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2011年12月 2日 (金)

アルミンク/新日本フィル(2011/12/2)

2011年12月2日(金)19:15
すみだトリフォニーホール

指揮:クリスティアン・アルミンク
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第486回定期演奏会)

シューベルト:交響曲第3番
フランツ・シュミット:交響曲第2番

シューベルトはピリオド奏法ではなかったと思いますが、バロックティンパニ(たぶん。ピカピカの、真っ白だったですけど)が入ると音にメリハリが出て心地良い。
アルミンクさんらしい、スッキリとした透明感のある音作りですが、終盤の追い込みは結構激しかったかもしれません。
この曲での木管楽器の美しさは特筆もの。
中間楽章では、弦楽合奏に乗ってまるで協奏交響曲のように活躍して吹きますが、音は完全に溶け合っていて突出せず、やっぱり交響曲。
クラリネットを始め、弦の上に木管がふわっと乗っかってくるときの美しさの魅惑的なこと!

後半のフランツ・シュミットの交響曲第2番では編成が大きくなり、旋律のからまりもハーモニーも、私の理解度を超える複雑な様相。
それでも後期ロマン派の枠内らしく、表層を聴いている限りは耳に優しい。
もしかしたら、他の作曲家(R.シュトラウスとか???)の亜流の側面もあるのかもしれませんが、それなりに個性もあるような???
この先、マーラーのように人気が出るかどうかはともかく(出ないような気がしますが)、かなり気合いの入ったアルミンクさんの指揮。
オケのメンバーも比較的珍しい曲に対して、十分すぎるくらいの献身的な演奏。

私は金曜日のトリフォニー定期はあまり聴かないのですが、お客さんの数は結構少なかったような…。
金曜日はいつもこの程度なのでしょうか?
それとも曲目のせい?

それでも、終演後はブラボーも飛び交い、客席のウケはかなり良かったと思います。
割りと盛大…いや、壮大に終わる曲ですが(このテンションでまだ続くの?…と、しつこく感じたくらい)、指揮者が脱力するまで静寂が保たれました。
前半のシューベルトも然り。
本当に好きな人たちだけが聴きに来たような、後味の良い演奏会でした。

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