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2011年9月16日 (金)

ボローニャ歌劇場「カルメン」(2011/9/16)

2011年9月16日(金)18:30
東京文化会館

ボローニャ歌劇場日本公演
ビゼー:カルメン

最初はどうなることかと思いましたが、ホセが頑張ってくれたおかげで舞台が締まってきて、後半の第3幕、第4幕は、それなりに盛り上がって終了。
ホセのブラボーが盛大で、続いてミカエラ。
カルメンまでブラボーが出て、後ろのホセとミカエラがのけぞっていた?

キャンセルしたスター歌手の名前が無かったら、おそらくチケットを買わなかったであろう公演。
いまひとつ盛り上がらない第1幕。
国内の団体でこのレベルの公演を聴いたら、もしかしたら絶賛するかもしれないですけど、私にしてはかなり高額なチケットですし、う~ん。
ホセもミカエラはなかなか良いと感じましたが、カルメンが有名な曲を歌った後の拍手が戸惑い気味にパラパラと始まるとは…。
乱闘騒ぎの場面も、いまひとつ緊迫感が感じられない。

第2幕でホセにブラボーが飛び、ようやくホッとひと息。
力が入っていないと思ったコーラスも、第2幕終盤では息を吹き返した感じ。
ピットの中は、超一流とは言えなくても、やっぱり歌劇場のオケの魅力。

場所をキューバに設定した舞台は目新しいことは確かですが、私が横の席から見ているせいか、後方のセットが板に描いた塗り絵のように平面的に感じられてしまい、視覚効果で「目のご馳走」と言うには程遠い印象。
正面から見たら違うかもしれませんが…。

ただ、そのキューバの設定に加えて、第1幕でミカエラが看護師さん(?)の格好だったり、第4幕の闘牛士がボクサー(?)の格好だったりと、面白く感じた部分もあったことは事実。

「もう一回観たいですか?」と訊かれたら、自信を持って「Yes」とは答えにくいですが、オペラは生き物ですし、別の日はもっと良くなるかもしれません。
この日だって、少なくともホセとミカエラは圧倒的だったし、ピットの中も良かった。
指揮者にブラボーとブーイングが交錯していましたけど、私は好意的に聴きました。

カルメン:ニーノ・スルグラーゼ
ミカエラ:ヴァレンティーナ・コッラデッティ
フラスキータ:アンナ・マリア・サッラ
メルセデス:ジュゼッピーナ・ブリデッリ
ドン・ホセ:マルセロ・アルバレス
エスカミーリョ:カイル・ケテルセン
ダンカイロ:マッティア・カンペッティ
レメンダード:ガブリエーレ・マンジョーネ
スニガ:クリスヤニス・ノルヴェリス
モラレス:ベンジャミン・ワース
オレンジを売る女:ルチア・ミケラッツォ
ジプシー男:ガブリエーレ・ロンバルディ

指揮:ミケーレ・マリオッティ
演出:アンドレイ・ジャガルス
舞台美術:モニカ・ポルマーレ
衣装:クリスティーン・ジュルジャン
照明:ケヴィン・ウィン=ジョーンズ
照明再現:ジュゼッペ・ディ・イオーリオ
振付:エリータ・ブコフスカ
演出アシスタント:ダーチェ・ヴォルファルテ
合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ
ボローニャ歌劇場管弦楽団・合唱団
NHK東京児童合唱団(指揮:加藤洋朗)
ラトヴィア国立オペラ(リガ)の舞台装置

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