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2008年3月15日 (土)

CD「ラフマニノフの交響曲第2番によるピアノ協奏曲」

CDショップの目立つ場所に置いてあるので御存知の方も多いと思いますが、「ラフマニノフのピアノ協奏曲第5番」なるCDがBRILLIANTレーベルから発売されています。
輸入盤ですが、日本語の帯がついていました。
交響曲第2番をピアノ協奏曲の形に編曲したものですが、こういう“ゲテモノ”(?)を見ると、ついつい興味をそそられて買ってしまいます。
商売にうまくのせられている感じです。

ラフマニノフ(ヴァレンベルク編)ピアノ協奏曲第5番
(交響曲第2番のピアノ協奏曲編曲版)
ピアノ:W.シュミット=レオナルディ
指揮:テオドール・クチャル
ヤナーチェク交響楽団
(BRILLIANT CLASSICS BRL8900)

聴いてみるとラフマニノフの協奏曲っぽい雰囲気でピアノとオケが交錯し、演奏も熱がこもっていて結構おもしろい。
でも、交響曲の第2楽章は省かれていて全3楽章になっているのは、原曲の交響曲を知っているだけに、第1楽章から第2楽章(交響曲では第3楽章)へ移るときに、「え?」と思ってしまいます。
確かに交響曲の第2楽章はピアノ協奏曲っぽくない曲調かもしれませんが…。

聴く前は、「ピアノ協奏曲第5番」ではなく、「交響曲第2番(ピアノ協奏曲版)」と表記すべきでは?…と思いました。
シェーンベルク編曲の、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番だって、「ピアノ四重奏曲第1番(管弦楽版)」であって、「交響曲第5番」とは表記していません。
でも、2楽章がないのであれば、「交響曲第2番(ピアノ協奏曲版)」とは表記できませんね。

ちなみに、CDジャケットの表面には
   PIANO CONCERTO “No 5”
   ARRANGEMENT OF SYMPHONY No 2
とあり、裏面には
   PIANO CONCERTO “No.5”
の下に、
   Symphony No.2 in E minor Op.27
   arranged as Piano Concerto, by …
とあります。
表と裏で、微妙に表記が違います。
No.5に“ ”がついているのが、微妙なニュアンスなのか、強調なのか、その両方なのか…。

音楽的に価値があるのかどうかは私にはわかりませんが、いろいろな意味で面白い経験をさせていただきました。
個人的好奇心としては、編曲から始まって、録音、販売に至る行為がビジネスとして成功したのかどうか、後日、収支を知りたいところです。

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