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2010年9月16日 (木)

ロペス=コボス/東フィル(2010/9/16)

2010年9月16日(木)19:00
東京オペラシティ コンサートホール

指揮:ヘスス・ロペス=コボス
東京フィルハーモニー交響楽団

(第57回東京オペラシティ定期シリーズ)
ギター:荘村清志
ソプラノ:山本 真由美

トゥリーナ:交響詩「幻想舞曲集」
ロドリーゴ:ある紳士のための幻想曲
タレガ:アルハンブラの思い出
(アンコール)
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」

ロペス=コボスさんって、ベルリン・フィル・クラスのオケも指揮する方のはず。
でも「これがベルリン・フィルだったら…」などと言うのは野暮というもの。
あの東フィルが…。
あの、ときどき「爆演」になっちゃう東フィルが…。
なんと、ほとんど荒くならずに、壮大なクライマックスを築いたのは、やっぱり指揮者の力量でしょう。
オケの音色も、すっかりラテン系。
こんな色彩感を表現できるオケだったんだ…。
いや、こんな色彩感を、棒一本、体一つで引き出した指揮者は、やっぱりただ者ではないと言うべきか…。

ロペス・コボスさんは、トゥリーナとファリャは譜面を置かずに暗譜で指揮。
その確信に満ちた動作は、オーケストラに迷いを一切生じさせずに、ラテン系の世界へ誘ったことでしょう。
「三角帽子」全曲をこういう演奏で聴く機会を得たことは、喜ばしい限りでした。

ロドリーゴ、タレガでは、荘村清志さんのギターの音色に癒されました。
楽器の音量の関係でPAを使うのは致し方のないところ。
電気で拡大しているということはあまり指揮せずに聴くことが出来る、好ましいバランスだったと思います。

会場に向かうときは少し疲れ気味に感じていたのが、帰宅するときは体調が良くなっていました。
音楽には解毒作用のような効用があるようです。
興奮によって「疲れた感覚を麻痺させる」ときもあるので注意は必要ですが…。

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