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2010年6月20日 (日)

ウィグルスワース/東響(2010/6/20)

2010年6月20日(日)14:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:マーク・ウィグルスワース
東京交響楽団
(川崎定期演奏会第26回)
ヴァイオリン:庄司紗矢香

ワーグナー:楽劇「パルジファル」第1幕への前奏曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
       第1番BWV1002~アルマンド
(アンコール)
ブラームス:交響曲第2番

20100620
弾力的な音がウィンナ・ワルツのように踊るブラームス。
なんともみずみずしい魅力に満ちた演奏でした。
隅々の音まで気配りが効いていますが、神経質な印象は皆無で、伸びのある音がホールを優しく包みました。

指揮のウィグルスワースさん、モネ劇場の音楽監督とのことですから大野和士さんの後任ですね。

このブラームスの交響曲は、演奏によっては冗長に感じるときもあるのですが、ウィグルスワースさんは奇をてらったりしない正攻法の演奏で音の魅力を保ち続けました。
「ブラームスの田園」という別称は今まで違和感があったのですが、この日の演奏は、確かに牧歌的な魅力を持っていました。

前半は、いまひとつピンと来ませんでした。
「パルジファル」にはもう少し凄みというか、神秘的な印象が欲しい気もしました。
ヴァイオリン協奏曲も、なんとなく足かせをつけて歩いているようなもどかしさを感じました。
庄司紗矢香さんがアンコールに弾いたバッハは、まるで足かせがとれたように、のびのびと演奏しているように感じました。
ただ、後半のブラームスの音楽性を考えると、前半の印象は、単に私の集中力の問題かもしれません。
後半の「ブラームスの田園」が全てを帳消しにしてくれました。

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