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2011年12月13日 (火)

秋山和慶/読響(2011/12/13)

2011年12月13日(火)19:00
サントリーホール

指揮:秋山和慶
読売日本交響楽団

(第510回定期演奏会)

モーツァルト:ディヴェルティメントK.136(125a)
ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」
R. シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」

前回の何十年ぶりかの共演が好評で再登場となったと思われる秋山和慶さん。
メインの曲目は、前回と同じ作曲家のR. シュトラウスです。

前半のモーツァルトもハイドンも、秋山さんが東響を振ったときよりも、若干シャープな印象。
特にモーツァルトは、短い曲の中で次々に繰り出す、多彩な表現を駆使した表情の変化。
ドビュッシーのピアノ曲のような…という比喩が適切かどうかわかりませんが、このかわいらしい短い作品で「聴いた!」と満足感を与えてくれる素晴らしい演奏でした。

ハイドンの「ロンドン」交響曲も、透明感と言うよりは、カミソリの切れ味の精緻な演奏。
東響だったらもう少しまろやかな響きになるかもしれません。
第3楽章が終わったところで拍手をした人が居て、ちょっとびっくり。
1曲目も2曲目も、すでにブラボーが飛んでいました。

前半の小編成での演奏から、休憩後の「ツァラトゥストラ…」では大編成に膨れ上がりましたが、サウンドは全くぼやけず、もっと小編成で演奏している感じすらした引き締まった演奏。
当然、最強奏でも全くうるさくならない。
秋山さんの棒の打点は、もしかしたら若い頃より多少ゆるくなているのかもしれませんが、明解そのもの。

私は秋山さんのファンなので、感じ方に多少バイアスがかかっているかもしれませんが、読響の楽団員の皆さんのウケも、前回に引き続いて良かったのではないでしょうか?
東響とはまた少し違ったこのサウンド。
来シーズンは予定が入っていませんが、その次のシーズンの再登場を切望したい気持ちです。

良い音楽と良い演奏には、疲労回復効果があります(…と思います。過去の経験からも、今日の体験からも)。
この日は神経を使う仕事があって、仕事が終わったときは少々疲弊感があったので、どうしようかと迷ったのですが、終演後は疲れも吹き飛んで、足取りも軽く、すこぶる体調が良い。
それとも興奮して麻痺しているのでしょうか?
結果は翌日の朝、起床時に判明するでしょう。

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