”動機で選んだコンサートでしたが、聞き逃さなくて良かったです。

終演後、拍手をさえぎってトークがあったので、(ドイツ語なので何を言っているのかわかりませんが)アンコールをやるのかと思ったら、アンコールなしで終了。
「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト」なんて聞こえたので、今回のウィーン滞在中に聴く予定のないモーツァルトの曲が聴けるかと一瞬期待しましたが…。(^_^;)

CDでも売っていれば買いたいところでしたが、残念ながらホールのロビーでは売っていないようでした。

以下は、Googeで検索して見つけたページです。

簡単な紹介。写真は若い頃のもののようです。
http://www.musicinfo.com/music/fr-artist/jess/jesstrio.html

日本語の公式ページのようです。
こちらのページの中には、演奏のサンプル音源、映像があります。(日本語)
http://www.geocities.jp/jesstrio/

こちらのページの中にも「室内楽」の下から2つ目に記載があり、演奏のサンプル音源があります。(日本語)
http://www.musicinfo.com/music/fr-artist/index.html

こちらがオフィシャルページでしょうか。(ドイツ語と英語)
映像が結構たくさんあります。
http://www.jess-trio-wien.at/

これ以外でも、ウィーンで聴いた人のブログ(「平日昼間なのに満員の盛況」とか書いてあった)とか、日本公演の様子とかを書いてあったページとかも見ていったのですが、帰国後に探しましたが、見つけられませんでした。ブックマークしておけば良かった…。

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