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2011年5月10日 (火)

チョン・ミョンフン/ソウル・フィル(2011/5/10)

2011年5月10日(火)19:00
サントリーホール

指揮:チョン・ミョンフン
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団

ヴァイオリン:庄司紗矢香

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番 「悲愴」
チャイコフスキー:交響曲第4番~第4楽章
(アンコール)

ソウル・フィルの印象は、若いオケ、ストレート…といったことろでしょうか。
野球のルーキーの投手が、直球とカーブだけで次々と三振をとっていくような…。
それはそれで、気持ちの良いことは確かですが、もう少し味わい深いサウンドも欲しい…というのは「求める相手が違う」のかもしれません。
木管のソロの積極的に歌うような演奏は好感でした。

演奏会の冒頭、オケのチューニングが終わった後、チョンさんが通訳を伴って登場し、英語でスピーチ。
東日本大震災のとき、チェコ・フィルとのツアーで日本にいたこと。
ツアーは途中で中止になり、ソリストの庄司紗矢香さんとの共演ができなかったこと。
そのために、この演奏会のソリストとして迎えたかったこと。
などなど。
そのままチョンさんは舞台上に残り、庄司さんを迎えました。

スピーチでも紹介されたように、N響の木越さんがチェロのトップに座っており、東フィルのメンバーも参加していたとのことです。

曲目変更になってからチケットを買った私のお目当ては庄司紗矢香さんのチャイコフスキー協奏曲。
本当は3月の都響とのバルトークを聴きたかったわけですが(しつこい?)、こうなったら半分意地で、LFJ3日連続に引き続いて拝聴しました。
曲目変更発表直後は最安席が買えました。
しかし、当日には全席完売になっていました。

庄司さんの演奏は、全てがパーフェクトではなかったかもしれませんが、少なくとも、第2、第3楽章の美音と技巧の連続は十分に満喫させていただきました。

後半の「悲愴」交響曲の印象は最初に書いたとおりですが、アンコールに第4交響曲の第4楽章が演奏されてちょっとびっくり。
曲の性格とオケの性格がマッチしたのか、直球勝負での炸裂の連続を、楽しく聴くことが出来ました。

会場は起立しての拍手が大人数。
チャイコフスキーの協奏曲の第1楽章の後や、「悲愴」交響曲の第3楽章の後に拍手が起きたりしてちょっと違う雰囲気。
でも、演奏中のお客さんのマナーが悪いわけではなく、十分に静かだし、「悲愴」交響曲の最後も、チョンさんが体の力を抜くまで、静寂は保たれて気持ちよく聴けました。

一応、お約束の(?)いったんオケが引き上げた後、再び指揮者とオケが舞台上に戻り、カーテンコールがありました。

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