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2009年3月 7日 (土)

シュナイト/神奈川フィル(2009/03/07)

2009年3月7日(土)14:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:ハンス=マルティン・シュナイト
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
(名曲コンサート「珠玉の名旋律」)
ヴァイオリン:石田泰尚
チェロ:山本裕康

ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
カザルス:鳥の歌
(アンコール)
ブラームス:交響曲第1番

神奈川フィルの定期演奏会は、来季からは土曜日午後の開催の回も増えましたが、今季は原則平日の19:00開始です。
私のライフスタイルでその時間帯に横浜みなとみらいホールに行くのはちょっと厳しいので、この日のような演奏会が、音楽監督の指揮で開催されるのは嬉しいものがありました。
この日は全席完売。
私が行った神奈川フィルの定期演奏会での空席を思い出すと、スポンサーの意向とかがあるのかどうかはわかりませんが、平日の夜の開催には多少の疑問も感じます。

シュナイトさんは音楽監督を3月末で退任とのことです。
この日の後、3月の定期演奏会があり、退任後の5月にも演奏会はありますが、とりあえず一区切り。
聴く回数が限られていた私には、シュナイトさんが神奈川フィルに残した足跡がいかほどのものかは、私にはわかりません。
しかし、音楽監督就任記念公演(2007/5/11)の出来と比べると、格段の進歩があるような気がします。
2年前の演奏会も曲目は違いますがブラームス。
そのときは、神奈川フィルの管楽器奏者、特に金管は、スローテンポのところでは恐る恐る音を出しているように感じる場面が結構ありました。
この日は、すっかりシュナイトさんの手足となって、シュナイトさんの意図を体現していたのではないかと思います。

目で見ていると、奏者は皆、結構大きなアクションで、体を揺らして、力を込めて弾いています。
音を消して映像だけを見たら、熱演、爆演のように見えるかもしれません。
しかし、鳴っている音は、暖かく、柔らかく、優しく、なんとも心地良い音。
うまく言えませんが、「バンッ」ではなく「ホワァーン」という感じ。
これは、交響曲もそうですが、二重協奏曲のソロの石田さんと山本さんも同じ。
石田さんなど、かなりのアクションで情熱的に弾いていたように思いますが、それとても包み込んでしまうシュナイトさんの懐の深さでした。

なお、協奏曲のアンコールは、ソリスト2人に、第1ヴァイオリン2人、チェロ1人の五重奏でした。

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