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2011年7月10日 (日)

スダーン/東響(2011/7/10)

2011年7月10日(日)11:00
NEC玉川ルネッサンスシティホール

指揮:ユベール・スダーン
東京交響楽団

(モーツァルト・マチネ 第6回)
ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのための
       パルティータ第2番~サラバンド
(アンコール)
モーツァルト:交響曲第39番
モーツァルト:交響曲第39番~第3楽章より
(アンコール)

自由席で全席完売とのこと。
少々焦りました。
私は開演55分前に着きましたが、すでにロビーは順番待ちの列2巡目。
たぶんリハーサル中で、ロビーまでの開場。
空調のきいたロビーで待てたのは良かったですが、立って並んで待つことには変わりなく、やはり自由席はつらい。
今回は僅かながら改善され、震災前に指定席を購入した人には、入場時にチケット裏面に「優先エリア」のシールが貼られました。
前回の5月のときは、客席内でのチェックが事実上行き届いてなかったので、まあ妥当な処置かと思います。
開演20分前の10:40頃にようやく客席開場。
その頃にはロビーは人、人、人。
「開けなさいよ、早く!すみませんじゃないよ!」と係員相手に大声のおじさんが約1名。
いやはや。こんな思いまでしてでも聴きたいのは、スダーン/東響のモーツァルトの魅力です。

キュッヒルさん独奏のヴァイオリン協奏曲第4番、艶やかなことこの上ない。
極上の美音とは、このことを言うのでしょう。
圧倒的な存在感。
このウィーン・フィル・コンサートマスター前には、いつものスダーンの歯切れの良いモーツァルト・サウンドがいくぶん後退した感もありますが、これだけのヴァイオリン・ソロが聴ければ、無論不満はありません。

交響曲第39番はガラリと変わって、いつものシャープなスダーンさんのモーツァルト。
小気味好いテンポでスリリングに疾走するモーツァルトは快感。
この音を求めて私は会場に足を運んだのです。
求めていたものと、得られたものが完全一致したような幸福感を感じました。

アンコールに交響曲の第3楽章が再度演奏されましたが、本編で絶妙の間をとってから鋭い切り込みを見せた場面で、間をとったまま、そのまま終わらせてしまい、会場の笑いを誘いました。
“いたずら”にあっけにとられているまま、演奏会は終了してしまいました。

会場のNECルネッサンスシティホールは、舞台の奥行きがあまりなく、オケは窮屈そうかも。
音響はさほど悪くはないが、やはりミューザと比べられるものではありません。
空調の暗騒音も多少気になりました。
それでも、キュッヒルさんの美音と、スダーンさんのシャープなモーツァルトが聴けた喜びは大きかったです。

20110710

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