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2011年11月23日 (水)

東京文化会館「古事記」(2011/11/23)

2011年11月23日(水・祝)14:00
東京文化会館大ホール

東京文化会館50周年記念フェスティバル
記念オペラ「古事記」
黛敏郎:古事記

当初は初日だけ鑑賞の予定でしたが、初日の舞台があまりにも素晴らしかったので、急きょ予定を組み替え、2日目(最終日でもあります)も鑑賞することにしました。
他会場の別公演との二者択一で悩んだのですが、“再演の可能性の低さ”の勝負で苦渋の選択。
「私が生きているうちに再演があるだろうか?」と思ったら、「やっぱり上野に行こう」という結論になりました。

ただ、この日の私の席は、周囲の人の一部の鑑賞マナーがあまりよろしくなく、上演中にしゃべったりするのに閉口。
第2幕で耐えきれず、突っついて無言で注意することに。
その後は静かになったが、後味は良くありません。

初日のときの私の席は都響から購入した券でした。
初日の私の周囲の人の鑑賞マナーの良さは、チケットの流通経路によるものかも?
上演自体は初日に遜色ないと思いますが、やっぱり初日の感動は心の中に大切に取っておいた方が良かったのかな…と、前半の2幕が終わったときには思いました。

しかし、休憩後の第3幕、第4幕は、(まだ私の周囲には、ガサゴソ物音をたてる人や、コンコンと咳をし続ける人はいたものの)少なくともおしゃべりは止んで、それなりに楽しむことは出来ました。

日本神話をドイツ語で描いた壮大な作品。
素人の私には、ワーグナーの亜流なのか、保守的な作品なのか、はたまた実は斬新なのか…わかりませんが(1996年初演の作品です)、これだけ楽しめれば何であろうとOK…と思いました。
世界各地の異なる文化圏に、似たように存在する創世記、神話が、日本にも存在することを紹介した…と言うか、「普遍的」を目指した作品でもあるとのこと。
しかし、日本人の私にとっては、感動的に「わが国」を意識させられる作品。
日本神話版のミニ・リング…などと言ったら、ワグネリアンに叱られそうですが(暴言失礼)、第4幕の最後に国を治める神が下界に降りていって終わるところなど、日本人の私としては、宗教的とも思える感動。

この日も初日に続いてカメラによる収録が入っていました。
開演前に1階最後列のカメラに近寄って「NHK」の表示を確認しました。
まもなく受信料の引き落としですが、喜んで支払わせていただくことにいたします。

帰宅して調べてみたら、この作品の演奏会形式での日本初演、ほとんど記憶が残っていないのですが、記録によれば、私は聴いていたようです。
2001年10月27日、サントリートール、大友直人指揮/東京交響楽団定期。
プログラム冊子も出てきて、証拠も見つかりました。
私は何を聴いていたのでしょう…。

指揮:大友直人
演出:岩田達宗

出演
イザナギ:甲斐栄次郎(バリトン)
イザナミ:福原寿美枝(メゾソプラノ)
スサノヲ:高橋 淳(テノール)
アマテラス:浜田理恵(ソプラノ)
オモイカネ:妻屋秀和(バス)
アシナヅチ:久保田真澄(バス)
天つ神/クシナダ:天羽明惠(ソプラノ)
使者:吉田浩之(テノール)
語り部:観世銕之丞
風の神/見張りの神:門間信樹(バリトン)
雨の神:清水理恵(ソプラノ)
雷の神:羽渕浩樹(バリトン)
雲の神:高橋華子(メゾソプラノ)

合唱:新国立劇場合唱団/日本オペラ協会合唱団
管弦楽:東京都交響楽団

舞台美術:島 次郎
衣裳:前田文子
照明:沢田祐二
振付:高野美智子
合唱指揮:三澤洋史
舞台監督:菅原多敢弘

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