« オーギュスタン・デュメイ(Vn)(2011/5/3) | トップページ | リス/ウラル・フィル(2011/5/4) »

2011年5月 3日 (火)

庄司紗矢香(Vn)(2011/5/3)

2011年5月3日(火・祝)19:00
よみうりホール

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2011
公演番号:Y-18d
ヴァイオリン:庄司紗矢香
ピアノ:シャニ・ディリュカ

ブラームス:私の眠りはますます浅くなり
  (低音のための5つのリート作品105より第2番)
  (ヴァイオリン・ピアノ版)
ブラームス:ご機嫌いかが、私の女王様
  (プラーテンとダウマーによるリートと歌作品32
  より第9番)
(ヴァイオリン・ピアノ版)
ブラームス:おとめの歌(5つのリート作品107より第5番)
  (ヴァイオリン・ピアノ版)
ブラームス:野の寂しさ(低音のための6つのリート
  作品86より第2番)(ヴァイオリン・ピアノ版)
ブラームス:ジプシーの歌作品103より第1番
  (ヴァイオリン・ピアノ版)
レーガー:ロマンス作品87-2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」

デュメイさんを鑑賞した後は、会場で友人に会い、いったん外に出てお茶した後、再びビックカメラ店内からよみうりホールへ。

庄司紗矢香さんが昔から内省的な演奏をしていたのか、それとも、昔は若き技巧派だったのが年輪を重ねて深みを増したのか、私はそれほど多く聴いてはいないので存じ上げません。
でも、11月に聴いたカシオーリさんとのデュオでも(枯淡の境地と言ったら言い過ぎかもしれませんが)切々と鳴らす音が印象的でした。
このような内省的な印象の演奏は、特に前半で禁欲的にすら感じられました。
歌曲を編曲した曲だと思いますが、歌っていると言うよりは、一歩一歩、音を積み上げている感もありました。
ブラームスのソナタでも派手な印象はありませんでしたが、さすがにこの曲になると、効果を狙わずとも音楽が自然に歌い出す感じです。

この公演、私が庄司紗矢香さん目当てでチケットを買ったことは事実ですが、共演のシャニ・ディリュカさん(女性です)も、実に味わい深いピアノを聴かせてくれました。
「スリランカをルーツに持つ」とキャッチコピーがありましたが、同じアジア系の2人は、呼吸の仕方が合っていたと言って良いほど、合わせようとしなくても自然と合っていた印象でした。

追記:
山田和樹さんの公演では「3才以上入場可」状態だった会場も、この公演では全くそのようなことはありませんでした。
ブラームスの歌曲の編曲も、一曲ごとの拍手はなく、よくマナーをわきまえた方々が会場を埋めていたようでした。
でも、ブラームスのソナタの第1楽章が終わったところで大拍手。
わかっていて、素晴らしい演奏に思わず拍手…でしょうか?
(私もつられて拍手してしまいました。)

|

« オーギュスタン・デュメイ(Vn)(2011/5/3) | トップページ | リス/ウラル・フィル(2011/5/4) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/51570657

この記事へのトラックバック一覧です: 庄司紗矢香(Vn)(2011/5/3):

« オーギュスタン・デュメイ(Vn)(2011/5/3) | トップページ | リス/ウラル・フィル(2011/5/4) »