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2011年5月18日 (水)

インバル/都響(2011/5/18)

2011年5月18日(水)19:00
東京文化会館

指揮:エリアフ・インバル
東京都交響楽団

(第717回定期演奏会Aシリーズ)
ヴァイオリン:ブラッハ・マルキン

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ブルックナー:交響曲第2番
(ノヴァーク第2稿・1877年版)

版のことはよくわかりませんが、版のことなどどうでも良くなる気合いの白熱。
特に第3楽章の終盤や第4楽章の煽りっぷりはブルックナーとは思えないほど。
最後の音が鳴り終わった後、適度な間合いを置いてのブラボーの嵐も凄かったです。
私は、東京文化会館で上層の階の席のときは、最後まで残って拍手をしないこともあるのですが、こんな演奏を聴かされたら、最後まで残って拍手をせざるを得ません!

あの残響の少ないデッドな東京文化会館で「やっぱりサントリーの残響の中で聴きたいなぁ…」と思わずに最後まで聴けたのは、私にとっては凄いことです。
分解能の高い、クリアなサウンドのブルックナーは、音の要素の不足など皆無に聞えました。
マイクが多かったようですが、CDとして発売されるのでしょうか?
だとしたら、発売が待ち遠しい限りです。

前半のプロコフィエフの協奏曲におけるマルキンさんは、細部まで神経の行き届いたコントロールされた美しい音。
それでいて小さく縮こまらず伸びやかに楽器を歌わせていて、本当に耳に心地良い、魅惑的な演奏でした。
東京文化会館のデッドな音響(しつこい?)でも、むしろクリアな分解能を味方につけたかもしれません。

この演奏会、こうして並べて聴いてみると、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲は、ブルックナーの交響曲の前に聴くのにふさわしい雰囲気を持っているように感じてきました。
意識してかどうかはわかりませんが、両方とも番号は第2番。
プログラミングの妙味かもしれません。

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