« 飯守泰次郎/東京シティ・フィル(2011/2/10) | トップページ | フェドセーエフ/東フィル(2011/2/11) »

2011年2月11日 (金)

ブリュッヘン/新日本フィル(2011/2/11)

2011年2月11日(金・祝)15:00
すみだトリフォニーホール

指揮:フランス・ブリュッヘン
新日本フィルハーモニー交響楽団

フランス・ブリュッヘン・プロデュース
≪ベートーヴェン・プロジェクト≫第2回

ベートーヴェン:交響曲第4番
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

実は第4番が始まったときに、初日ほどワクワクしていない自分に気がつきました。
第1回に第1、2、3番の3曲を聴き、公開リハーサルで4番、5番を聴き、新日本フィルからこういう音が出るのは「当たり前」みたいな不遜な心境になっていた私。
そんな斜に構えた聴き手の私をも、て壮絶な演奏で見事に打ち砕いくれたブリュッヘンさんと新日本フィルに脱帽しました。

この日はさすがに、初日の「お辞儀もせずにいきなりエロイカ」のようなサプライズはありませんでしたが、演奏そのものがサプライズの連続。
楽章の終わりを弱い音で終わったり、クレッシェンドしたかと思ったら、また弱い音に戻って再度クレッシェンド、それを執拗に続けたり。
ブリュッヘンさん、全然、枯れていません!

第5番では「この第2楽章、第1楽章より凄くない?」と思っていたら、第3楽章はさらに凄く、第4楽章はもっと凄いというヒートアップ。
実は前日の公開リハーサルでこの第4楽章には一度驚いていたのですが、本番はもっと凄かった。
爆演スレスレのようでいて、高度の調和。

新聞のインタビュー記事によると、ブリュッヘンさんは「第3番で大きく前進、第4番で少し戻り、第5番で革命を起こし…」ということを番号順に進みたいそうです。
よくある第6番と第5番、第4番と第7番というような曲目にせず、初日にわざわざ長時間かけて第3番「英雄」まで演奏したのは意味があったようです。
これは、次回以降の、第6番と第7番、第8番と第9番も、大いに期待できそうです。

|

« 飯守泰次郎/東京シティ・フィル(2011/2/10) | トップページ | フェドセーエフ/東フィル(2011/2/11) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/50851579

この記事へのトラックバック一覧です: ブリュッヘン/新日本フィル(2011/2/11):

« 飯守泰次郎/東京シティ・フィル(2011/2/10) | トップページ | フェドセーエフ/東フィル(2011/2/11) »