« 児玉宏/東響(2011/3/6) | トップページ | 中止または延期になった公演 »

2011年3月 8日 (火)

コルステン/読響(2011/3/8)

2011年3月8日(火)19:00
サントリーホール

指揮:ジェラール・コルステン
読売日本交響楽団
(第536回名曲シリーズ)

ソプラノ:エヴァ・メイ

《エヴァ・メイ=オペラ・アリアの夕べ》
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクアーレ」から
        「その眼差しの魔力を」
ロッシーニ:歌劇「なりゆき泥棒」から「そのときが近づく」
ヴェルディ:歌劇「椿姫」第3幕への前奏曲
ヴェルディ:歌劇「椿姫」から「不思議だわ、
       ああ、そは彼の人か…花から花へ」
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」から「暗い森」
ロッシーニ:歌劇「結婚手形」から
       「この喜びを聞いて下さい」
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」序曲
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」から
       「高い身分と豪勢な暮らし…フランス万歳!」
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」から
       「私のお父さん」
(アンコール)
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」から
       「ムゼッタのワルツ」
(アンコール)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」から
       「さようなら、過ぎ去った日よ」(アンコール)

「盗っ人に追い銭」(?)して良かった、良かった、大満足!
エヴァ・メイさんの滞在期間が、チューリッヒ歌劇場側の理由で短縮になり、当初出演予定の3公演のうち、定期演奏会だけがキャンセル。
聴けなくなったのが悔しくて一回券を買ってしまったオペラ・アリアの夕べ。
普通の一回券料金を追加で払ったことで、定期演奏会キャンセルのリカバリー以上のものを聴けたので、もう全ては水に流して、心より満足しています。

私がエヴァ・メイさんの声を聴くのはおそらくチューリッヒ歌劇場来日公演の「椿姫」以来。
この日はP席での鑑賞。
最初は「やはりP席で歌を聴くのは…」と感じましたが、曲が進んで調子が乗ってくると、十分に素晴らしい。
「反対側」のハンディをあまり感じない、なんともチャーミングな美声による耳への御馳走です。
お客さんの拍手も正直で、最初の方の慣らし運転(?)では、それなりに、調子が出てきて声が会場を圧倒するようになると熱烈に反応。
エヴァ・メイさんもサントリーホールの客席を心得たもので、曲によってはときどき横を向いたり、後ろを向いたりして歌ってくれました。
P席側を向いて声を出してくれたときは、瞬間的にS席状態。
私にとってエヴァ・メイさんは、容姿、声の質、ともに、一番好きな女性歌手かもしれません。
細くはないけど、デブでもなくて、ちょうど良い体型。
眼差しがきれいで、声もきれいで、もうたまりません!
読響さん、よくぞ、このクラスの歌手を招聘してくれたと感謝感激です。

今日の読響の響きは、良い意味と悪い意味の両方で、まるで歌劇場のオーケストラ。
「荒いなぁ」「テミルカーノフさんのときと同じオケとは思えない」と感じる場面も多々ありましたが、歌声を支えるときの艶やかさはチューリッヒのオケのよう…と言ったらほめすぎでしょうか…。
爆演スレスレのノリも随所にあり。
最初の「シチリア島の夕べの祈り」序曲では「あまり鳴らないなぁ…」という気もしましたが、冒頭の静かな所で、客席でくしゃみをした人がいたのは御愛嬌。
「ウィリアム・テル」序曲でのチェロ首席の毛利さんの独奏は「これからドヴォルザークの協奏曲でも始まるのかい?」と言いたいくらいのスケール。
雄弁過ぎるくらい。
まあ、いろいろ面白かったです。

なお、プログラム冊子には(たぶん私が読んだ限り)記述がありませんでしたが、エヴァ・メイさんは、この日の指揮者、ジェラール・コルステンさんの奥様です…と読響のWEBサイトには注記がありました。

20110308

|

« 児玉宏/東響(2011/3/6) | トップページ | 中止または延期になった公演 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/51077015

この記事へのトラックバック一覧です: コルステン/読響(2011/3/8):

« 児玉宏/東響(2011/3/6) | トップページ | 中止または延期になった公演 »