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2011年11月13日 (日)

NISSAY OPERA「夕鶴」(2011/11/13)

2011年11月13日(日)14:00
日生劇場

NISSAY OPERA 2011
團伊玖磨:夕鶴

先日のみなとみらいでの交響曲に続き、下野達也さん指揮、読響による團伊玖磨・第2團…いや、第2弾。
日生劇場へ行くのはこの日が初めてでした。
下野達也さん指揮の読響がピットに入らなかったら、おそらくチケットは買わなかったと思います。
「夕鶴」は、私は、生はもちろん、映像やCDでも接したことはなく、初めての鑑賞でした。
有名すぎて「どんなものかいな?」という思いがありましたが、舞台装置も含めて素晴らしいプロダクションだったように思います。
簡素な舞台装置に、照明を駆使して各場面を鮮やかに作り出す効果は、実に見事。
機織りのところも、照明だけで機織りの動く様子を障子越しに見ている雰囲気を見事に表現していました。

音楽的には、最初の方だけは日本語歌唱に、なんだか外国語オペラの訳詩上演のような違和感も感じましたが、次第に慣れ、途中からは日本語につけられた旋律を楽しむことが出来ました。
團伊玖磨さんのオーケストレーションも実に見事で、機織りの場面をハープと小太鼓などで克明に描いていたのは脱帽。
第1幕(第1部?)が異様に長く、第2幕(第2部?)があっけないほど短いのだけは「???」。
初めて観た私は「ストーリー的に、ここまで来てしまったら、最後まで一気に行くのか?????」でした。

ピットの下野達也さん指揮する読響の好演は想定通り。
このコンビで「想定通り」ということはハイレベルを意味します。
コンマスに藤原さんと小森谷さんの二人が揃っていました。

歌唱の面では、男声陣の声が割と言葉を聞き取りやすく、女声(つう)の声は少しだけ言葉は聞き取りにくかったでしょうか。
でも、つうの声の方が西洋オペラ的と言えるかもしれないし、聴き慣れていない私は、自信ありません。
日本語歌唱でも字幕付きなのは良かったと思います。
ドイツ人でも、ワーグナーの楽劇はドイツ語字幕付きで見たい…という話しを聞いたことがあるような…。
真偽は定かではありませんが。

指揮:下野竜也
演出:鈴木敬介

【キャスト】
つう:田辺彩佳
与ひょう:大間知覚
運ず:青山貴
惣ど:山下浩司
子どもたち:パピーコーラスクラブ

【管弦楽】読売日本交響楽団
【主なスタッフ】
美術:若林茂熙
照明:吉井澄雄
衣裳:渡辺園子

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