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2011年12月 9日 (金)

山崎伸子(Vc)&小菅優(P)(2011/12/9)

2011年12月9日(金)19:00
津田ホール

チェロ:山崎伸子
ピアノ:小菅優

(チェロソナタ・シリーズ(全10回)=第5回
山崎伸子 チェロ リサイタル with 小菅優)

シューマン:アダージョとアレグロOp.70
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
レーガー:無伴奏チェロ組曲第2番
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番
メンデルスゾーン:無言歌
(Op.109?)(アンコール)
シューマンの作品(夕べの歌Op.85-12?)(アンコール)

どなたにでも「理屈抜きに、とにかく好き」という演奏家がいらっしゃるのではないでしょうか?
私にとっては、山崎伸子さんも、小菅優さんも、そういう存在です。
このお2人が共演するとなれば、スケジュールがタイトであろうとも、聴きに行かないわけにはいきません。

津田ホールは初めて行きました。
この山崎伸子さんのシリーズ、1年に1回、全10回の第5回。
毎年「聴きたい!」と思いながら都合がつかず、今回が初鑑賞です。
幸いライヴCDが発売されており、録音は聴いていました。
(「CDお買い上げの方に、終演後サイン会がありまーす」と言われても、売っている山崎伸子さんのCDは全部持っているんですよね…。)

特にメンデルスゾーンのチェロ・ソナタにおいて、小菅優さんを招いたのは、大正解だったと思います。
まさに水を得た魚のようなピアノ。
伴奏などではなく、ピアノ協奏曲のソリストのように(山崎さんがオーケストラ側?)、曲への思いが伝わってくる弾きっぷり。
特に第4楽章の集結部は「競争」曲。

山崎伸子さんは、音の美しさは昔からのものですが、近年は若手だった頃に比べて音に(良い意味で)貫禄が付いて、お嬢さんから立派なおばさまへと年輪を重ねています。
(眼鏡をかけていらしたのは意外。初めて拝見しました。)
そこに若手の部類に入る小菅さんが容赦なく挑み、それを懐の深さでしっかりと受け止めている。

でも、ベートーヴェンの演奏では、妄想の世界ですが、昔の、あの、若手だった頃の山崎伸子さんと、今、まさに若手伸び盛りの小菅優さんが共演したらどうなるだろう?…と、余計なことを思ってしまいました。
いや、決して、今日の演奏に不満があったわけではなく…。
“あの頃”のお相手は、同様に当時若手だった小山実稚恵さんや、仲道郁代さんとの組み合わせもありました。

私は、学生時代から社会人初期にかけて、当時まだ若手の部類だった山崎伸子さんの演奏会に、追っかけのように通った時期もありました。
その後、忙しくなったてからも、カザルスホールの全盛期はずいぶん御茶ノ水にも通ったものです。
最近はさすがに追っかけは出来ませんが、今でも、一番気になるチェリストであることに変わりはありません。

来年は、2011年11月16日(金)に清水和音さんとの共演とのことです。

アンコール曲、終演後のロビーでチェックし忘れました。
あっていますかね?

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コメント

アンコール、あってますよ~!
思い切って聴きに行って大正解でした。山崎さんのチェロはもちろん、小菅さんのピアノも本当に素敵でしたね。

「大大先輩」の山崎さんが相手だというのに、小菅さんのなんてまあ伸びやかなピアノ。その小菅さんのピアノをなんだか楽しむようにチェロを演奏する山崎さん。そこにいるだけでも幸せなひとときでした。

投稿: oyamanoneko | 2011年12月12日 (月) 15時43分

御教示ありがとうございます!
特にあのメンデルスゾーン、本当に良かったと思います。これまでのシリーズ同様、CD化されることを心待ちにしたいと思います。

投稿: 稲毛海岸 | 2011年12月13日 (火) 06時58分

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