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2011年7月 1日 (金)

鈴木雅明/東京シティ・フィル(2011/7/1)

2011年7月1日(金)19:00
東京オペラシティ・コンサートホール

指揮・オルガン:鈴木雅明
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

(第250回定期演奏会)

J.S.バッハ:ファンタジア ハ短調BWV562
J.S.バッハ:コラール「我らが苦難の極みにある時も」
       BWV641(「オルガン小曲集」より)
マーラー:交響曲第5番

(マーラー没後100年)

マーラーの交響曲第5番の前に、震災の被災者のために鈴木雅明さんのオルガン演奏。
なんと贅沢な…などと書くと被災者を悼む鈴木雅明さんの気持ちを踏みにじるようですが、葬送行進曲から始まる交響曲の前に、清らかな気持ちでパイプオルガンの優しい音色に浸る。
「拍手は辞退」と書いてあったのに、一部の方が拍手をしてしまったのは残念ですが、魂を洗われるようなひとときでした。

さて、本編のマーラーの交響曲第5番での鈴木雅明さん。
動く!動く!激しく動く!
「第1楽章からそんなに動いて最後まで持つの?」と思ったくらいでしたが、最後まで激しい動きは衰えませんでした。
楽章間ではハンカチではなく、指揮台の上(の指揮棒を置く場所)に丸めて置いてあったタオルで汗を拭う。

基本的に、のたうちまわるようなマーラーではなくて、きちんと構築したサウンドなのだと思いますが、このような激しい情熱の指揮がもたらす爆発力は凄まじい限り。
鈴木雅明さんの指揮姿は、古楽の指揮でも「音が見えるような動き」ですが、マーラーでもそれは同じ。
東京シティ・フィルの音色が、他の在京上位クラスのオケの音と同等でないのは確かです。
でも、これだけの熱演を聴いて、それをあげつらうことに私は意味を見出せません。
楽章間や終演後に肩で息をしたり、汗を拭う奏者多数。
オーボエの鷹栖美恵子さんは上手いですね。
今日もソロの美しい音色で魅了されました。
指揮者とオケが一体になって成し遂げた素晴らしい演奏だったと思います。

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コメント

やっぱりいらしてたんですね(^^)。
私も凄まじいエネルギーにただただ圧倒されるばかりでした。
2010-2011のとはマーラーイヤーに×鈴木さんというキャスティング。シティフィルもニクイことをしましたね。
来シーズンのプログラムが早くも気になります。1シーズンに1回ってのがいいですよね。

前から9列目のセンターで聴く、地鳴りのするような音の迫力、これこそみんながしびれるマーラーなのかな、などと思ったりして。
鈴木さん、最後まで熱かった!

オーボエさん、私もすごくきれいな音だな、って聴き惚れてました。しかも若くてとても可愛い人でしたね~(^^)。

投稿: oyamanoneko | 2011年7月 2日 (土) 07時59分

おや、マーラーなのにいらしていたんですね!
鈴木雅明さんの指揮するバッハやヘンデル以外の曲はなかなか聴けないので、本当に来シーズンが気になりますね。
オーボエ通の方によると、鷹栖美恵子さんは若手のイチオシとのことですよ。

投稿: 稲毛海岸 | 2011年7月 2日 (土) 08時37分

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