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2011年6月25日 (土)

沼尻竜典/群響(2011/6/25)

2011年6月25日(土)18:45
群馬音楽センター

指揮:沼尻竜典
群馬交響楽団

(473回定期演奏会)
サックス:須川展也

グラズノフ: サクソフォン協奏曲
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
(アンコール)
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」

私が群響を本拠地で聴くのは、なんと1981年(指揮:豊田耕児)以来の30年ぶり2回目。
音響があまり良くないと言われているホール。
確かに、あのとき聴いたシューマンの交響曲第4番(かな?)における蚊の鳴くような弦楽器の音が、いまだに記憶に残っています。
もっとも、群響の技量が30年前とは全く違うハイレベルにあるのは、すみだトリフォニーホールでの演奏会で確認済み。
今回、私は、直接音と壁からの反射音を狙って、前方壁寄りの席を選択しました。
結果は正解。
ほぼ想定通りの音を手に入れることが出来ました。
さすがに残響は極僅かですが、(私の)東京文化会館の(中では)お気に入りの席と同等の音響で聴けたと思います。
(ただし、終始横を向いて指揮台を見ていたので、首は疲れました。)

演奏の方も、わざわざ足を運んだ甲斐があったというもの。
見事な機能美、緻密に計算された熱狂が、計算通りに高揚し、構築されました。
細部まで十分に仕上げられており、微弱音でも緊張が全く途切れません。
(いつもこうなのかどうかは、一見さんの私にはわかりませんが)舞台後方にかなり高い段が設置されており、ショスタコーヴィチの7番では(私の席からは)管楽器がズラリと並んで見えて壮観でした。
金管が強奏しても弦の音がかき消されず、バランス良く響いていたのにも感心。
こういうショスタコーヴィチを、サウンドとして鳴らしてみせた群響のアンサンブルはかなりのものだと思いました。

前半の須川さんのソロによるグラズノフのサクソフォン協奏曲も良かった。
悶えたり歓喜したり饒舌にしゃべったり…。
変幻自在にサクソフォンを歌わせ、音色の変化を堪能させてくれました。

会場はおそらく席の95%は埋まっていたのではないでしょうか。
聴衆の年齢層も、若い世代から年輩の世代までまんべんなく集まっている様子。
斜に構えず、素直に音楽を楽しんでいる暖かい雰囲気の漂う(残響少を除いて)素晴らしい空間でした。
これだけの演奏が聴けるなら、ぜひまた行きたいものです。

演奏会終了後の高崎駅、新幹線上りホームは、楽器(とキャスター付きバッグ)を持った方が多数。
おそらく、先ほどまで舞台上に居た方々?
エキストラか正団員かまでは、私には判別出来ませんが…。

ちなみに、お土産のお菓子は、大好きな「幸煎餅(七福神あられ)」と「旅がらす」を買ってきました。

20110625jpg

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