« バイエルン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」(2011/10/10) | トップページ | メッツマッハー/新日本フィル(2011/10/22) »

2011年10月13日 (木)

飯守泰次郎/東京シティ・フィル(2011/10/13)

2011年10月13日(木)19:00
東京オペラシティコンサートホール

指揮:飯守泰次郎
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

(第252回定期演奏会)
ソプラノ:安井陽子
バリトン:福島明也
合唱:東京シティ・フィル・コーア
合唱指揮:藤丸崇浩

ブラームス:悲劇的序曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム

悲劇的序曲の後に休憩15分。
いきなり、飯守さんらしい、ズシンと響く低音の一撃…。
…の連続。
ハイテンションの演奏に、まるで交響曲を聴き終えたみたいで「ご馳走様でした」と言いたくなるくらいでした。
「休憩前に序曲一曲だけぇ?」と、ちょっとなめてたので「しっ、失礼しました」という感じでした。

休憩後のドイツ・レクイエムは「柔」と「剛」。
なんとも柔らかく、優しい響きに酔っていると、みるみるうちに、ドドドドドッと盛り上がり、ドッカンドッカンと飯守さんの重低音。
いやはや快感。
いや、レクイエムで「快感」などと言ってはマズイかもしれませんが…。

独唱の安井さんと福島さんは出番が少ないのがもったいなく感じられるくらい。
福島産の気迫のこもった声は、紅潮した顔で歌われました。
安井さんの澄んだ声も美しい。
その声に寄り添う木管の伴奏も美しい。
ただ、私の席では、伴奏の木管と独唱のバランスは少々アンバランス。
もちろん、1階中央ではバランスがとれて聞こえていたものと想像します。

合唱の東京シティ・フィル・コーアは一応アマチュアではありますが、オケ専属のコーラスであるからして、十分な水準。
オケとともに、飯守泰次郎さんの棒に見事に反応していました。
特に微弱音をきれいなハーモニーで響かせたのには感心。
大半の人が暗譜での歌唱。
一部の人は譜面を見ながら歌っていましたが、まあ、無理に暗譜することもありませんしね。
譜面を持った方々も「楽譜が無いと歌えない」というような頼りなさは皆無でした。

こうして、ドイツ・レクイエムが終了し、飯守泰次郎さんの任期の残りの定期は、いよいよチャイコフスキーだけとなりました。
6月の定期演奏会の出来からして、期待大です。
そして、東京シティ・フィル・コーアは、飯守泰次郎さんの任期最後の曲「1812年」の合唱も歌うことになっています。

|

« バイエルン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」(2011/10/10) | トップページ | メッツマッハー/新日本フィル(2011/10/22) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/52990100

この記事へのトラックバック一覧です: 飯守泰次郎/東京シティ・フィル(2011/10/13):

« バイエルン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」(2011/10/10) | トップページ | メッツマッハー/新日本フィル(2011/10/22) »