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2011年2月11日 (金)

フェドセーエフ/東フィル(2011/2/11)

2011年2月11日(金)19:00
サントリーホール

指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
東京フィルハーモニー交響楽団

(第798回サントリー定期シリーズ)
チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番~「プレリュ-ド」

(アンコール)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番~「サラバンド」
(アンコール)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番~「ジーク」
(アンコール)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」
(ピアノ・ソロ:長尾洋史)

ドヴォルザークとストラヴィンスキーを聴いたというよりは、チャイコフスキーを2曲聴いたような体感。
今日の東フィルは、ホルンが一部不安定だったのが残念ですが、全般的には「良い方の東フィル」でした。

フェドセーエフさんの振る演奏会を聴くのは、本当に久しぶり。
モスクワ放送交響楽団の来日演奏会で、鳴らしまくりの荒っぽい演奏に辟易した記憶があります。
それ以来、遠ざかっていたのですが、この日の演奏は「上品な紳士」の香しいような印象で、ちょっと意外でした。

後でTwitterで教えていただいたのですが、フェドセーエフさんは西側に出てから相当スタイルが変化したそうです。
それまでの「爆演系」から、柔らかくデリケートなニュアンスを活かす方向へ。
長い年月を隔てて聴いた私にとって、まさにその通りの印象でした。

帰宅後に調べてみたら、フェードせーエフ/モスクワ放送響を過去に聴いたのは1986年と1997年。
強く印象に残っていた「鳴らしまくり」「荒っぽい」の演奏は1986年の方でした。
1997年の方の記憶はmあまり残っていません…。

まあ、一人の指揮者を違うオケ、違う会場、それも10年に一回くらいの頻度で3回聴いて「この人はこういう指揮者だ」などと断じることなどできるわけもありません。
私がこの日に聴いた演奏は、あくまでもこの日のフェドセーエフさん。
ただ、大多数の聴衆にとっては、演奏会は一期一会が大半であることも事実です。
この日は、聴きに行って本当に良かったです。
聴きに行かなかったら、私の心の中のフェドセーエフさんは、昔のイメージのまま固定されていたことでしょう。
…ということで、2011年の建国記念の日は、私の中で、フェドセーエフさんがが「敬遠したい指揮者」(現に、ずっと、してきました!)から「結構良いかも」に変わった記念の日になりました。
(ちなみに、この日は、友人にチケットを譲っていただいて、隣りで聴かせていただきました。本来は、友人の奥様の席です。)

前半の協奏曲ですが、協奏曲自体はソロもオケも楽しめたのですが、ドヴォルザークのチェロ協奏曲の後に、バッハの無伴奏を3曲もアンコールで聴きたいかどうかは、人それぞれでしょう。
まあ、歓迎する人の方が多いでしょうから、私はおそらく少数派。
やたら揺らして弾いていたような気もしますが、私はちょっとひいていたので半分上の空でした。

なお、演奏とは全然関係ありませんが、この日のアークヒルズは、休日18時閉店の丸善(書店)を追い出された大勢の人が、ビルの中にたむろして寒さをしのいでおり、ちょっと異様な光景。
(私もそのうちの一人)
あるショップの店員さんが、いぶかしげな目つきで、何度もじろじろとこちらを見ていたのも異様。
それが、18:30のホール開場と同時に、潮が引くように居なくなって、これもちょっと異様な光景でした。

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