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2011年12月20日 (火)

インバル/都響(2011/12/20)

2011年12月20日(火)19:00
サントリーホール

指揮:エリアフ・インバル
東京都交響楽団

(第727回定期演奏会Bシリーズ)
ヴァイオリン:ジュリアン・ラクリン

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
        ~サラバンド
(アンコール)
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」

いやはや、驚いた、凄かった、圧倒された…って、語彙不足です。
強奏の持続と打楽器の炸裂はもちろん、弱音部の、地の底から響いてくるような重低音の不気味さ。
指揮するインバルさんは力んでいないように見えましたが、聴き手の私は肩に力が入りっぱなしでした。

いろいろあってA定期と都響スペシャルを聴けなかったので、この日は是非とも聴きたかった演奏会。
しかし、週末は疲労も溜まっていて、一時は自粛しようか…と思いました。
幸い、この日になって体調はかなり回復しましたが、翌日以降の仕事を考えれば、本来なら自重すべきところ。
悩んだ末の解決策は、終演後、タクシーで東京駅へ。^^;
それはともかく、…。

後半の交響曲第12番「1917年」では、ハリウッド映画の大映像+大音響+サラウンド顔負けの効果を、音だけで体現したような壮絶な音響。
この凄い音をインバルは平穏な表情でひょいひょいと振っていましたが、さすがに最後の方は鬼のような形相で唸り声も。
マイクがたくさんありましたので、おそらくCD化を前提とした録音がされていたものと思います。
インバルさんと都響は、来シーズン、マーラー・ツィクルスですが、ショスタコーヴィチ・ツィクルスも同時にお願いしたいくらいの圧倒的な演奏でした。

前半のジュリアン・ラクリンさん独奏によるショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番は、個人的には「ヒラリー・ハーン基準」でやや緩め、少し粘り気があり、もう少し歯切れの良さが欲しい気もしましたが、アンコールのバッハの無伴奏でも同様に感じましたので、こういうスタイルなのでしょうね。
私個人は少し冷めていましたが、会場は大喝采でした。
インバルさんは、協奏曲なのに最初の答礼からオケを立たせていましたので、おそらく会心の出来だったものと思います。

20111220

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