« ボッセ/札響(2007/12/07) | トップページ | 尾高忠明/読響(2007/12/15) »

2007年12月 9日 (日)

ボッセ/札響(2007/12/08)

2007年12月8日(土)15:00
札幌コンサートホールKitara


指揮:ゲルハルト・ボッセ
札幌交響楽団

トランペット:福田善亮

ハイドン:トランペット協奏曲
ベリオ:グッドナイト(アンコール)
ハイドン:交響曲第6番「朝」
ハイドン:交響曲第7番「昼」
ハイドン:交響曲第8番「晩」 200712081

200712082_2200712084




ロビー・コンサート:
オーボエ:宮城完爾
ノンノン・マリア弦楽四重奏団:
 第1ヴァイオリン:三原豊彦
 第2ヴァイオリン:福井健雄
 ヴィオラ:三原愛彦
 チェロ:荒木均
モーツァルト:オーボエ五重奏曲から第1、第3楽章
200712083 





本来、演奏会は、一期一会のものです。
しかし、すばらしい生演奏に出会ったとき、CDのようにリプレイしたくなることがあります。
昨日の演奏会も、そのひとつでした。
この日は、コンサートに通うようになって初めての同一プログラム2日連続の鑑賞体験。
素敵なリプレイが実現しました。

1日目は2階席で、舞台下手(左)側の斜め後方の最上段。
この日は1階席前方の舞台上手(右)側の席でした。
1日目の音は分解能が良い感じでしたが、この日の席では音が比較的溶け合って聞こえる感じがします。
トランペット協奏曲は、1日目の斜め後方の席からでも十分に楽しめましたが、指向性のある楽器だけに、かなり右側とは言え正面の席だと音がリアルです。
逆にオケの音はまろやかな感じで、するどいアタックをあまり感じませんでした。
この辺はどちらが良い悪いという問題ではなく好みだと思いますが、どちらの席でもKitaraの適度な残響が耳に心地良い。
小編成のため、ヴィオラ奏者の背中を見ながらの鑑賞でしたが、指揮台からも意外に近く、ボッセさんの指揮ぶりを昨日よりも近い一で、横顔を拝みながら鑑賞できました。
また、コンサートマスターの伊藤亮太郎さんの顔も、ほぼ真正面に見ながらの鑑賞でした。

トランペット協奏曲の後、昨日は無かったアンコールが演奏されました。
短い曲で、あっけない終わり方の曲でした。

交響曲は昨日聴いたとおり、楽員のソロのオンパレード。
昨日はあまり気にしなかったのですが、コンサートマスターのソロが非常に多い。
見ていると、ほとんどヴァイオリン協奏曲と言っても良いくらいの出番ですが、耳に聞こえてくるのはまぎれもないシンフォニー。
不思議な曲です。
楽章間でしきりに汗を拭っていましたが、これだけ(結構難しそうな)ソロを弾けば、汗をかくのも当然です。
そして、これも昨日は気にしませんでしたが、第1ヴァイオリン最前列は、譜面台が2つ置いてありました。
コンサートマスター専用の譜面が必要な曲であったことを改めて気がつきました。

昨日は6割も入っていなかったのではないか…というお客さんの入りでしたが、この日は土曜日のマチネのせいか、8割程度の入りだったように見えました。
昨日同様、(カーテンコールの回数は多くはありませんでしたが)、皆さん気持ちのこもった盛大な拍手でした。

開演前にロビーでの室内楽の演奏もありました。
昨日は終わりの方しか聞けませんでしたが、この日は時間をチェックして間に合うように行きました。
昨日は1階ロビーで人垣の後ろに立って聴きましたが、この日は階段の手すりを確保し、チェロ奏者の背中を至近距離で見下ろしながらの鑑賞でした。
ホール同様、ロビーも結構音が違うもので、昨日は溶け合った音が残響を伴って雰囲気満点のサウンドでしたが、この日は直接音中心のリアルな音。
ロビー室内楽も、好みに応じて場所を選んだ方が良さそうです。

この札幌コンサートホールKitaraは、中島公園の中にあります。
昨日は19時開演でしたので、暗い公園の中を歩いてホールに向かいました。
もちろん、公園内に照明はあるのですが、地下鉄の出口からどちらへ行けばよいのか、一瞬、躊躇しました。
ゾロゾロと歩く人達の後について、凍った通路を歩いていくと、Kitaraが見えてきて、ホッとしました。
この日は15:00開演なので、明るい日差しの中、まだ凍っていない公園内を歩きました。
よく見ると、昨日は気がつきませんでしたが、「Kitara」と方向を示した表示板が、要所要所に設置されていました。
しかし幸せな2時間が経過し、17:00を少し過ぎた終演後にホールを出ると、外はすでに暗く、昨日同様、凍った路面に注意しながら地下鉄の駅へ向かいました。200712085
200712086200712087   




Kitaraは素晴らしいホールです。
そこを本拠とする札響も素晴らしい。
凍土に慣れていないよそ者が冬に行くにはほんの少しのハンディがありますが、それは些細なこと。
札響はときどき東京に来てくれますが、Kitaraは一緒には来てくれません。
また、ハイドンの交響曲6、7、8番は、東京でもしばらく聞けないと思います。
本当に、来て良かったと思いました。
2日続けて聴いて、飽きるどころかますます曲が好きになり、いくらでも聴きたい…と思うような“札幌遠征”でした。

|

« ボッセ/札響(2007/12/07) | トップページ | 尾高忠明/読響(2007/12/15) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/17314370

この記事へのトラックバック一覧です: ボッセ/札響(2007/12/08):

« ボッセ/札響(2007/12/07) | トップページ | 尾高忠明/読響(2007/12/15) »