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2008年12月 5日 (金)

ゲルギエフ/ロンドン響(2008/12/05)

2008年12月5日(金)19:00
サントリーホール

指揮:ワレリー・ゲルギエフ
ロンドン交響楽団

ヴァイオリン:ワディム・レーピン

プロコフィエフ:交響曲第4番(オリジナル版)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタハ長調op.56~第2楽章
(アンコール)
プロコフィエフ:交響曲第5番
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番~「仮面」
(アンコール)

20081205




私にとってプロコフィエフの曲は、難解に感じるものが多いのです。
交響曲も、1番と5番以外は、「音楽」と言うよりも「音響」という受け止め方で聴いています。
そうは言っても、今年のロンドン交響楽団の来日演奏会は魅力的でした。
ゲルギエフさんが指揮することに加えて、ありきたりの名曲路線ではないプロコフィエフ・ツィクルス。
すでに本拠地ロンドンで演奏し、そのライヴCDも出ています。
全部聴きたくなってしまうところですが、1日だけ選んだのは、大好きな5番が含まれているプログラムでした。
もちろん、レーピンさんのソロも魅力的でした。

この日の演奏が、最初から最後まで、全て一定のハイテンションを保っていたかというと、そうではないような気がします。
しかし、多少テンションが下がったように感じた部分であっても、それは「相対的」な話しであって、相当ハイレベルの演奏であったと思います。
全体的に素晴らしかったが、なおかつ、さらに高い次元で素晴らしい部分があった…ということでしょう。

個人的には5番の第1楽章、第2楽章が、渦の中に巻き込まれるようなサウンドを堪能しました。
また、ヴァイオリン協奏曲の第2楽章の美しさは比類なく感じました。

驚いたのは、ヴァイオリン協奏曲の後のアンコール。
コンサートマスターが立ち上がり、レーピンさんと二重奏を弾いたのです。
さすがはロンドン響のコンマス。
世界的に高名なソリストに聴き劣りしないように大熱演を披露しました。

ゲルギエフさんの指揮は、遠目に見ていると動きが少ないように見えましたが、近くで見ていた友人の話だと、かなり「目で指揮」をしていたのと、動きは小さいながらも、かなり多くの指示を出していたとのこと。
CDで聴いた印象とはだいぶ違う体感で満足した演奏会でした。

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