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2010年10月31日 (日)

10月に聴いたCDの感想

10月も通勤途上のヘッドフォン・ステレオでの鑑賞がメインですが、CDをいろいろ聴き、Twitterでつぶやきました。その内容をコピペでまとめておきます。

私の場合、ファイル形式は、MP3、256kbps VBR 高音質、エンコーダはiTunesを使用しています。
可逆圧縮、無圧縮の方が理論上音は良いはずですが、電車の中や歩行中に聴くのがメインですので「私には違いはわからない」とMP3形式で割り切っています。
プレイヤーは主にiPhne 3GS、ヘッドフォン(イヤフォン)は、Klipschというメーカーの、IMAGE X5という製品を使っています。

2010年10月30日(土)
昨年の今頃、非常に体調が悪い時期に聴いていた曲は、つらい日々の記憶がよみがえるようで、しばらく聴けなかった。最近ようやく楽しんで聴けるようになった。ブラームスのセレナード第1番もそのひとつ。もちろん交響曲のかわりにはならないけれど、無視するには惜しい作品。今日はケルテスのCDで。

2010年10月27日(水)
ブルックナーでは神経質なくらい論じられる版の問題が、チャイコフスキーのVn協奏曲では表示すらされないのはなぜ?近年まで一般的だった省略や装飾のある版は「アウアー版」とか明記してほしいところ。クレーメルのCDで聴いて以来、ノーカットのオリジナル版でないと、軽い失望感を覚える。

2010年10月26日(火)
ヒラリー・ハーンのCDを聴きながら、前回の来日のときの演奏会、特に協奏曲を聴きに行かなかったことを悔やむ。幸い、次の機会は来年3月。協奏曲は聴けないが、リサイタルがある。こんどは聴いてみたい。

チャイコフスキーのVn協奏曲を「酒のにおいのする下品な作品」と評した同時代の評論家は、ある意味、本質を見極めていたとも思える。しかし、ヒラリー・ハーンは、その土俗臭のいっさいを消し去り、高度に純化したスタイリッシュな音楽に変えている。しかも音に込められた情報量は多い。素晴らしい。

ヒラリー・ハーンパガニーニVn協奏曲のCD。作品の品格がふた周りくらい高くなった印象。こういう演奏で聴くと、この曲も「芸術作品」なんだな…と思う。併録のシュポアの協奏曲は、来年2月の読響定期のオール・シュポア・プロで取り上げられる曲かも。

2010年10月25日(月)
ヘッドフォンステレオに入っている曲を入れ替え。RCAのリビングステレオのBoxは確かに1枚あたりの単価は安かったけど、音質はやっぱり年代を感じて少々つらい。ショルティの優秀録音があるのにあえてライナー/CSOを聴く理由は、今の私にはないと思った。

2010年10月24日(日)
スクロヴァチェフスキ/読響ブルックナー8番のSACD、気になって一番最後の部分から聴い。噂のフライング気味のブラボーがしっかりと記録されている。聴くたびにこれが耳に入るのは少々つらい。自分の行った演奏会がこちらではなく、静寂が数秒間保たれたサントリーホールの方で本当に良かった。

2010年10月13日(水)
インバル/都響ブル8ライヴCD。インバルお得意の初版での演奏。会場で聴いた高揚感がよみがえる、力強いけど美しい演奏。ただ、東京文化会館にしては残響が多い感じ。確かに、大編成を2階正面で聴くと残響を感じることもあったけど、当日私が聴いたのは5階席の分解能の高い音。

2010年10月12日(火)
ウィーン・フィルシャンゼリゼ劇場ライヴCD3枚組。メータ、ムーティ、小澤の個性よりも、VPOの音色の統一感が印象的。でも、3人の中でいちばん指揮者の音色に染まっているように感じたのは、ちょっと意外だが小澤さんブラームス2番。機能的に感じるVPOの演奏。

2010年10月11日(月)
久しぶりにクレーメル&マゼール/BPOチャイコフスキーVn協奏曲のCDを取り出した。レコ芸によれば現在廃盤とのこと。79年のデジタル初期の録音だが、クレーメルはこのころから凄かった。実は同時期に同コンビの現地ライヴがFMで放送され、さらに輪をかけて凄かったのを思い出した。

ヒラリー・ハーンチャイコフスキーVn協奏曲のCD。レコ芸8月号の吉田秀和さんの文章「何という俗気のなさ!」「バッハみたいなチャイコフスキー」さすが大家の文章は違う。ムター&カラヤンの同曲の演奏との比較も面白い。私もハーンの演奏の方が好き。

NHKでハリソン・フォードのメッセージVTRの前に、インディ・ジョーンズの音楽が少し流れた。この曲、結構好きで実はCDも3枚所有。演奏はカンゼル/シンシナティが断然面白く、次はサウンドトラック作曲者ジョン・ウィリアムズ自作自演(ボストン・ポップス)は意外と面白くない。

2010年10月08日(金)
国内盤は既発だが、輸入盤の発売を待っていたヒラリー・ハーンチャイコフスキーVn協奏曲のCDが届いた。今さら言うまでもないが、Vnの音色、ニュアンスの多彩なこと!上品に演奏されているが、心に響くように語りかけてくる音は途絶えることなく、一音一音が全て魅惑に満ちている。

2010年10月06日(水)
円高の恩恵の安値で入手したブーレーズリングワルキューレから聴き始めたが、まるでフランス音楽のような気品のある美しい演奏に驚く。当時、演出だけでなく演奏も賛否両論だったと読んだ気がするが、このワーグナーらしくない音のせい?この透明感のある音、私は好きだ。

2010年10月04日(月)
なんと、NAXOS MUSIC LIBRARYには、ミンコフスキ/ルーヴル宮音楽隊ハイドン交響曲も、ファイ/ハイデルベルク響のハイドン交響曲もある。どちらもCDが欲しかったけど我慢していた演奏。すごく得をした気分。

ブーレーズシマノフスキ、Vn協奏曲1番交響曲3番のCD。彼が振ると、どこのオケでもしっかりブーレーズの明晰な音がするが、それはウィーン・フィルでも同じ。それでも、どこかウィーン・フィルっぽい艶やかさを内在させているところが、この、ちょっと退廃的な印象もある曲に合っているかも。

2010年10月03日(日)
ヒラリー・ハーンのことは、最近まで「有名なヴァイオリニスト」程度の意識しかなかったが、たまたま、家にあったCDを聴き返してみて、すっかりハマってしまった。今さら「ヒラリー・ハーンってスゴイ」と言ったって、誰も感心してくれないのはわかっているけど、言わずにはいられない。

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