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2011年10月23日 (日)

下野竜也/読響(2011/10/23)

2011年10月23日(日)14:00
横浜みなとみらいホール

指揮:下野竜也
読売日本交響楽団

(第51回みなとみらいホリデー名曲シリーズ)
能管・篠笛:一噌幸弘
ソプラノ:天羽明惠

ジョン・アダムス:
  ドクター・アトミック・シンフォニー
(日本初演)
團伊玖磨:交響曲第6番「HIROSHIMA」

さすがにCDを買って“予習”しましたが、予習無しでも楽しめたかもしれません。
特に、團伊玖磨さんの交響曲は耳に優しく、現代音楽の難解さは感じません、
終結部の高揚感はCDで聴いてもかなりのものでしたが、生演奏はまた格別。
演奏効果としてはかなりのものがあり、著作権が切れたら人気曲となるのでしょうか?
残念ながら私は、その時まで生きていない…と…思いますが…。

ただ、この日のみなとみらいホール、上期の満員御礼に近い入りに比べると、それなりに空席が目立ったのは事実です。
曲目の“文字情報”からすれば致し方ないことかもしれません。
でも、連続券購入の会員の欠席っぽい空席も結構あったのは少々残念でした。
翌日の定期演奏会はともかく、みなとみらいホリデー名曲シリーズで取り上げるとは、さすがに大胆過ぎましたか。

團伊玖磨さんの交響曲における能管・篠笛は指揮台とコンマスの間でソリストとしての演奏。
終楽章で歌われるソプラノ独唱はパイプオルガンの所での歌唱。
パイプオルガンの所には、打楽器の一部もありました。
(みなとみらいホールのオルガンのところに楽屋に通じる通路があるとは知りませんでした。)
下野さんならこう演奏してくれるだろうを絵に描いたような音。
かなりストレートにシンフォニックな響きを追求。
これが終結部の高揚感を、よりスケールの大きなものへと築き上げていたと思います。

前半のドクター・アトミック・シンフォニーは、個人的には単調に感じられる所もあるのですが、延々と繰り広げられるトランペットのソロなど、むしろ作曲者の狙ったところなのでしょう。
私は原作のオペラは映像も音も未体験ですが、下野さんの指揮する読響の演奏で垣間見ることが出来たのは嬉しい機会ではありました。
開演前には奥田佳道さんと下野竜也さんによるプレトークもありました。
それこそ、開演5分前?までお話しされて本番の指揮、お疲れ様です。

なお、予習用に買ったCDは、ジョン・アダムスの作品は、デヴィッド・ロバートソン指揮、セントルイス響による輸入盤CD、團伊玖磨さんの作品は、作曲者自身の指揮、ウィーン響による、今はタワーレコードから出ているCDでした。

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