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2011年2月27日 (日)

ブリュッヘン/新日本フィル(2011/2/27)

2011年2月27日(日)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:フランス・ブリュッヘン
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第473回定期演奏会)
第1ソプラノ:リーサ・ラーション
第2ソプラノ:ヨハネッテ・ゾーマー
アルト:パトリック・ヴァン・グーテム
テノール:ヤン・コボウ
バス:デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭

J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調

長大なはずのこの作品が、あっという間に終わってしまった感じ。
金管の突き刺す様な美しく刺激的な音に運ばれて、一種のスリルさえ感じさせるようなスピード感のある演奏。
ベートーヴェンでも感じたことですが、やはりブリュッヘンさんはも枯れていません。

この日の独唱者は、合唱団の前に座り、出番になると指揮者の近くに出てきて歌う。
指揮者の右横にはオルガンが置かれ、緊密なアンサンブルを構築。
そしていつものことですが、栗友会の合唱は澄んだハーモニーをはつらつと歌い上げ、ブリュッヘンのバッハ観を見事に体現していたと思います。
プログラム冊子によれば、栗友会は複数の団体で構成されているそうで、第九のときと同じメンバーか違うメンバーか、私にはわかりませんが、音楽を楽しむ上では、そのようなことを気にする必要は全く無し。
結構な大人数の編成には、いろいろな考えがあるとは思いますが、(バッハ・コレギウム・ジャパンのときは、もっと少人数だったような気がします)私は、特に違和感は感じませんでした。

新日本フィルの方は人数を絞り込んだアンサンブル。
クリアーで分解能の高い音色を紡ぎ出し、秀逸。
ブリュッヘンさんとの幸福な1ヶ月を過ごした最終日だけあって、もうすっかり、準・手兵の様相。
古楽オケでなくたって、こういう音が鳴ってしまうことの意味は大きい。
次回…があることを、心底、熱望します。

この日の演奏会では、全く個人的なことですが、演奏が始まり、美しい音響に酔い始めた頃、眠気を感じてしまいました。
体調は悪くなかったし、昼食を食べ過ぎたわけでもないので、自分でも理由はよくわかりません。
安息感、安心感、リラックスなどによるものでしょうか。
眠りはしませんでしたが、目を閉じて心地良く聴いていました。

第1部の終わりが近づいた頃、ホールの空調の温度設定が変わったのか、顔に冷気を感じ、夢見心地から覚醒状態に戻れました。
後は…興奮…というのともちょっと違って、精神的な高揚感と言うか…充足感を感じながらの鑑賞でした。

生きていて、ブリュッヘンさんのバッハを聴けたことを(キリスト教徒ではありませんが)神に感謝したい気持ちです。

(最近、ほとんどツィッターでつぶやいたことのコピペですみません。)

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