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2011年8月 3日 (水)

ルイジ/PMFオーケストラ(2011/8/3)

2011年8月3日(水)19:00
サントリーホール

指揮:ファビオ・ルイジ
PMFオーケストラ

PMFファカルティ
バリトン:トーマス・ハンプソン

マーラー:リュッケルトの詩による歌
マーラー:亡き子をしのぶ歌
マーラー:交響曲 第1番「巨人」

夏休み明け2日目。
さすがに休み明けの平日の2日連続は少しきつかったですが、なかなか聴き応えのある演奏会でした。

実は私は、PMFオーケストラを生で聴くのは初めてでした。
いろいろ“噂”は聞いていましたが、良い意味で想定外でした。
「所詮、学生オケだし」という感想を聞いたこともありましたが、個々の奏者の技量、積極性は(楽器の値段も?)かなり高いと感服しました。
これが重なり合ったときに超一流オケのようなハーモニーになりきらないのは面白いところで、そこがユース・オーケストラっぽくて逆に安心しましたが、断じてアマチュアの演奏ではありません。

私は、ある音楽大学のオーケストラを聴いて、プロとの音の魅力の差に愕然としたこともあります。
そうかと思うと「ユース・オーケストラだから…」と心配しながら聴いた、ピットでの小澤征爾音楽塾のオーケストラの演奏の素晴らしさに驚嘆したこともあります。
あるいは、オールスター・オーケストラであるサイトウキネン・オーケストラと、常設の都響を、いずれもコンサートマスターが矢部達哉さんで短期間に聴き比べて「都響には、常設オケの良さがあるよな~」と思ったこともあります。

この日のPMFオーケストラは、小澤征爾音楽塾ほどの完成度には達していなかったように感じましたが、マーラーの「巨人」の、とりわけ最終楽章で、ルイジさんの半狂乱に近い煽りの指揮に乗って、各国から集ったプロの卵たち…ほぼ全員、金の卵たちが、全てを開放して爆発した演奏は、十分すぎるほど爽快で、十分に「お金を取れる」演奏だったと思いました。

トマス・ハンプソンさんの独唱による歌曲は、舞台の後ろの方で聴いたのと、マーラーの歌曲自体、私はさほど聴き込んでいないのでノーコメントにしておきます。
会場は大いに沸いていました。

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