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2012年1月 9日 (月)

下野竜也/読響(2012/1/9)

2012年1月 9日(月・祝)14:00
会場:横浜みなとみらいホール

指揮:下野竜也
読売日本交響楽団

(第53回みなとみらいホリデー名曲シリーズ)

《下野竜也・ドヴォルザーク交響曲シリーズVII》
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第1集作品46~第1番
ドヴォルザーク:交響曲第3番
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第2集作品72~第7番
(アンコール)

下野さんのドヴォルザーク交響曲シリーズもⅦ(7)回目。
しかし私はほとんど聴いていなくて、たぶん今回が初めてです。
「新世界」だけは夏の三大交響曲で聴いたことがありますが…。

ドヴォルザークの交響曲第3番は、私はケルテスのCDぐらいしか聴いたことがないので断言は出来ませんが、下野さんと読響の、献身的な、作品への愛情と共感に満ちた演奏ではなかったでしょうか。
特に弦楽器のみずみずしい響き。
突っついたらプルルン…となりそうな弾力性。
こうして聴いてみると、マイナーな作曲家の代表作よりも、メジャーな作曲家のマイナーな作品の方が満足度が高いような気がしてきます。
比べてはいけないかもしれませんが、昨年2月の定期演奏会のオール・シュポア・プログラムを思い出してしまいました。

3番ですらそうなのですから、ましてや「新世界」ともなれば…。

休憩後の「新世界」は下野さんのパワー全開の豪演。
もちろん細部を疎かにしているわけではありません。
読響もさすがに3番とは演奏経験が格段に違うでしょうから、そして手慣れてはいるけれど主催公演だけあって手抜きはなく、100%完璧ではなかったかもしれませんが十分に満足すべき出来。
安心して聴ける演奏でありながら、高揚感に導いてくれる正攻法の演奏だったと思います。

下野さんの新年の挨拶の口上の後に演奏されたアンコールのスラブ舞曲と、演奏会冒頭に演奏されたスラブ舞曲でサンドイッチにされた交響曲2曲。
前述のように、“メジャーな作曲家のマイナーな作品”と“メジャーな作曲家の超メジャーな作品”でした。

20120109

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