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2011年7月24日 (日)

鈴木秀美/山響(2011/7/24)

2011年7月24日(日)16:00
山形テルサホール

指揮・チェロ:鈴木秀美
山形交響楽団

(第214回 定期演奏会)

ボッケリーニ:チェロ協奏曲第7番
シューベルト:交響曲第1番
ハイドン:交響曲第100番 「軍隊」
ハイドン:交響曲第13番~第2楽章
(アンコール)

夏季の日月休みのおかげで気軽に?できる日曜日の日帰り遠征。
山形新幹線での片道3時間はキツイかなと思いましたが、飛行機と違って新幹線は直前でも乗れるし、空港からバスに乗ったりせずに座っていれば街中まで着いてしまうの楽ですね。
良い気分転換になりました。

新幹線の時間の関係で開演1時間前に到着。
しかし、早めに行って正解でした。
開演45分前の15:15に開場。
ロビーでのプレコンサートが15:20開始。
開演10分前には鈴木秀美さんのプレトークがありました。
(山響HPには載っていなかったような気が…。)
ロビーコンサートは、モーツァルトのクラリネット五重奏曲の第1、第2楽章。
奏者5人の一体感があり、素晴らしい演奏でした。
これだけの演奏になったということは、気合いを入れて練習したのではないでしょうか。

本編のボッケリーニのチェロ協奏曲は、鈴木秀美さんはチェロを両足で支えての演奏。
バックのオーケストラは弦楽合奏。
事前にNaxos Music Libraryで“予習”したときはさほど面白い曲とは思わなかったのですが、この日の生演奏では生き生きとした表情に魅了されましたた。
ソロだけでなく、バックのオーケストラも表情豊かでした。

しかし、交響曲は別次元の凄さ。
シューベルトの交響曲第1番になると、古楽系のサウンドが山響からとどろく。
1曲目のボッケリーニよりもはるかに鋭角的に感じるのは管楽器とバロックティンパニが加わったせいもあるのでしょうか。
でも、若書きの曲とは言え、シューベルトの曲ですからスケールが違うのでしょう。
終楽章が圧倒的な迫力で終了し、会場は大喝采。
1曲目よりも、2曲目の方が拍手がはるかに大きかったのはチェロを弾いた鈴木秀美さんに申し訳ない気もしましたが、まあ指揮者として呼ばれたわけだし、曲のスケールも違うし、何よりも「これなら指揮したくなるよな」という素晴らしい演奏でした。

休憩後のハイドンはパフォーマンス付き。
第1楽章終演後、客席の扉がバタンと音を立てて開き、ドタドタと足音をたてて3人の打楽器奏者が入場。
背中や頭に銀紙で作ったゼンマイの形の物をつけて人形の想定。
尻もちをつくようにドテッと着席して客席からは笑いが起こりました。
一瞬「今頃遅れて来て、ドタドタ入って来るなよ!」と思ってしまいました。
見事にやられました
このハイドンの演奏は、前半のシューベルトの1番と甲乙つけがたい熱演。
やはり古楽系のサウンドですが、ハイドンの方が少し重量感が増した感じ。
演奏終了後は汗を拭う楽員さん多数。
在京オケでなかなかハイドンが聴けない状況なので、こうして素晴らしい演奏で聴けた喜びは大きかったです。

アンコールに鈴木秀美さんは再びチェロを持って現れました。
「ハイドンの交響曲第13番の第2楽章は、第2楽章がほとんどチェロ協奏曲で…」
「こういう状態でパッと弾ける曲は少なくて…」
「乏しいレパートリー…」
との謙遜の口上ですが、暗譜での演奏は心にしみいる素晴らしい音色でした。

【プレコンサート】

ヴァイオリン:犬伏亜里
ヴァイオリン:館野ヤンネ
ヴィオラ:成田寛
チェロ:小川和久
クラリネット:川上一道

モーツァルト:クラリネット五重奏曲~第1、第2楽章

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