« 第3日(ウィーン第2日)(2)ムジークフェラインのガイドツアー | トップページ | 第4日(ウィーン第3日)(1)ハウス・デアムジーク »

第3日(ウィーン第2日)(3)♪ルイジ/ウィーン交響楽団

2007年4月30日(月)19:30
コンツェルトハウス
ファビオ・ルイジ指揮ウィーン交響楽団
ピアノ:ミハエラ・ウルスレアサ

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番
シューマン/交響曲第4番


時差ボケで、午前3時に目が覚めた疲れも、夕方2時間ほど寝たことで、万全とは行かないものの、比較的体調は良くなりました。

18:30頃にホテルを出て、コンツエルトハウスに向かいます。
地下鉄の駅を降りると、きちんとした身なり(男性はスーツまたはジャケットにネクタイ)の人がぞろぞろと歩いています。
これが、実はウィーンでは珍しい部類の服装の集団であることは、昼間のお散歩でわかりました。もちろん、みんなコンツェルトハウスに向かいます。
19時前にはホールに着きました。
中心部から離れたホテルに泊まっているのに、日本に比べたら近いものです。
上野から銀座へ行く程度の感覚でしょうか。(^_^)

きのう、フランツ・レハール管弦楽団で小ホールのモーツァルトザールの方へ来ていますが、今日は大ホールの方です。
モーツァルトザールでは、アルバンベルク四重奏団の演奏会があります。そちらも聴きたいけれど、同じ時間帯なのであきらめざるを得ません。
大きな階段で(日本で言う)2階へ上がり、そこが1階席のロビーでした。
すぐには入場できず、ロビーで待たされます。ロビーに3つの小さなランプが並んだ表示がありますが、意味はよくわかりません。係員からプログラムを買って、周りの様子を伺いながら待っていました。
Img_0091Img_0286Img_0292




ホールが開場すると、早速「おのぼりさん」になって、写真を撮りました。(^^ゞ
Img_0287Img_0321Img_0334




ムジークフェラインほどではありませんが、写真を撮っている人は何人か居ます。
でも、全体的には浮ついた感じはなく、オケの定期演奏会の落ち着いた雰囲気でした。
日本人も見かけますが、そう多くはありません。
しかし、私の隣の席は(話しはしませんでしたが、)日本人っぽい女性でした。
2階席の方にも行ってみたりしてから席に着きました。
Img_0308Img_0311




今回確保した席は、1階席前方右側で、価格は57ユーロ。1番上のランクの席です。
(Parterre Rechts Row and Seat: 2|12)
Row 2ですが、Parterreの前に、circleという席が2列あるので、1階席の前から4列目の右端です。
実は、オンライン予約システムで、sold out間近、2席しか残っていない状態で、あわてて購入したのですが、後で1階中央のもっと良い席が出たりしていました。
当然、位置は、ビオラの後ろの方で弾いている人の前です。
Img_0315Img_0317




例によってウィーンスタイル(?)でオケのメンバーが登場を始めると、全員が着席するまで拍手が続きました。
ムジークフェラインと違い、電子音はなく、普通にピアニストと指揮者が登場しました。

1曲目のベートーヴェンの4番の協奏曲は、大人のベートーヴェン。ウルスレアサは若い女性で、美人ですが、落ち着いた雰囲気の音楽を醸し出します。決して急がず、かと言って遅くなく、私にとってはベストのテンポです。そして、ルイジの指揮、あるいはウィーン交響楽団の音と、かなり相性がよいように感じました。
アンコールは2曲。ドイツ語のスピーチは何を言っているのかわかりませんが、
(そんな語学力でウィーンに来てしまってすみません。)(^^ゞ
1曲目は「シューマン」「ファンタジー」と言ったような気がしました。しっとりと落ち着いた曲。2曲目は近現代の曲のようでしたが、一転して軽やかでかつ激しい雰囲気。誰の何という曲かは不明でした。
ウィーン交響楽団をバックに臆することなく、堂々としたものでした。

休憩時間は1階へ降りてトイレに行きましたが、そんなに並んでいませんでした。
コンツエルトハウスの場合は、そんなに心配しなくても良いかもしれません。
(もっとも、女性用は知りませんが。)
ロビーでCDを売っていたのでウルスレアサのものがないか見てみましたが、ないようです。残念。結構好きになってしまいました。
美人だからではないですよ。音が好き。…と言いつつ、美人であることが悪いことであるはずがありませんが…。(^_^)

後半のシューマンは、ルイジとウィーン交響楽団が非常に良好な関係になることがはっきりとわかります。指揮の激しい動作にオケもぴったりとついて行きます。
きのうのブルックナーは初版でしたが、きょうのシューマンはオーソドックスな通常の版。こうしてウィーンのホールで聴くと、ウィーン交響楽団って、やっぱりウィーンのオケなんだなと思います。
ウィーン・フィルがすばらしいのはもちろん理解していますが、オケ好きなら、ウィーンに行ったらウィーン交響楽団は聴くべきだと思いました。ルイジ以外の指揮者のときについては保証できませんが、ルイジの指揮なら間違いありません。幸い、私は、ルイジの指揮で2回、それもムジークフェラインとコンツェルトハウスの両方で聴くことが出来ました。

コンツェルトハウスの音響は、前から4列目ということで、よくわかりませんでしたが、比較的大きいホールの割には音がよいように思いました。残響はそう多くなく、でも乾いた音ではなく潤いのある音で、音も濁らないようです。
でも、もう少し後ろで聴いてみたかったです。

聴衆の年齢層はかなり高いような気がします。50代から70代が中心と見ました。
演奏中に、ぜいぜいと咳き込むおじいさんや、音を立ててハンカチで鼻をかむおじいさんなどが居て、「へぇ~、ウィーンでもこんなものか」と思いました。
もっとも、こういう人たちはほんのごく一部であって、大多数は静かに聴いていました。(当たり前か…)(^^ゞ

コンツエルトハウス大ホールは今日が最初で最後。一期一会です。ルイジ/ウィーン響とも今日でお別れ。明日からは専らオペラです。
5月5日には、ここでアーノンクール/ウィーン・フィルの演奏会があることは知っています。チケットを買おうと思えば、正規ルートの定価で買えたのですが、日程の都合で、4日にはウィーンを離れなければなりません。
名残惜しい気持ちでホールを後にしました。

様々な事前情報では「ウィーンの人たちは、コンサートが終わっても、日本人のようにせかせかと家路を急がない」「カフェに寄ったりして、アフターコンサートを優雅に過ごす」などとありましたが、どうなのでしょう?
コンツエルトハウスから地下鉄の駅へ向かう人の列は、確かに、せかせかはしていませんが、日本とそんなに変わりません。
最寄りの地下鉄駅は、コンサート帰りの服装の人たちでいっぱいでした。
みんな家が近いから、家に帰ってのんびり夕食を食べる人も多いのではないかと想像しました。
来てみないとわからないものですね。
Img_0341




私は、最初、どこかで食事をして帰るつもりでしたが、時差ボケによる睡眠不足で疲労を感じていたので中止。夕方2時間の睡眠で、コンサートを楽しむ体調は維持できましたが、その効き目もそろそろ切れてきたようです。
例によって「西駅」のスーパーでサンドイッチと牛乳を買ってホテルへ帰りました。

|

ウィーン旅行(2007年)(3)」カテゴリの記事

コンサート/オペラ2007」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/15315260

この記事へのトラックバック一覧です: 第3日(ウィーン第2日)(3)♪ルイジ/ウィーン交響楽団:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)