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2010年8月の3件の記事

2010年8月31日 (火)

8月に視聴したFM放送、テレビ放送の感想

本来は「使い捨て」のはずのTwitterから、先ほどは8月に聴いたCDの感想を貼り付けましたが、続いて、8月に視聴したFM放送、テレビ放送の感想も貼り付けてみます。

2010年08月29日(日)
NHKで群響の本拠地での演奏会を放送中。調べてみたら、私が群響を群馬音楽センターで聴いた経験は29年前、指揮は豊田耕児。デッドな音響で弦の音がずいぶん細く聞こえた印象が残っているけど、もちろん当時といまの群響の技量は比較にならないだろう。久しぶりに高崎に行ってみたくなった。

2010年08月26日(木)
アンドリス・ネルソンス指揮、バーミンガム市響
のプロムス・ライヴの「新世界」をNHK-FMで放送中。ネルソンスはいま32歳くらいかな。そういえば、その昔、イシュトヴァン・ケルテスがウィーン・フィルと「新世界」を録音したのも確か32歳の頃。

2010年08月23日(月)
NHK-FMでバレンボイム独奏のショパンのピアノ協奏曲のライヴを放送している。確かに立派な演奏だとは思う。でも、なんだか「どうだ、すごいだろっ」と言われているようで、いまひとつ、心から楽しむことができない。

2010年08月19日(木)
今日のNHK総合「プロフェッショナル」での市川海老蔵の言葉「死ぬとき、死んでからが勝負、死んでから何百年残れるか」…凄い気構えとしか言いようがない。確かに、分野は違うがクラシック音楽の世界でも、感動の大半は死んだ後に勝ち残った方々によるもの。

2010年08月15日(日)
N響アワーで、日比谷公会堂での「第九」を放送中。残響がゼロに等しいのはテレビの音でも十分に伝わってくるが、N響にとって、NHKホールとどちらが演奏しやすいのだろう?資料によると客席数2074。意外と大きい。

2010年08月13日(金)
私は普段ノリントンにかなり好意的な方だが、今日NHK-FMで放送されたモーツァルトの39番の演奏には違和感を感じた。もうこうなってくると、ピリオドうんぬん、ヴィブラートうんぬんの次元とは違うような気もする。

NHK-FMでノリントン指揮ドイツ・カンマーフィルのライヴを放送中。C.P.E.バッハもJ.C.バッハも、ハイドンの交響曲好きの私には好奇心の対象。でも、ハイドンだけでも持て余すほど曲数が多いのに、二人ともシンフォニアを数多く書いており、とても聴ききれない。

2010年08月11日(水)
NHK-FMで放送中のリチャード・トグネッティ指揮、オーストラリア室内管弦楽団演奏会。さほど鋭角的でなく、どちらかというと角を丸めた演奏のモーツァルトなのに、聞こえてくる音楽は刺激的で楽しい。

きのうNHK BShiで放送された幸田浩子ソプラノ・リサイタル。ころころと転がるようなチャーミングな声が心地良い。CDも持っていて、技巧的にはCDの歌唱の方が上だと思うが、ライヴ収録のノリの魅力の方が大きいと感じる。

2010年08月08日(日)
BS朝日で放送中の辻井伸行ドキュメンタリーを見ていて思い出した。どこかで、横山幸雄さんのことを「辻井伸行の先生」と紹介した文章を見たことがあるが、いくらなんでも、それは横山さんに失礼だと思った。

2010年08月05日(木)
小山実稚恵
さん出演の「徹子の部屋」。1985年に小山実稚恵さんが4位に入賞したショパンコンクール。1位はブーニン、2位はラフォレ、3位がヤブロンスキ、5位がルイサダだったとのこと。やはりメジャーなコンクールだけあって、なかなかの顔ぶれですね。

今日のテレ朝「徹子の部屋」は小山実稚恵さんが出演。いま録画を再生中。話しをされている様子は舞台上でのちょっとはにかんだような仕草と変わらない。私は、もし「日本人ピアニストを一人だけ選べ」と言われたら、答えは「小山実稚恵さん」かな。

2010年08月02日(月)
土曜日BShi放送のドキュメンタリー番組でのブーレーズの言葉:「必要に迫られて指揮者になりました。私たちの音楽に興味を持つ指揮者がいなかったからです。経験がなかったので非常に苦労しました。すべて現場での独学です。」…スゴイ。

土曜日にNHK BShi放送されたピエール・ブーレーズのドキュメンタリー番組の録画を見始めたら、圧倒され、途中で止められなくなってしまった。テレビの画面から強いオーラが伝わってくるかのよう。とても85歳とは思えない。

2010年08月01日(日)
NHK-FMで放送中のエッティンガー/東京フィルの「復活」。インバル/都響の域に達しているかどうかはともかく、これはこれで十分に素晴らしい。常任指揮者が腰を据えて振るようになったら東フィルも変わるかも。

NHK-FMでエッティンガー/東フィルの「復活」が始まった。独唱、合唱を含めて、新国立「リング」上演に参画したメンバーでの演奏。

NHK総合テレビ、7時のニュースの小澤征爾さん「15kgやせた」、「この辺(胸のあたりを指し)全部取っちゃった」、「食事は少量ずつ1日4~5回」、「自分のペースでやらせていただく」のこと。心なしか、髪も少し少なくなった??それでも、生還・復帰は喜ばしい。

Twitterメンテナンス中に、NHK-FMでルツェルン・イースター音楽祭2010のライヴを放送。ハーディング、ハイティンクといったビッグネームもあったが、ユース・オーケストラが演奏したオネゲル作曲「死の踊り」という曲が、言葉はわからないが、なかなかドラマティックで面白かった。

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8月に聴いたCDの感想

今日で8月も終わりです。
今月はコンサートにはほとんど行きませんでした。
もともとオフシーズンではありますが、最近はサマーミューザもあるし、遠征しようと思えば行き先はあるのですが、熱帯夜に遠征先から帰還するのも結構体にこたえるので、体調が万全ではない今年は自粛。
CD(ヘッドフォンステレオでの鑑賞を含む)、FM放送、テレビ放送で音楽を楽しみました。

Twitterは本来は「使い捨て」のメッセージなのかもしれませんが、なんとなく捨ててしまうのも惜しくなったので、未練がましく8月分のCDの感想を、ここに貼り付けてみました。

2010年08月31日(火)
輸入廉価盤の小澤/フランス国立カルメン全曲は2枚組で千円台前半。ドロドロとしたところのない、まるでドビュッシーを聴いているような印象のカルメン。もう少しドラマティックであってほしい気もするが格調は高い。数年前に音楽塾で観たときはここまで禁欲的ではなかったと思う。

2010年08月28日(土)
夏バテのせいか、ふだん見向きもしない曲を聴きたくなる。ヘンデルの次はヴィヴァルディ四季の手持ちCDをクイケン(旧盤)とアーノンクールで聴き比べ。やっぱり、私は、アーノンクールとは相性が合わないみたい。クイケンの自然な演奏の方がはるかに好き。

2010年08月27日(金)
なぜか普段聴かないヘンデルが聴きたくて「メサイア」の唯一の所有CD、ピノックの指揮で聴く。以前はさほど面白いと思わなかったが、結構魅力的な旋律が多いことに気づく。なるほど、書籍や雑誌の扱いがハレルヤコーラスだけの曲ではないわけだ。

2010年08月26日(木)
昨夜のNHK-FMでヘンデルのアリアをやっていて、もっと聴きたくなったので、うちにある唯一のヘンデル・アリア集のCD、コジェナー独唱のものを聴く。軽やかだがリズム感があり、十分にドラマティックで心地良い。

2010年08月25日(水)
久しぶりにクイケン&ラ・プティットバンドハイドンの交響曲をヘッドフォンで。ファイミンコフスキも面白いが、クイケンのような音楽を自然に歌わせた演奏も、心にしみて癒されるので結構好き。もう少し迫力がほしいときはブリュッヘンを聴く。

2010年08月24日(火)
最近はほとんど聴いていなかったが、久しぶりに取り出して聴いてみると、カラヤンの70年代の録音は、やはり別格の素晴らしさ。個人的にはどちらかというとイエスキリスト教会での録音の方が、フィルハーモニーでの録音よりも好き。いまはヴェルディのレクイエムを鑑賞中。

2010年08月23日(月)
疲れ気味で重量級のプログラムを聴く気にならず、シュタイアーのチェンバロでバッハを聴く。優しい音色だがBGMではなく、心にしみこんでくる演奏。癒される。

2010年08月20日(金)
スクロヴァチェフスキ/読響の「英雄」をヘッドフォンで聴きながら通勤。今さら言うまでもないかもしれないが、高齢のスクロヴァチェフスキの音楽の若々しいこと!読響のサウンドもみずみずしく、弾力性が魅力的。

2010年08月19日(木)
ハフ(p)、ヴァンスカ/ミネソタ管弦楽団チャイコフスキー、ピアノ協奏曲全集を通勤時間にヘッドフォンで。ライヴ録音だけにスリリングな高揚感。フライング気味の歓声と拍手入り。そういえば、ヴァンスカのライヴ録音のCDってあまり見かけないような気も…。

2010年08月18日(水)
ヴァンスカミネソタ管弦楽団とのCDよりも読響との実演の方がはるかに素晴らしいと思うが、かつてのラハティとのシベリウスの交響曲を聴いてみると、これはこれでさすがに評判になった演奏だけのことはある。素朴だけど確信の力演。2012年の読響客演が待ち遠しい。

2010年08月17日(火)
ルイジ/ウィーン交響楽団シューマン交響曲1番を通勤時間にヘッドフォンで。。スピード感のある快適なテンポが気持ち良い。モダンな感じのシューマンだが、弦の優しい艶やかさと管のちょっとくすんだ味わいは「やっぱりウィーンのオケだなぁ」と感じさせる。

2010年08月16日(月)
オーソドックスな演奏もいいけれど、たまには変化球も楽しみたくなり、内田光子&ザンデルリンクを中断して、プレトニョフ独奏の「皇帝」に変更。まるでショスタコーヴィチの協奏曲のように聞こえる箇所もある「変な演奏」だが、これを笑って楽しめる心の余裕は持ちたい。

内田光子とザンデルリンクのベートーヴェン、ピアノ協奏曲をヘッドフォンで鑑賞中。2人とも私の好みとは合わないことが多いけど、今朝は素直に耳を傾けられる。ドイツの田舎を思わせるようなザンデルリンクのベートーヴェンは、今流行りのシャープな演奏とは異次元の純朴さ。

2010年08月15日(日)
シュタルケルとブフビンダーによるベートーヴェンのチェロソナタをヘッドフォンで鑑賞中。重過ぎず、軽過ぎず、シャープ過ぎず、マイルド過ぎず、ツボに的中したような自然な演奏。音楽の力が無理なく歌われて、包み込まれるような安心感に身をゆだねられる。

2010年08月14日(土)
今日午後、すいている普通列車のグリーン車に乗り、ヘッドフォンでコパチンスカヤの刺激的なベートーヴェンのクロイツェルソナタを聴きながら、うつらうつらと居眠り。誠に気持ちが良かった。演奏会でもたまに「これを聴きながら、このまま寝ちゃったら気持ちいいだろうなぁ」と思うときがある。

2010年08月10日(火)
帰宅の電車の中でブフビンダーのブラームス、ピアノ協奏曲2番を鑑賞。やはりブフビンダーはショパンよりブラームスが似合う。アーノンクールのクリアなサウンドとブフビンダーの力強いピアノが、意外とよくマッチしている。

通勤時間にiPhoneでブフビンダーのショパン作品集を鑑賞中。やはり予想通り、ショパンらしからぬ演奏。ときにはシューベルトのように、ときにはブラームスのように…。パリのサロンではなく、ウィーンのカフェが似合いそうな印象。

2010年08月09日(月)
帰宅の電車の中でスウィトナー/N響の「ポストホルン」セレナード。会場で聴いて大感激した演奏なのだけど、いま聴くと「あれ?こんな演奏だったっけ?」という軽い失望感。この数十年でモーツァルトの演奏が変わったせいか、それとも、自分の頭の中で記憶を美化していたのか…。たぶんその両方。

今朝の通勤時間はユジャ・ワンの「トランスフォーメーションiPhoneで。躍動感あふれるピアノが動き回る。かと言って、激しさ一辺倒ではなく、情感を欠くことがない。長く手元に置きたい盤。

2010年08月06日(金)
昼休み。「プロメテウスの創造物」全曲のピアノ版(ベートーヴェン編曲)をiPhoneで鑑賞中。カツァリスのピアノ。先日聴いたマッケラス指揮のオケ版よりも、こちらの方が楽しかったりして…。演奏の力は大きい。

通勤時間に「エグモント」全曲セル/ウィーン・フィルの演奏で。力強い昔ながらのベートーヴェン。骨太でありながら筋肉も引き締まった演奏は聴いていて心地良い。古さを感じせない新鮮さ。

2010年08月05日(木)
朝の通勤と日中の移動時間「プロメテウスの創造物」全曲を聴き終えた。終曲で耳慣れた旋律が出てくるが、どうしても英雄交響曲の終楽章と比べてしまうのは当然だろう。どちらが感動的かは言うまでもない。ブリュッヘン/新日本フィルのときは感動したんだけどなぁ…。

ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」全曲を鑑賞中。確かに楽しいが、以前ブリュッヘン/新日本フィルで聴いたときの大感激は、残念ながらよみがえらなかった。このCDのマッケラス指揮が駄目とも思わないけれど。

2010年08月04日(水)
帰宅の電車の中では、テミルカーノフのショスタコーヴィチの7番。5月の読響客演でも「一般参賀」の演奏会を聴いた。あれを思い出させてくれる素晴らしい演奏のCD。テミルカーノフが振ると、オケから何とも芳しい香りがただようようだ。

朝の通勤時間に聴いた安永徹(Vn)/オーケストラアンサンブル金沢シューベルトの交響曲は今ひとつピンと来なかった。安永さんの弾き振りは、モーツァルトの方が素晴らしいと思う。

安永徹(Vn)さんの弾き振り、堂々たるドイツ風の音楽で結構好き。さすがは(元)BPOコンマスだけある思う。いま通勤時間に聴いているのは、数ヶ月前に発売されたオーケストラアンサンブル金沢のCD。他にも何枚か出ていて、モーツァルトの交響曲の演奏も素晴らしい。

2010年08月03日(火)
昨日引き続き通勤時間に飯守泰次郎/関西フィルのブラームス交響曲全集のCDを鑑賞中。今朝は2番。力強さと伸びやかさで旋律がぐんぐんと湧き上がる。素晴らしい。

2010年08月02日(月)
帰宅の電車の中でも、朝の続きで、飯守泰次郎/関西フィルのブラームス。朝は4番、帰りは1番。どちらかと言うと4番の方が私好みかな。明日も往復楽しめそうで嬉しい。本来、さほど嬉しくないはずの通勤時間が楽しくて仕方ない。

今朝の通勤時間の鑑賞は、発売されたばかりの飯守泰次郎/関西フィルのブラームス交響曲全集。セッション録音。期待をはるかに上回る素晴らしい演奏。力強く、かつ、しなやか。指揮している飯守さんの表情や動作が目に浮かぶようだ。

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2010年8月 7日 (土)

秋山和慶/洗足学園音大(2010/8/7)

2010年8月7日(土)17:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:秋山和慶
洗足学園音楽大学ポップスオーケストラ

(フェスタサマーミューザKAWASAKI2010)
プロデュース:渡辺俊幸

コープランド:市民のためのファンファーレ
ルロイ・アンダーソン名曲集より:
 「舞踏会の美女」
 「シンコペーティッド・クロック」
 「ワルツィング・キャット」
 「セレナータ」
 「プリンク・プランク・プルンク!」
 「トランペット吹きの休日」
リーバーマン:ビッグバンドと交響管弦楽の為の協奏曲

(以上、休憩前まで鑑賞、後半未聴

私は秋山和慶さんのファンなので、迷うことなくチケットを買いましたが、ミューザに響いた音は、いつも聴いている秋山/東響のサウンドとは別次元。
当然と言えば当然のことで、音楽大学のオーケストラとプロのオーケストラを比べること自体に無理があります。
東京交響楽団をなめてはいけませんね。
でも、景色は見慣れたミューザですが、なんだか、異空間に来てしまったような気すらしました。

社交辞令的に「よく頑張った、素晴らしい」と絶賛するのが礼儀なのかもしれませんが、プロを目指している方々の集団が、サマーミューザという「音楽祭」の有料公演の一枠を任された以上は、やはり感じたことを素直に述べておきたいと思います。

技術的には、音はきれいに鳴っています。
音がひっくり返ったり、アンサンブルが大きく崩れたりしているわけでもありません。
そういう点では「さすが音大のオケ」と思ったことも事実です。
でも、何が足りないかというと、「楽しんで演奏している」ように聞こえないのです。
もし、学校の試験を受けるような気持ちで演奏していたのだとすれば、そういう演奏では、聴衆を楽しませることはできないと思いました。

そうした中で、なかなか快演だったのは、「トランペット吹きの休日」を吹いた3人のトランペッター。
部分的に「安全運転」になりかけたところもありましたが、全般的には、誇らしげに鳴り響かせたその音からは、音を「楽しむ」姿勢が伝わってきました。
「皆さん、この旋律、ほら、こんなに素敵なんですよ」というような気持ちがもっと込められれば、さらにレベルアップするのではないかと思いました。

リーバーマンの協奏曲は、オーケストラとジャズバンドの協奏曲という珍しい編成ですが、ジャズバンドの中で、サキソフォンを吹いた2人の方も、熱演のソロを聴かせてくれました。

なお、この日は、当初「19:00終演」と告知されていましたが、ホールに着いてみると「19:45終演」と貼り出されていました。
個人的に体調がいまひとつだったこともあり、所用もあったので、前半が終了したところで失礼させていただきました。
よって、以上は、前半を聴いただけの感想です。

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