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2012年1月18日 (水)

飯守泰次郎/東京シティ・フィル(2012/1/18)

2012年1月18日(水)19:00
東京オペラシティコンサートホール

指揮:飯守泰次郎
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

(第255回定期演奏会
チャイコフスキー交響曲全曲シリーズ第3回)

チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

「冬の日の幻想」の第3楽章が終わった時「ああ、もう第4楽章か…」ともったいなく感じました。
それくらい素晴らしく、快感に浸っていました。。
細かい技術的なことや、微弱音の音色などを言えばきりがありませんが、そんなことをほじくるよりも、素直に楽しむのが勝ち。
西欧風の品のある演奏とは対極にあるような、土俗的な、のたうちまわるような豪快な演奏。
比較対象は書きませんが、飯守泰次郎さんが指揮者として積み重ねたキャリアは、やはりハンパなものではありません。
腕をちょっとひねればオケがうねり、力まなくても視線を送れば強い音が出て、ここぞと力を入れれば轟音(豪音)がオペラシティの空間に轟く。

「悲愴」では「冬の日の幻想」ではあまり感じなかった機能的な綻びが散見された感もありますが、曲の構造を考えれば仕方ないと言うべきでしょうか。
それよりも、縮こまらずに目一杯に弾き、吹き、叩いてくれた熱演であったことの方が、はるかに嬉しい。
特に弦楽器の皆さんは、最後の方は息切れ寸前の呼吸で身体を揺らしての大熱演。

木管ではクラリネットが秀逸!
女性の奏者の方、メンバー表に記載のない方のようようでしが素晴らしかった!
オーボエの鷹栖さんの、特に「冬の日の幻想」の第2楽章のソロも素晴らしかった!

それにしても…。

盛大なブラボーの嵐を聞いて、やっぱり東京シティ・フィル定期は(会員か一回券かは別として)飯守泰次郎さんのファンが多いんだよな~と…。
わかりきった自明のことを、任期の最終局面でも改めて実感…。
私も、その末席に連なる一人なのですが…。
任期中に振る定期演奏会の残りは、3月の1回だけとなりました。
楽しみですけど、一抹の寂しさを感じます。

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