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2011年6月15日 (水)

新国立劇場「蝶々夫人」(2011/6/15)

2011年6月15日(水)14:00
新国立劇場オペラパレス

プッチーニ:蝶々夫人

再演演目なので油断しており、当初は鑑賞予定がなかったのですが、指揮のイヴ・アベルさんが大評判。
急きょスケジュールの調整を試み、鑑賞することにしました。
チケットは完売ではありませんでしたが、Yahoo!オークションで安い方の席を入手しました。

平日マチネなので有給休暇取得しての鑑賞。
せっかく休みをとるのだから効率的に過ごしたい…と予定を詰め込んでしまうのが私の良くない性格であることはわかっているのですが、新日本フィル公開リハーサルからハシゴすることにしました。

第1幕冒頭からオケの雄弁な音色、艶やかな表情に驚きました。
このオケの音を聴いただけでも来た甲斐があったというもの。
当然、指揮者の手腕でしょう。
舞台全体が締まっています。
第1幕の最後の方で、昼食後のせいか少々眠くなってしまったので、偉そうなことを書く資格はないのですが、指揮のイヴ・アベルさんは、様々な素材が交錯する一連の音絵巻を、一貫した統一感を持って自在に操り、劇的に描いていたと思います。
大変失礼な言い方かもしれませんが「これがあの東フィルですか?」「チューリッヒのオケではないですか?」と言いたくなるくらい素晴らしかったと思いました。
ぜひ再登場を切望したい指揮者です。

歌手陣では、やはり蝶々夫人役のグリャコヴァさんの劇的な歌唱が圧巻。
声を張り上げている印象もあり、聴き手によっては評価が分かれるかもしれませんが、私は迫力があるのは良いことだと思いました。

なお、この日は、私の座った4階席には、学生さんの団体が入っていました。
さすがに上演中は静かにしていたので安堵しましたが、開演前や休憩時間のにぎやかなこと。
まあ、若い世代に本物に触れる機会を作るのは、例え数%でも未来の観客につながる可能性がありますから、良しとしましょう。
でも、いつでもこんなに凄い上演になるというわけではないでのですよ。

キャスト:
蝶々夫人:オルガ・グリャコヴァ
ピンカートン:ゾラン・トドロヴィッチ
シャープレス:甲斐栄次郎
スズキ:大橋智子
ゴロー:高橋淳
ボンゾ:島村武男
神官:佐藤勝司
ヤマドリ:松本進
ケート:山下牧子
ヤクシデ:河村章仁
書記官:龍進一郎
母親:藤井直美
叔母:小林多摩美
いとこ:前川依子

スタッフ:
指揮:イヴ・アベル
演出:栗山民也
美術:島次郎
衣裳:前田文子
照明:勝柴次朗
再演演出:江尻裕彦
合唱指揮:冨平恭平
音楽ヘッドコーチ:石坂宏
舞台監督:大澤裕

20110615_2

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