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2011年8月28日 (日)

山本貴志(P)(2011/8/28)

2011年8月28日(日)14:00
行徳文化ホールI&I

ピアノ:山本貴志
(若手ピアニストシリーズvol.2)

ショパン:舟歌
ショパン:練習曲第5番「黒鍵」
ショパン:練習曲第9番
ショパン:練習曲第12番「革命」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」

リスト:狂詩曲第15番「ラコッツィマーチ」
リスト:愛の夢第3番
リスト:パガニーニ大練習曲より第3番「ラ・カンパネラ」
リスト:3つの演奏会用練習曲より第3番「ため息」
グノー/リスト:ファウスト・ワルツ
ショパン:練習曲第4番
(アンコール)

前半は、個人的な体調の影響で少々眠気を感じながらの鑑賞になってしまったので偉そうに感想を語りにくいのですが…。
熱情の最後は良く言えば豪快な熱演、意地悪く言えば粗野、粗雑に感じました。

個人的に眠気が覚めた後半でも、前半で垣間見た粗野かもしれない側面は、やはり感じられてしまいました。
リストの曲自体がそういう側面を持っているのかもしれませんけれど…。

確かに「愛の夢」の最初の方、あるいは「ラ・カンパネラ」の弾き始めなど、格調高く魅惑的にピアノを歌わせる場面もありました。
しかし超絶技巧の部分になると君子豹変してしまう、もどかしさ。
う~ん、そこまで力まなくても、ピアノは十分に音を出すのに…。

でも、最後の「ファウスト・ワルツ」では、格調の高さと超絶技巧が融合し、この日一番の演奏に感じられました。
やはり、こうあってほしい。

予定の曲目終了後、拍手に堪えて山本さんはマイクを持ち、アンコールを演奏する前に、いろいろな難しさを語りました。
リップサービスかもしれませんが、プロなのだから、あまりそういうことは言わない方が良いのではないかという気がしないでもありません。


2012年1月8日追記:

このとき、ずいぶんネガティブな感想を書いてしまいましたが、2012年1月に同じホールで小菅優さんのピアノ・リサイタルを聴いたときに、楽器のコンディションに疑念が湧いてきました。
私個人の、単なる憶測でしかありませんが、「もしかしたら、この時、山本貴志さんも苦労していたのでは?」と、思いました。

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