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2007年12月 1日 (土)

大植英次/大阪フィル(2007/12/01)

2007年12月1日(土)15:00
鎌倉芸術館大ホール


指揮:大植英次
大阪フィル


ベートーヴェン:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第7番
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲(アンコール)
Img_2472





大植英次さん指揮の大阪フィルの演奏は、今年の2月にサントリーホールで聴く予定でした。
しかしその公演は、大植さんは怪我で降板され、代わりにクラウス・ペーター・フロールさんが指揮をされました。
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/2007225_5569_1.html
実は私は大植さんを生で聴いたことがなかったので、それでますます「聴いてみたい」という気持ちが高まり、一時は12月7日の大阪での定期演奏会を聴きに行こうかとさえ考えました。
しかし、なぜかこの日1日だけ関東で大フィルの演奏会が開催されることを知りました。
演目は違いますが、大阪行きは中止して、この演奏会を聴きに出かけました。
この日のプログラムは、確か直前に大阪で演奏した曲目だったと思います。

この日の編成は第1ヴァイオリンが16人。
第2ヴァイオリンが上手側、チェロが下手側、そしてコントラバスが管楽器の後ろに横一列に8人並ぶ配置でした。
最近は少人数でピリオドアプローチの影響を受けたベートーヴェンも多くなりましたが、伝統的なスタイルでの、普通のベートーヴェンです。

出てくる音は力強い。
物理的な音の強さではなく、意思の強さを感じる演奏です。
縦の線を揃えると言うよりは、あまりきちっきちっと音を区切らず、音楽の流れを重視した演奏に聞こえました。
私は朝比奈さんの指揮する大阪フィルは1回しか聴いたことがないので比較することは出来ませんが、朝比奈さんが東京のオケを振ったときの重厚な演奏に比べると、低音域よりも中高音域を感じる演奏です。
でも、決して軽い演奏でははなく、堂々と鳴らしきった演奏でした。
8番ももちろん良かったですが、やはり7番の迫力は格別でした。

アンコールは「フィガロの結婚」序曲。
実は、私が個人的に、アンコールにいちばん演奏してほしくない曲です。
なぜならば、この曲は、これからオペラが始まる楽しさ、そわそわ、わくわくといった雰囲気のを味わいたいので、できれば演奏会の最後には聴きたくないのです。
でも、この日の“立派なフィガロ”には、思わず拍手喝采してしまいました。
ベートーヴェン同様、ピリオドアプローチの影響は感じない、オーソドックスな昔ながらのモーツァルトでした。

大植さんは、以前テレビで観たときよりも動かない感じ。
最後のフィガロでは、数小節動きを止め、オケが演奏するのを見守る場面もありました。

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コメント

そうそう。私の席の近所に、演奏中なのにお話を始めてしまうご夫婦がいらっしゃいました。かなり、マイリマシタ。
演奏は結構ゆっくり目だと思いましたが、なかなか楽しめました。

投稿: ぴよ! | 2007年12月 7日 (金) 15時29分

ぴよ!さま
コメントありがとうございました。
私の横の席の人は、右手で頻繁に拍子をとってしました。
音はしませんが、演奏会は視覚効果も大切なので、結構目障りに感じました。

投稿: 稲毛海岸 | 2007年12月 9日 (日) 01時28分

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