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2007年6月 7日 (木)

広上淳一/NHK交響楽団(2007/6/7)

2007年6月7日(木)19:00
東京オペラシティ・コンサートホール
広上淳一 指揮 NHK交響楽団
ピアノ:児玉麻里、児玉桃*
チェロ:藤森亮一**
オルガン:ギラン・ルロワ***

サン・サーンス/組曲「動物の謝肉祭」*
サン・サーンス/チェロ協奏曲第1番**
サン・サーンス/交響曲第3番***


平日夜なので行けなくなる可能性もあると考え、一番安い席を買っておきました。
お値段は2,000円です。
3階右側バルコニー席2列目で、舞台が半分見えない席ですが、この値段で、これだけ近くで見ることができるのですから不満はありません。
それに、オペラシティの3階バルコニー席は、結構音が良いように思います。

この日は、いろいろバラエティーに富んだプログラムで、面白かったです。

まず、1曲目の「動物の謝肉祭」。
プログラムの冊子には「オリジナル室内楽編成による演奏」とありますが、指揮者とピアニスト2人を入れて12人の奏者だったようです。(←半分見えないので)
こういう曲なのに、N響の団員さんが、みんな真面目な表情で演奏しているのが、ちょっとおかしかったです。
もう少し、にこやかに、楽しんで演奏しても良いのに、皆さん音楽に真剣なんです。
児玉麻里さん、児玉桃さんも、最初は真面目に弾いていましたが、最後の方は、児玉麻里さんが、結構気合いを入れた身振りで弾いていました。
児玉麻里さん、私は今回初めて聴きましたが、今度は協奏曲でも聴いてみたいです。

2曲目のチェロ協奏曲では、藤森亮一さんの美しい音に聞き惚れました。
オケの団員のソロというと、10年くらい前は多少弱く感じたものですが、近年のオケのレベルアップは目覚ましく、首席奏者クラスの腕も上がっているのでしょうね。
「動物の謝肉祭」(「白鳥」を含む)のチェロ奏者は、プログラムの冊子によると木越洋さんだったようです。(←舞台が半分見えないから…)(^^ゞ
同じN響主席でも微妙に音が違います。
でも、どちらもすばらしかったです。!

3曲目の交響曲では、オルガンの音に魅了されました。
オペラシティのオルガンを聴くのは初めてのような気がします。
本当にきれいな音です。
柔らかいオルガンの音がオケの響きと溶け合って、極上のハーモニーを奏でます。
座った席が良かったのか、オルガン自体が良いのか、奏者が良かったのかわかりませんが、サントリーホールや東京芸術劇場のオルガンよりも良い響きに感じました。

ギラン・ルロワは、1月のデュトワのときも、オルガンを弾きました。
あのときはNHKホールでしたが、それでも結構良い音でした。
もしかしたら、ギラン・ルロワの力量もあるかもしれません。

オケの音は、「広上節」の中に「デュトワの置きみやげのサウンド」が垣間見れて、面白かったです。
N響は本当にフランス音楽がうまくなりました。
フレンチ・サウンドと言うよりも、デュトワ・サウンドですが、本当に良い置きみやげだと思いました。

広上さんの指揮でこの曲を聴くのは10年ぶりくらい。
前回は日フィルでした。
当時、「広上さんの指揮は、日フィルの方が面白い」と思っていました。
破綻無くまとまるN響と、出来不出来はあるがノッたときは破綻ギリギリの熱演をする日フィル。
でも、この日のN響は、体を揺らしての熱演でした。

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