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2007年12月31日 (月)

2007年を振り返って(下半期)

引き続き、2007年に聴きに行った演奏会とオペラから“特に”印象に残ったもの。
下半期(7月~12月)分です。

■2007年7月

■広上淳一/日本フィル(7/13)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/20070713_6634.html
オペラシティの3階バルコニー席は、視覚的にはともかく、音響は結構好きです。ここで聴くハイドンとモーツァルトは至福のひとときでした。

■飯守泰次郎/東京シティ・フィル(7/27)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/20070727_a40e.html
シティ・フィルはエキストラの力量によるのか、演奏会によって金管に多少差があるような気がしますが、この日は万全。すばらしい音響でした。前日のオペラシティでの演奏会がNHKで放送されました。飯守さんの指揮するシティ・フィルの音は魅力的。5/15(http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/2007526_40f6.html)、11/16(http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/20071116_6e3c.html)も良かったです。

■小澤征爾音楽塾「カルメン」(7/28)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/20070728_22d6.html
オケが素晴らしい!学生オケの域ではありません。「小澤征爾さんの楽器」の役割を十二分に果たしていました。一部の歌手には多少不満もありましたが、エネルギッシュな小澤さんの指揮を、音響と視覚の両面で満喫しました。

■2007年8月

■大野和士/東京フィル(8/10)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/2007810_0a26.html
大野さんの“音の力”に圧倒されましたが、雑誌の批評には「オケが指揮に応えられず、粗野な演奏に…」というものもあり、「そういう感じ方もあるのか」と思いました。

■小澤征爾/サイトウキネン・フェスティバル松本「スペードの女王」(8/26)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/20070826_54b1.html
この後、ウィーンでも「スペードの女王」プレミエを指揮して大成功との雑誌記事を読みました。「オザワは海外で振る前に日本で練習する」と揶揄する人もいますが、これは“練習”ではありません。“劇的な”音響に圧倒されました。オケの音はもちろん、主役のガルージンさんをはじめ、歌手陣も見事でした。

■2007年9月

■ウェルザー・メスト/チューリッヒ歌劇場「椿姫」(9/1)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/200791_e749.html
オケの音がきれい!メイさんの“死にそうなヴィオレッタ”のリアリティーにじ~んと来ました。ヌッチさんの“こわいお父さん”が迫力満点!

■ウェルザー・メスト/チューリッヒ歌劇場「ばらの騎士」(9/8)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/200798_f82e.html
元帥夫人役のシュテンメさん(ソプラノ)が目当てでしたが、他の歌手陣も含めてすばらしい出来。演出はよくわかりませんでしたが、ため息が出るような瞬間が何度もありました。

■小澤征爾/サイトウキネン・オーケストラ(9/9)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/20070909_81f7.html
幻想交響曲は小澤さんにピッタリの曲。圧倒されました。かなり大きなホールなのに2階席後方までパワフルな音が届き、「PAでも使っているのでは?」と錯覚するくらいでした。NHKでも放送された演奏会です。

■2007年10月

■ロジェストヴェンスキー/読響(10/13)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/20071013_4cea.html
チャイコフスキーのオペラ「イオランタ」(演奏会形式)が聴けたのが収穫。ロジェストヴェンスキーさんの指揮は“珍しい曲の紹介”のレベルではなく、立派な芸術でした。

■上岡敏之/ヴッパータール響(10/14)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/20071014_5408.html
ドイツの音。モーツァルトの弾き振りや、自作のカデンツァや、アンコールの「こうもり」序曲など、聞きどころ満載でした。

■ボッセ/都響(10/30)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/20071030_231d.html
オール・ハイドン・プログラムは、在京オケではめったにありません。“ハイドン好き”の私には、素晴らしい御馳走でした。

■2007年11月

■ゲルギエフ/マリインスキー劇場管弦楽団(11/11)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/20071110_244f.html
過密スケジュールで、日によって演奏に出来不出来があったようですが、この日は素晴らしかったと思います。

■ゲルギエフ/東響(11/12)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/20071112_d3f0.html
ゲルギエフさんの指揮に応えた東響も見事。(雑誌記事によれば、ゲルギエフさんが来る前に音楽監督のスダーンさんが下準備のリハーサルをしたとか。)幻想も良かったですが、ジュピターもスゴイ。ゲルギエフさんのモーツァルトをもっと聴いてみたいです。

■ヴァンスカ/読響(11/24)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/20071124_b74f.html
今年最もコストパフォーマンスが良かった演奏会。この演奏でP席\2,000は破格だと思います。ヴァンスカさんのベートーヴェンはツィクルスとして来年以降も続くようなので期待しています。

■広上淳一/神奈川フィル(11/30)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/20071130_5081.html
私はチェロの山崎伸子さんのファンなので、前半の三重協奏曲での堀米ゆず子さんとの“競演”を存分に楽しみました。後半のサンサーンスの交響曲も大熱演。

■2007年12月

■ボッセ/札幌交響楽団(12/7,8)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/20071207_e97a.html
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/20071208_ba02.html
ハイドン「朝」「昼」「晩」は初期の交響曲ですが、かなり凝った作りになっていて面白い。Kitaraで聴く札響の響きとボッセさんの指揮を満喫しました。

■インバル/都響(12/19)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/20071219_0476.html
指揮者もオケも、それほど力むことなく、ものすごい音楽を響かせていたように思います。まだデプリーストさん在任中なのに申しわけありませんが、インバルさんと都響のコンビに期待を抱かないわけにはいきません。

■インバル/都響(12/24)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/20071224_43bd.html
終盤の盛り上がりで、オケのメンバーと同じように指揮棒に反応した二期会合唱団は、さすがプロ。オケと独唱と合唱が統一感の取れたサウンドで、推進力のある「インバルの第九」を奏でました。

■秋山和慶/東響(12/29)
http://c-music.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/20071229_dcd3.html
4年ぶりに東響の「第九と四季」を聴きましたが、他のオケとは“ひと味違った演出”は何度聴いても感激します。

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