« 下野竜也/読響(2009/4/7) | トップページ | 新国立劇場「ワルキューレ」(2009/4/15) »

2009年4月10日 (金)

リス/都響(2009/4/10)

2009年4月10日(金)19:00
東京文化会館大ホール

指揮:ドミトリー・リス
東京都交響楽団
(第678回定期演奏会Aシリーズ)
チェロ:堤剛

ラロ:歌劇「イスの王」序曲
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
フランク:交響曲ニ短調

こういう曲目なので、ついついフランスの指揮者のような先入観を持ってしまいましたが、ドミトリーという名前の通り、ロシアの指揮者です。

冒頭のラロの序曲の鳴らし方からして、かなりの懐の広さを感じました。
静かでゆっくりした部分の、一音一音への気の使い方はかなりのもの。
しかし、神経質さは皆無で音楽として魅力的です。
そして、派手に鳴らす部分の意志の強さと熱い情熱は迫力があります。
会場が東京文化会館なので、音は一直線に向かってくる感じがしましたが、他のもう少し残響の多いホールだと違う印象を受けたかもしれません。
指揮の動作は、しなやかな腕の動きが見ていて楽しいです。
音が視覚化されて(実際は逆なのですが)眼前に迫ってくるようでした。
フランクの交響曲も基本的には同じ印象でした。

協奏曲は堤さんのチェロが明るい音で伸びやかに歌い、オーケストラも単なる伴奏ではなく、掛け合いを演じました。

私は不勉強でドミトリー・リスさんのことはあまり知りませんでしたが、ウラル・フィルの音楽監督であり、2007年の「熱狂の日」音楽祭にもウラル・フィルとともに出演しているそうです。
ちょうど数日前に、庄司紗矢香さんが弾くチャイコフスキーの協奏曲の指揮をした演奏がNHK BS2で放送されました。
録画してあったので帰宅後に見てみましたが、こちらも、なかなかの演奏です。
今後、注目していきたい指揮者だと思いました。

|

« 下野竜也/読響(2009/4/7) | トップページ | 新国立劇場「ワルキューレ」(2009/4/15) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/44630570

この記事へのトラックバック一覧です: リス/都響(2009/4/10):

« 下野竜也/読響(2009/4/7) | トップページ | 新国立劇場「ワルキューレ」(2009/4/15) »