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2007年7月21日 (土)

ベルリンフィル12人の金管奏者たち(2007/07/20)

2007年7月20日(金)19:00
東京オペラシティコンサートホール
ベルリンフィル12人の金管奏者たち


思いがけず招待券をいただいたので、聴きに行ってきました。
普段オーケストラのコンサートを中心に聴きに行っている私にとっては、まず、自分ではチケットを買わないジャンルの演奏会です。

金管だけで12人のアンサンブルは、いったいどんな音がするのか、心配半分、期待半分で出かけました。

会場は1階席も、2階、3階のバルコニー席も、かなりのお客さんの入り。
平日の夜のオーケストラの定期演奏会では空席が目立つことも多かったのですが、この分野では注目の公演なのでしょうか?
しかも、みんな熱心に演奏に耳を傾けている様子。
拍手は盛大で、会場はかなり沸いていました。

いつもオーケストラで聴いているオペラシティの音響が、金管だけのアンサンブルで聴くと、違って聞こえます。
それでも潤いのある音に響いたのは、オペラシティの音響の貢献するところ大だと思いました。

金管だけでこれだけ多彩な音が出ることに驚嘆。
トロンボーン四重奏だけでも音色が豊富。
もしかしたら、ふだんのオーケストラの演奏会では、私は多くの音を聞き逃して、表面だけしか聴いていないのではないかと思ってしまいました。

「ベルリン・フィル」と、たいそうな冠がついていますが、「さすがはベルリン・フィル」と思ったのは、技巧はもちろんですが、一人一人の奏者が「お客さんを楽しませよう」という音を出していたこと。
しかし、決して媚びを売るような演奏をしているわけではなく、「自分の出す音」で勝負して、見事勝利をおさめたような演奏でした。

最初から最後まで完璧というわけではなかったように聞こえましたが、9割以上は私は満足できるレベル。
金管という性格を考慮すると、しかも、約2時間吹きっぱなしという事情を考慮すると、驚嘆しても良い“打率”だと思いました。

素晴らしい(私にとっては珍しい)体験をさせていただきました。

■出演
トランペット:
 ガボー・タルケヴィ
 タマーシュ・ヴァレンツァイ
 ゲオルク・ヒルザー
 マルティン・クレッツァー
 マルティン・ワーゲマン
ホルン:
 サラ・ウィリス
トロンボーン:
 クリストハルト・ゲスリンク
 オラフ・オット
 トーマス・ライエンデッカー
 ハンネス・チュッグ
 シュテファン・シュルツ
テューバ:
 パウル・ヒュンペル

■曲目
パーセル(ハーヴェイ編):組曲「アブデラザール」より
 序曲:マエストーソ アレグロ
 ロンド:アレグロ・マエストーソ
 アリア:アレグレット
 ホーンパイプ:アレグロ
 アリア:アレグロ
J.S.バッハ(クレスポ編):
 「主よ、人の望みの喜びよ」BWV.147
 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV.645
作者不詳(ディークマン編):スコットランド舞曲
(トロンボーン四重奏)
 エドワード王子のパヴァーヌ
 イングランド女王のパヴァーヌ
 パヴァーヌ
 ガイヤルド
J.S.バッハ(モーワット編):ブランデンブルグ協奏曲第3番BWV.1048
(休憩)
モーツァルト(ガイスマン編):歌劇「魔笛」序曲
ウェーバー(タルクマン編):歌劇「魔弾の射手」より「狩人の合唱」
ビゼー(ハーヴェイ編):組曲「カルメン」より
 アラゴネーズ
 アルカラの竜騎兵
 ハバネラ
 衛兵の交代
 ジプシーの踊り
ガーシュウィン(ハーヴェイ編):アイ・ガット・リズム
グレン・ミラー(オット編):グレン・ミラー・ストーリー
 ムーンライト・セレナーデ
 アメリカン・パトロール
 真珠の首飾り
 ペンシルバニア6-5000
 イン・ザ・ムード
(以下アンコール)
フバーイ:ヘイレ・カティ!
リンケ:ベルリンの風
ハーゼル:ミスター・ジャムス
成田為三:浜辺の歌
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