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2011年7月30日 (土)

大野和士/群響(2011/7/30)

2011年7月30日(土)18:45
ベイシア文化ホール(群馬県民会館)

指揮:大野和士
群馬交響楽団

(第474回定期演奏会)
ヴァイオリン:渡辺玲子


西村朗:「桜人(さくらびと)」~オーケストラのための
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:交響曲第4番

夏休み3日目。
会場のベイシア文化ホール(群馬県民会館)は、約2000人収容。
事前情報で音響はいまひとつと聞いていましたが、やはりこの空間を音で埋めるのは苦しそう。
私は先日の群馬音楽センター同様、やや前方の壁に近い側の席を買い、直接音プラス壁からの反射音を狙いにいったのですが結果はいまひとつ。
群馬音楽センターのドライな音に比べれば潤いのある音ですが残響感もかなり乏しく、迫力もいまひとつ。
うーーーーん、演奏は十分に良かったとは思いますが…。

西村朗さんの曲は、私にはよくわからないのでノーコメント。
会場は、演奏終了後に舞台に呼ばれた西村さんには暖かい拍手(N響アワー効果?)。
休憩時間はロビーで西村さんの前にサインをもらう人だかりができていました。

渡辺玲子さんのブリテンの協奏曲は、素晴らしく良かったです。
2日前の新日本フィル定期で、イザベル・ファウストさんの独奏で凄い演奏を聴いたばかりですが渡辺さんも負けていません。
演奏のから受ける印象は少し違っていて、渡辺さんの豊に鳴らす音の方が、少しおおらかかもしれません。
渡辺さんの演奏に限っては、ホールの音響のハンディはあまり感じずに聴けました。
渡辺さんも譜面を置いての演奏でしたが、譜面台からは結構離れて立ち、あまり目をやらず、完全に手の内に入っている印象でした。
このの曲は、つい一週間前まで私にとって「あ、予習しなきゃ…」という曲でしたが、今ではすっかり大好きな曲になりました。
(予習に聴いたジャニーヌ・ヤンセンさんののCDの演奏も良かったですし。)

後半のブラームスの交響曲第4番は、弦楽器のニュアンスに魅了されました。
憂いを帯びた第1、第2楽章、弾むような第3楽章、…。
しかし、やっぱり、この約2000人収容の大ホールではなく、翌日の太田市の中規模なホールで聴けば良かった…という思いは拭い去れませんでした。

私は大野和士さんをそれほど多く聴き続けているわけではないので、もしかしたら間違っているかもしれませんが、以前(たとえば新国立の「トリスタン」のときや、ずいぶん前に聴いた東京フィルのとき)よりも、少し動きの激しさが少なめになっていたような印象が…。
私が1月のキャンセルで先入観を持っているせいかもしれませんが…。
もちろんそれがマイナスには働いていませんし、むしろ力みが消えて、よりしなやかになっている様子です。

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