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2010年11月30日 (火)

11月に聴いたCDの感想

11月も相変わらず通勤途上のヘッドフォン・ステレオでの鑑賞がメインですが、CDをいろいろ聴き、Twitterでつぶやきました。
いくつかは、Naxos Music Library (NML)での鑑賞も含みます。

2010年11月28日(日)
ジンマン指揮のマーラー交響曲10番のCD、カーペンター版による演奏。それほどクック版を聞きこんでいるわけでもないが、ずいぶん、にぎやかに感じる。

2010年11月27日(土)
電車の中でサロネン/フィルハーモニアのCD、マーラーの9番。見通しの良い音作りだがブーレーズほど人工的ではなく、叙情性や諦観といった感情も感じられる演奏。ウィーン・フィル来日公演の指揮者&曲目変更に怒ったサロネン・ファンの気持ちに共感しながらの鑑賞。

2010年11月26日(金)
朝の通勤時間にフルシャ/プラハ・フィルのライヴ盤で「わが祖国」。電車の中でのヘッドフォンでの鑑賞だから細かいことはわからないが、良くも悪くもスマートな演奏の印象。今まで生で聴いたことがないので12月の都響は興味ある。

2010年11月25日(木)
Naxos MLでカンブルラン/南西ドイツ放送響の「ボレロ」。スローテンポで始まり、高い集中力を維持したまま高揚。ヒートアップしながら重量感を増していき、ズシンと来る音でクライマックスへ。

2010年11月24日(水)
Naxos MLでカンブルランの「展覧会の絵」を鑑賞。カラフル、カラフル。めちゃくちゃ多彩な音色。それでいて、凄みのある深い音。通俗名曲が交響詩のように雄弁にドラマを語る。素晴らしい。

帰宅の電車の中でブルックナーの6番を予習中。ヨッフムの指揮。3、4、5と、7、8、9に挟まれて、私はあまり聴く機会が多くないが、結構良い曲ではないか。

きのう、みなとみらいで「火の鳥」中毒に感染したようで、今朝の通勤時間は、デュトワの「火の鳥」。昨晩ひさしぶりにCDを取り出して取り込んだ。思えば、20世紀終盤は、デュトワが破竹の勢いでかつての名盤アンセルメ盤を駆逐?した年代でもあった。懐かしい。

2010年11月23日(火)
幸いカンブルランの演奏はNAXOS MLでたくさん聴ける。日本を留守の間も楽しめそう。手始めにモーツァルトの交響曲を聴いてみたが、伝統的スタイルの気持ち良い演奏。来年、読響でやるプラハ・プロが楽しみ。読響は素晴らしい常任指揮者を獲得したと思う。

2010年11月19日(金)
今朝の通勤時間は、スクロロヴァチェフスキ/読響のCDでブルックナーの8番。今年3月のブル8ラッシュのひとつ。オペラシティライヴ。金管の音色が万全ではないが、細部に神経質にならず太い筆で豪快かつ迅速に疾走する音楽は魅力的。3月ほど短期間ではないが、東京は再び初冬のブル8ラッシュ。

2010年11月18日(木)
ラッヘンマンの音楽劇「マッチ売りの少女」、東響定期以来本当に久しぶりにカンブルランのCDで聴いている。断片的な音(声も含む)が次々に飛び出し、単に「変わった音響」としてなら私でも楽しむことは出来る。23世紀の一般聴衆は、こういう曲を「クラシック音楽」として楽しむのだろうか。

今朝の通勤時間は、20世紀後半の作品とはいえ、今でも前衛音楽に分類したくなるラッヘンマンの音楽劇「マッチ売りの少女」カンブルラン指揮のCD。ずいぶん前に東響も定期で上演した曲。作曲者は当時インタビューで「聴衆は変わった響きは楽しんでいるが、真に曲を理解しているとは限らない」と。

2010年11月17日(水)
今朝は気分を変えて、ショパンのピアノ曲河村尚子さんのCD。都合がつかず行けないけど、確か、今夜、オペラシティでリサイタルのはず。それから、来年1月に読響にも協奏曲のソリストとし登場予定のはずだが、そちらもたぶん都合がつかない。

2010年11月16日(火)
NMLのテンシュテット「第九」ライヴ(LPOレーベル)、一気に全曲聴いてしまった。終楽章でコーラスが一瞬あわくっているような場面もあったような気もするが、終始たたみかけても爆演ではなく昇華しているところがテンシュテットの器の大きさだろうか。ルチア・ポップの懐かしい美声も嬉しい。

Naxos MLのLPOレーベル、テンシュテットのライヴ。目移りして困るが、「巨人」の後は他のマーラーを横目に、懐かしきルチア・ポップの名前にも惹かれてベートーヴェンの第九。まだ第1楽章だが、これまた凄い。凄い、凄いとしかつぶやけなくて歯がゆいが、やっぱり凄い。

AMAZON MP3は散財の危険性が高いので近づかないようにして、Naxos MLでテンシュテットの「巨人」ライヴ(LPOレーベル)を鑑賞中。確かに、こりゃ、凄いわ。「テンシュテットのライヴは凄い」という文字情報と、実際に音で体験するのとではエライ違い。

コパチンスカヤ(Vn)小品集CD「ラプソディア」を聴きながら通勤。セッション録音のようだが演奏のテンションは高く、7月の新日本フィル定期で聴いた鬼気迫る演奏の記憶を思いおこさせてくれる。

2010年11月15日(月)
テンシュテットのライヴはセッション録音とは比べ物にならないほどスゴイらしい…という一般常識?は知っているが、そこにお金と時間をつぎこんだら際限がなくなるので、Naxos MLで我慢。いま「悲劇的」を再生中。…でも、こんなハイテンションの演奏を聴かされたら、我慢にも限界が…。

AMAZON MP3ダウンロード購入の、最近話題のオロスコ=エストラーダ(Orozco-Estrada)指揮/トーンキュンストラーの「巨人」。めちゃくちゃ透明感のあるサウンド。まるでドビュッシーみたい。私はブーレーズや小澤さんのマーラーも好きだが、ここまで淡泊なのはちょっと…。

2010年11月14日(日)
CDでのプレヴィンは、LSO時代のキレの良い演奏が一番好き。でも、ピッツバーグ時代のテラーク優秀録音も魅力があり、悩ましいところ。プレヴィンのジャズ録音にも全く同じことが言えて、古いマイフェアレディなども、テラークなどの近年の円熟した演奏も、どちらも捨てがたい。

2010年11月13日(土)
最近は、購入したCDはまずiPhoneに入れて移動時間に聴くというスタイルがすっかり定着。バス、電車内で、サロネン/フィルハーモニアの幻想交響曲を鑑賞中。

2010年11月12日(金)
通勤電車の中で、たまたまiPhoneに入れておいたモントゥー/ボストンの「悲愴」を聴いている。すっきりとしていながら意思のパワーを感じられる。古さを感じない、なかなかの演奏。「春の祭典」を初演したひとだっけ?やはり「名前」の残っている人だけのことはある。

2010年11月11日(木)
ふと気になって、NMLでマルティン・トゥルノフスキー指揮「ポストホルン」 を聴いてみた。何としなやかで力強い音楽!エリシュカや、古い方ではアンチェルやターリッヒに通じるものがあるのかな。でも、残念ながら今月の東響(川崎)も群響(高崎)も都合がつきそうにない。

2010年11月10日(水)
今朝の通勤時間はVPOキャンセルで憤ったファンの方の思いを知りたくて、うちにあった唯一のサロネンのCD。禿山の一夜、中国の不思議な役人、春の祭典が1枚に収録された盤。明晰だけど分析的に陥らない力強いサウンドは、確かに素晴らしい。

2010年11月09日(火)
庄司紗矢香&カシオーリのベートーヴェン「クロイツェル」
のCD、先を急がずに切々と歌うVnと、チャーミングに紡ぐP。まるで老大家のコンビによる演奏のよう。とてもフレッシュな若手コンビとは思えない。もっとも二人とも歳は若いがキャリアは十分に積んでいると言うべきかも。

演奏会ロビーで買った庄司紗矢香&カシオーリのベートーヴェンvnソナタのCD、演奏会でも感じたことだが、カシオーリのチャーミングなピアノが素晴らしい。これぞデュオの醍醐味。庄司さんは良いパートナーに恵まれた。川崎で弾いた曲も録音しているといいな。

2010年11月08日(月)
メッツマッハーのCD「ヴォツェック」(EMI)には、第3幕終了後に、ラトル「ルル組曲」がカップリングされている。確かに「お得」なのかもしれないが、私はこういうCDは、あまり好きになれない。

今朝の通勤時間は昨日購入のメッツマッハー「ヴォツェック」のCDを聴きながら。これ以外のCDはブーレーズしか聴いたことがないが比べると「粒々感」が無く流麗な感じ。ライヴ録音のようだが「なるほど、これはオペラだ」と思える。当然昨日聴いた新日本フィル「悲劇的」と同方向のサウンド。

2010年11月04日(木)
昨夜は演奏会の余韻が残っていたので帰宅後にCDはかけなかったが、相次ぐ訃報は悲しい。今朝は、故ルドルフ・バルシャイのショスタコーヴィチ8番を聴きながら通勤。激安Boxのはしりのような全集だったが、演奏の質は高く、大変お世話になった演奏。改めて格調高い緊迫感に浸る。

2010年11月03日(水)
スウィトナー/N響のライヴCDの「ポストホルン」セレナード。会場で聴いたときは大感激したのだが、今の時代に聴くと、ずいぶんのんびりした演奏に聴こえる。記憶の美化のせいだと思うが、それでもあの日の会場の光景は、鮮明に思い出すことができる。その光景すら、記憶の美化かもしれないが。

2010年11月02日(火)
通勤の電車内で鑑賞中の小澤/ボストン響マーラー「悲劇的」は第2楽章へ。単に慣れの問題かもしれないが、第2楽章が従来通りスケルツォだと少しホッとする。小澤さんの録音の頃はスケルツォに決まっているが、それでも最近は、第1楽章が終わった後「次に出てくる音は?」と身構えてしまう。

朝にふさわしいかどうかわからないが、マーラーの6番「悲劇的」を聴きながら通勤中。演奏は小澤/ ボストン響。久しぶりに聴いているが、やはり常設の名門オケとそのシェフの演奏は、祝祭臨時オケにはない安定感があると思う。私はやっぱりボストン響時代の小澤さんが一番好き。

2010年11月01日(月)
今朝の通勤時間はミュンシュ/ボストン響運命・田園。爆演を期待したけど、落ち着いた大人の演奏。野蛮な所のない格調高い演奏だが、語りかけてくるような表情は豊かで、内に秘めた力強さは感じることができる。

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