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2010年12月の7件の記事

2010年12月31日 (金)

2010年12月に鑑賞した演奏会・オペラ

2010年12月5日(日)
指揮:大友直人/東京交響楽団

2010年12月13日(月) 19:00
指揮:尾高忠明/読売日本交響楽団

2010年12月18日(土)
指揮:シャルル・デュトワ/NHK交響楽団

2010年12月20日
指揮:ヤクブ・フルシャ/東京都交響楽団

2010年12月25日(土)
指揮:大野和士/新国立劇場「トリスタンとイゾルデ」

2010年12月29日(水)
指揮:秋山和慶/東京交響楽団

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2010年12月29日 (水)

秋山和慶/東響(2010/12/29)

2010年12月29日(水)14:00
サントリーホール

指揮・チェンバロ:秋山和慶
東京交響楽団
(特別演奏会 第九と四季 2010)
ヴァイオリン:郷古廉廉
(ごうこすなお)
ソプラノ:アレクサンドラ・ラインプレヒト
メゾ・ソプラノ:清水華澄
テノール:ダニエル・キルヒ
バス:アッティラ・ユン
合唱:東響コーラス  
合唱指揮:安藤常光

ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」より「春」「冬」
ベートーヴェン:交響曲第9番
蛍の光
(アンコール)

この日は私は、出勤が年内最終日。
職場で軽食と飲み物による納会の後、正午で解散。
職場を出たその足でサントリーホールへ向かいました。
1年の仕事を終えて一気に気がゆるんだのか、1年の疲れがドッと出た体感。
脱力感を感じながら演奏を聴きました。
前半では、睡魔に襲われる瞬間も…。
しかし、第九の素晴らしい演奏にパワーをもらったのか、終演後、ホールを出るときは、すっかり元気になっていました。
音楽に解毒作用のようなものを経験するのは結構ありますが、この日もそうだったようです。

東響の「第九と四季」は、私は、比較的頻繁に聴いています。
客席には東響定期常連(おそらく定期会員)方のお顔も多く、演奏のレベルの高さは、知っている人は知っているものと思います。

私が一番最初に聴いたのは、(歳がばれますが)1985年。
簡易保険ホールが、まだクラシックの演奏会によく使われていた頃です。
そのときは「神聖な第九の後に、アンコール、それも、蛍の光を演奏するとは!」と、ちょっと気落ちした記憶があります。
でも、これだけ長く続くと、それも「伝統」。
ステージの照明が徐々に落とされていく中、色とりどりのペンライトの光が織りなす幻想的な音響空間は、いつしか私の中では「何度経験しても心を洗われるひととき」に変わりました。
ただ、今年は残念なことに、何度もフラッシュをたいて執拗に写真を撮る方々が…。
ほんの2~3人の方だけですが、全体に与える影響は大きいものがありました。

もっとも、私も、人様のことは言えません。
この日のうっかりミスは携帯電話の電源切り忘れ。
もちろんマナーモードにはしてありましたし、サントリーホール内は着信出来ないように電波を遮断するようになっているようですから実害はありませんでした。
しかし、こういう経験は過去に記憶がありません。
仕事納めで、よほどボンヤリしていたようです。

秋山和慶さんの第九は、毎年素晴らしい演奏で「すでに完成系に達している」と思っていましたが、まだ進化を続けているようです。
以前よりも金管やティンパニのアクセントが強めになった印象。
今年は、数カ所で微妙に音がずれたりして、このコンビの演奏にしては珍しいと思いましたが、それで価値の下がる演奏ではありません。
東響コーラスの澄んだ歌声も、例年のことではありますが、やはり素晴らしい。
最近の在京オケの「第九」では、プロの合唱団が歌うものも多く、そういうときは「さすがはプロ、この少人数でこのパワー」と感心するわけですが、アマチュアの東響コーラスは、人数は多いものの、一糸乱れぬハーモニーが大人数のハンディを感じさせません。
そして、当然、大人数のパワーがありますから、もう素晴らしいの一言。
東響コーラスのレベルの高さは前々から経験済みですが、何度聴いても感嘆させられるハイレベルな合唱です。

なお、休憩前に「四季」の「春」「冬」のソロを弾いた郷古さんは久しぶり(前回は2008年2月16日)に聴きました。
外見上は「大人になったなぁ」という第一印象。
それでも、まだハイティーンのはずです。
ときおり見せる劇的なスタイルは、前座の域は十分に超えていたと思います。
もっとも、前述のように、個人的な体調により、ときおり睡魔を感じながらの鑑賞でしたので、私には感想を語る資格はないかもしれません。

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2010年12月25日 (土)

新国立劇場「トリスタンとイゾルデ」(2010/12/25)

2010年12月25日(土)14:00
新国立劇場オペラパレス

ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」

巷は「第九」の季節ですが、NHK-FMのバイロイト音楽祭の放送を聴きながら育った者にとって「年末にワーグナー」は、ツボにはまったようにしっくりときます。

大野和士さんの新国立劇場への出演は、1998年の「魔笛」以来とのこと。
調べてみたら、私は、1998年5月10日の公演を観に行っていました。
ホール内に響き渡る美しさ極まりのない音色は今でも記憶に残っていますが、指揮が大野さんだったことは忘れていました。
プログラムの冊子を見ると、オケは懐かしい「新星日本交響楽団」とあります。

大野さんの立場は、あの頃とは大きく変わりました。
チケットは早々に完売。
Yahoo!オークションでの競争率も、かなりのものだったようです。
当然、大きな期待を抱いて会場に足を運びました。

会場入り口には「チケットを譲って下さい」という紙を持った方が立っていたり、入場してすぐの所には、黒い蝶ネクタイ姿で、オペラ芸術監督の尾高忠明さんが、関係者?の方々と一緒に、観客を出迎えるような形で立っておられました。
欧米の有名歌劇場のプレミエのような、上流階級の社交場のような雰囲気はありませんが、やはり新制作初日の公演は胸が弾みます。

最初はオケも歌手も、ちょっと固くなっている印象もありました。
第1幕冒頭でオケがちょっと危なっかしくて「ん?評論家の先生が酷評するレパートリー公演のときの東フィルと同じ状態か?」と、一瞬心配になりました。
歌手も最初の方は手探り状態みたいな感じで「え?こんなもん?」と思いました。
しかし、オケも歌手も徐々に調子を上げ、媚薬を飲み干すあたりでは、もうフルパワー全開。
東フィルの演奏が隅々まで完璧だったとは言いませんが、「これは!」と圧倒される場面は多々あり、おそらく東フィルにとっても「特別な演奏」だったことでしょう。
そのオケの響き、いや、歌手も含めた舞台の高揚感を引き出したのが大野和士さんであることは異論がないと思います。
第3幕終盤では、トリスタン役のグールドさん、イゾルデ役のテオリンさんも、神がかったように歌い演じる場面もあり、エキサイティングな上演でした。
100%でないにしても、私は十分に満足いたしました。
D席会員割引料金でこれだけのものを観せていただいて、とても文句など言えません。

新国立劇場で同一演目複数公演を聴き比べた経験はないので断言は出来ませんが、回数を重ねた後の公演の方が、オケの音が練れてくる…というウワサも聞きますので、今後の公演は、今日の初日以上に期待できるかもしれません。

大野和士さんの姿は、私が見ることができたのは最後のカーテンコールのときだけですが、大柄の外国人歌手と並んでも、実際の身長以上に大きく見えました。

演出や舞台装置のことは、私はあまり詳しくないのでよくわからないのですが、舞台に水を張った、歩くとピチャピチャと音をたてる様子は「こういうの、ヴォツェックでもあったよなぁ」と思ってしまいました。
もちろん今回の舞台では水が主役ではなく、一要素に過ぎないかもしれません。
最初から最後まで、黒っぽい色が支配する舞台。
その中で、ひときわ目を引く、白、あるいは、赤の衣装。
セリフにも「昼の世界、夜の世界」などとありましたが、「ずっと夜ばかり」の印象。
でも、よくわかりません。
評論家の先生の文章を楽しみに待ちたいと思います。

今日の私は、多少の反省もありました。
朝の寝起きから体調が良くて「絶好の鑑賞日より」と思ったのですが、無意識のうちに会場に行く前からハイテンションになっていたようで、第1幕の途中で、ホッとしたのか、眠くなってしまったのです。
こういう経験は過去にもありました。
NHKホールでのN響定期公演で、開演前の室内楽をはりきって聴いて、本編で眠くなったこともありました。
N響のロビー室内楽は、席取りがバーゲンセール状態なので、最近は寄りつかないように注意してましたが、昨日からNHK-FMでバイロイト音楽祭の放送が始まったこともあり、油断してしまいました。

帰宅後は、本来は今日の上演の余韻に浸っていたいところですが、ティーレマンの「ワルキューレ」なので無視できず、音量を絞って流しています。
「年末にワーグナー」は、「年末に第九」と同じように、日本の風物詩。
そかし、今年の風物詩は特別でした、

スタッフ
【指揮】大野和士
【演出】デイヴィッド・マクヴィカー
【美術・衣裳】ロバート・ジョーンズ
【照明】ポール・コンスタブル
【振付】アンドリュー・ジョージ

キャスト
【トリスタン】ステファン・グールド
【マルケ王】ギド・イェンティンス
【イゾルデ】イレーネ・テオリン
【クルヴェナール】ユッカ・ラジライネン
【メロート】星野淳
【ブランゲーネ】エレナ・ツィトコーワ
【牧童】望月哲也
【舵取り】成田博之
【若い船乗りの声】吉田浩之

【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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2010年12月20日 (月)

フルシャ/都響(2010/12/20)

2010年12月20日(月)19:00
東京文化会館

指揮:ヤクブ・フルシャ
東京都交響楽団
(第709回定期演奏会Aシリーズ)
(ヤクブ・フルシャ プリンシパル・ゲスト・コンダクター
就任披露公演)
ピアノ:ニコライ・ルガンスキー

リスト:交響詩「レ・プレリュード」
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ショパン:幻想即興曲(アンコール)
マルティヌー:交響曲第3番

いま話題のフルシャさんを初めて生で聴くことができました。
来日は初めてではありませんが、昨年までの演奏会は聴く機会がありませんでした。
CDでは、プラハ・フィルを指揮したスメタナの「わが祖国」を聴いたことがあります。
しかし、印象がさほどでもなかったので「大評判だけど、どんなもんだろう?」と半信半疑で会場に足を運びました。

しかし、その私の、やや斜に構えた姿勢は、一曲目から姿勢を正さざるを得ませんでした。
若くして風格の気配を感じさせる堂々たる指揮姿。
レ・プレリュードでは大河の流れのような悠然たる演奏。
そして、マルティヌーの3番で聴かせてくれた緊迫感のある厳しい音は、ホールのデッドな音響にもかかわらず…いや、デッドな音響だからこそ、突き刺さるように迫ってきました。
やはり評判通りの逸材のようです。

協奏曲では、ルガンスキーさんのピアノが、ホールの音響特性のせいか、いささか高音が強めに感じます。
でも、響きがデッドな分、くっきりと音の粒が聴こえた効用もある気がします。
基本的に即物的に弾きながらも、ところどころを絶妙に揺らす節の歌い回しは魅惑的。
ライヴならではの、ノッた演奏。
フルシャさんの指揮も、ショパンのオーケストレーションにもかかわらず、「伴奏」ではなく、「協奏」と感じられる堂々たるものでした。

この日は、帰宅後も就寝するまで、頭の中で、レ・プレリュードとマルティヌーが交互に鳴っていました。
こういう後味は本当に幸せです。

フルシャさんが来シーズン都響を振るのは、特別演奏会一回だけとのこと。
せっかく「プリンシパル・ゲスト・コンダクターに就任したのに…」という印象もあります。
でも。インバルさんの初年度が「え?これだけ?」という程度の回数だったことを思い起こして、2年後に期待したいと思います。
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2010年12月18日 (土)

デュトワ/N響(2010/12/18)

2010年12月18日(土)14:00
横浜みなとみらいホール

指揮:シャルル・デュトワ
NHK交響楽団
(2010横浜定期演奏会)
ピアノ:ピエール=ロラン・エマール

ラヴェル:ピアノ協奏曲
ブーレーズ:12のノタシオンより
(アンコール)
ショスタコーヴィッチ:交響曲第8番

個人的な体調の問題ですが、ちょっと疲れ気味で、ラヴェルのピアノ協奏曲は(眠りはしませんでしたが)眠気を感じながら聴いていました。
エマールさんがアンコールに弾いたブーレーズの曲で(寝ていたわけではありませんが)目が覚めました。

ネット上で「エマールさんのピアノ・リサイタルは、アンコールが凄い」という情報が飛び交っていましたが、その一端をかいま見たような感じ。
現代曲(と言っていいですよね?)を、こんなに「音楽」として生き生きと聴かせてしまうエマールさんは確かに凄い。
眠気でBGMのように聴いていたラヴェルはもったいなかったですが、このアンコールを聴けただけでも幸せでした。

休憩後のショスタコーヴィチは、まだ多少眠気は残っていて、ときどきあくびが出てしまいましたが、前半に比べてはるかに集中して聴くことが出来ました。
みなとみらいホールのP席で聴くN響は、やっぱり格別。
視覚的にも、P席から見るデュトワの指揮は、本当に面白い。
専門的なことはわかりませんが、テレビでおなじみの例の姿で正確に拍子を振りながら、肘(ひじ)の微妙なひねり、身のかがめ方、視線、顎(あご)の動きが、見事に音に変換される様子が手に取るようにわかる。
テレビだとアップのなり過ぎたり、頻繁に画面が変わったりして、ここまで楽しめません。
あまりN響を生で聴かないので「ふだん」がどれくらいかよくわかりませんが、少なくともNHK-ホールの3階席で聴く音および臨場感とは比べものになりません。
以前、デュトワさんの指揮する演奏をNHKホールの3階席で聴いて、「もしかして、ルーティーン・ワーク?」と感じたこともありましたが、その日の演奏を、もし、NHKホールの1階席前方で聴いていたら、違う印象を抱いた可能性もあると思いました。

数日前にサントリーホールでの同じプログラムの演奏がNHK-FMで生中継されましたが、そのときの印象とはずいぶん異なり、かなり気合いの入った指揮。
もちろん、デュトワさんの指揮ですから、ロシアの戦車が突進するような重量感はなく、クールでクリアなサウンドではあります。
それでも、音が炸裂するときの凄まじさ、弱音部の緊迫感は素晴らしい。
「普通のショスタコーヴィチ好き」の方が、この日の演奏を聴いて満足するかどうかは定かではありませんが、こういうショスタコーヴィチも「あり」だと思いますし、私は十分に堪能しました。
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2010年12月13日 (月)

尾高忠明/読響(2010/12/13)

2010年12月13日(月) 19:00
サントリーホール

指揮:尾高忠明
読売日本交響楽団

(第499回定期演奏会)

ブルックナー:交響曲第8番

尾高さんは、最初は巨匠然と振っていましたが、後半になると随所に熱血が顔を出し、渾身の熱演。
オケも、何かにとりつかれたような全力投球。
老巨匠のブルックナーとはちょっと違って、まだ若くて勢いのあるブルックナー。
深みや凄みが加わればさらに良かったと思いますが、それは欲張り過ぎというものでしょう。
尾高さんのブルックナーは、別のオケによる9番を聴いたことがありますが、合奏の出来栄えは今日の読響の方がはるかに上。
まさに、読響の別格の底力を見せつけた演奏でした。

尾高さんと読響の演奏では、以前、エルガーの交響曲第2番を聴いたことがあって、それが素晴らしく力の入った熱演で、強く印象に残っています。
もちろん、この日のブルックナーも凄い鳴らしっぷりで十分に楽しめましたが、聴いていて「出来れば、また、エルガーとかウォルトンとかを振ってほしいなぁ…」と邪念が入るあたりは、私はまだ修行が足りません。

この日の会場の客席は5~6割の入りだったかもしれません。
でも、熱心なブルックナー・ファンが大半だったようで、演奏中は研ぎ澄ましたような静けさ。
楽章間でも指揮者が脱力するまで静けさを守り、最後の音が鳴り終わった後も数秒間の静寂。
読響の奏者も弾き終わった姿勢のまま静止。
幸せな数秒間でした。
尾高さんが体の力を抜くと、その後はブラボーの嵐。
終演後の読響メンバーの「すごかったね~」というようなめちゃくちゃ明るい表情が熱演の凄まじさを物語っていました。

オケが引き上げた後も、尾高さんのソロカーテンコール。
こういう演奏会の後は、終演後のロビーも笑顔、笑顔、笑顔。
聴衆の顔も、みな、輝いています。

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2010年12月 5日 (日)

大友直人/東響(2010/12/5)

2010年12月5日(日)14:00
サントリーホール

指揮:大友直人
東京交響楽団
(第584回 定期演奏会)
八重唱:東京混声合唱団

《ベリオ生誕85周年》
ベリオ:シンフォニア
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」

ベリオのシンフォニアは一度生で聴いてみたくて、待ちに待った演目でした。
数年前にも都響の1月の現代音楽プロで取り上げられており、そのときも一回券を買ったのに出張が入り、聴けなかったものです。
現代音楽…と言っても、1968~69年の作とのことです。
PAを使ったヴォーカルが、断片的な音をちりばめて目が回るよう。
声はデフォルメされて、テレビの「笑点」で、林家木久扇が鼻声でやるギャグの「ワレワレハ宇宙人デアル…」に似ていなくもありません。

ヴィオラ首席3人、フルート首席2人、アシスタント・コンサートマスター2人…。
あちこちで首席奏者総動員に近い大編成。
ふだん一緒に舞台に乗ることの少ないフルートの相澤さんと甲藤さんが揃ったり、「あれ?ヴィオラの西村眞紀さんが2列目で弾いている!」と珍しい光景を見たり。

八重唱はさすがに東響コーラスではなく、東京混声合唱団。
指揮者の周りをぐるりと半周取り囲み、緻密な音の世界を作り上げていました。
これだけ複雑な、不思議な響きに満ちた曲を、決して「とりあえず音にしました」という次元でない「音の楽しみ」として聴けたのは嬉しい体験でした。

後半も、引き続き、総出に近い大編成の「英雄の生涯」。
大友直人さんは、ずっと東響定期で聴き続けていますが、近年は音に深みが増し、スケールが大きくなった印象があります。
それはコンサート・ミストレス(ソロ・コンサートマスター)の大谷さんも同じで、劇的なソロを披露。
音が荒れるのを恐れずにダイナミックな熱演。
回想の部分での木管の方々との掛け合いも美しいこと!
金管のごく一部に「おや?」と思う部分もありましたが、総じて音のごちそうに満足した演奏会でした。
20101205

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