« 下野竜也/新日本フィル(2010/6/26) | トップページ | 広上淳一/日本フィル(2010/7/10) »

2010年7月 3日 (土)

カンブルラン/読響(2010/7/3)

2010年7月3日(土)14:00
東京芸術劇場大ホール

指揮:シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(第124回東京芸術劇場マチネーシリーズ)
ピアノ:ニコライ・デミジェンコ

ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
オネゲル:夏の牧歌
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ショパン:夜想曲第20番(遺作)(アンコール)
スカルラッティ:ソナタ嬰ヘ長調(アンコール)
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」
20100703
おそらく曲の順番も綿密に計算されていたのでしょう。
躍動感あふれる、細部まで目の行き届いたベルリーオーズに始まり、しっとりとした雰囲気を漂わせたオネゲルをはさんで、生気あふれるリズミカルな部分と美しさの極みのようなロマンティックな部分が交錯するラプソディ。
前半だけでも、急、緩を織り交ぜた一連の物語のよう。

作曲者と編曲者の名前からは「フランス」と「ロシア」というキーワードがはっきり見えますが、プログラムの冊子によれば、オネゲルとラフマニノフには「スイス」(作曲地)という共通点もあるそうです。

カンブルランさんの指揮は、あるときは上品に、あるときは野蛮にと、変幻自在。
4月の定期演奏会では、あの難解なシェーンベルクのペレアスとメリザンドを、「こんなに面白い曲だったっけ??」というくらいの快演を聴かせてくれましたが、この日もその多彩な演奏スタイルは健在。
最後の「展覧会の絵」は、「ラヴェル編」ではなく、「ムソルグスキー作曲」の方を前面に出した演奏のように聞こえました。

|

« 下野竜也/新日本フィル(2010/6/26) | トップページ | 広上淳一/日本フィル(2010/7/10) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/48794574

この記事へのトラックバック一覧です: カンブルラン/読響(2010/7/3):

« 下野竜也/新日本フィル(2010/6/26) | トップページ | 広上淳一/日本フィル(2010/7/10) »