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2011年11月30日 (水)

カンブルラン/読響(2011/11/30)

2011年11月30日(水)19:00
サントリーホール

指揮:シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(第509回定期演奏会)

ベルリオーズ:序曲「リア王」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

「チャイコフスキーって実はフランス人だったんだよ」とウソを言われても、「ふーん、やっぱりそうなんだ」と納得してしまいそう。
帰宅しても頭の中でチャイコフスキーが鳴りっぱなしで、ヘッドフォンいらず。

1曲目のベルリオーズの序曲「リア王」からして、(良い意味での)ふわっとした響きに身体がとろけそうになります。
決して力を抜いた演奏ではなく、オケのメンバー全員が渾身の力演をしているように見えますが、聴こえてくる音は極上の手触り。

続くチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」も「ベルリオーズの作品だよ」と言われれば「ふーん、そうなんだ」と納得してしまいそう。

1曲目も序曲で、2曲目も一応(幻想)序曲。
そして、4月のプロコフィエフ9月のベルリオーズに続く、ロミオとジュリエット・ツィクルス。
昨シーズンのような「3つのペレアスとメリザンド」のような題はついていませんが、意図したことは明らかです。

そして後半は…。
後半が始まる前のチューニングから音に気合いが入っていたように感じたのは気のせいでしょうか?
「悲愴」交響曲は、のたうちまわるようなチャイコフスキーではなく、第2楽章など、まるで「くるみ割り人形」のような明るさ。
標題的と言うよりも、純音楽的に磨き上げらていた印象。
金管の咆哮も、そしてシンバルさえも、全くうるさくならずに純度の高い音。
いやー、良いものを聴かせていただきました。
この演奏会をもってカンブルランさんがしばらく不在になるのは寂しい限り。
次回、4月が、今から待ち遠しいです。

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